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ロードスター放出の理由。それは、いろいろあって一言では表せませんが、一番の理由は、ロードスターが想定している、またはロードスターの魅力を活かせる場面と、ワタシの普段の使用状況が全く合ってないということに気づいてしまったから。そして、かりにも今の職場に属しているからには、いつ壊れるか分からないロードスターをいつまでも抱えてるワケには行かない。この2つが大きなものとして挙げられます。

おそらく、ロードスターを所有している方の大部分が、他にもう1台以上家にクルマがある…と思います。自身のクルマはロードスターだけだったりしても配偶者，子供さん，或いはご両親のクルマがあるというのも含めると。
かりにロードスターだけだったりしても、それは通勤や近所の買い物には使わない（普段の通勤は電車等の公共交通機関）、ロードスターは完全に休日の趣味車としてのみの使用という人も多いですよね。
ワタシはそのいずれにも当てはまりません。片道20kmの通勤で平日は毎日使用しますし、買い物もドライブも長距離遠征も全て一台で対応。同居している家族もいないため、万が一のことがあっても誰も助けてはくれません。
「職住近接」を拒否して敢えて遠いところに住まいを構えてるからには、「クルマがトラブったから遅刻，または休みます」という言い訳は決して通用しません。ワタシが管理職ならそんな輩は理由の如何を問わず「明日からもう来なくていい」と言うでしょう（厳しすぎ？え？そんなことないよね？）。
※事故に巻き込まれた、とかは別ね！

そんな中で起こしたラジエター故障とクラッチ故障。いずれもGW休み中に発生し、修理もしたものの、「このままではヤバイ」と感じ始めたのが一昨年のこと。
それでも2019年の30周年イベント@三次…までは頑張って維持しようという気はあったのですが、去年9月の三次試験場50周年イベントに行けなかったこと。これが大きくモチベーションを下げるきっかけになりました。この調子だと2019年も行けそうもない…(~_~;) と。

いつどこで何が壊れるか（=大きな修理代が不意にかかるか）分からない、そしてその代替手段もない状況は、いやしくも今の職場に属しているからには許されるものではない。これがロードスター放出の最大の理由です。
※上記のことを誰かに指摘されたとか、そういうことはないです。念の為。
なので次のクルマも新車かそれに近い状態のクルマしか考えず。で、以前から欲しかったディーゼル車ということでデミオ…という次第です。

それにロードスターって、やっぱりクネクネ道やサーキット（それも鈴鹿や富士クラスのような大きなところではなく、筑波クラス以下の小さいところ）でこそ真価を発揮するものですよね。街乗りや高速道路は、どちらかというとニガテな部類に入ると思います。ギヤもクロスしてるし高めだし（100km/hで3000回転超）。最近では酷暑も相まって、通勤だけでヘトヘトになってしまうこともしばしばありました( ´△｀)。
たまの楽しみでクネクネ道へ…といっても、そのクネクネ道へ行くために片道小一時間混雑する道をくぐり抜けて…なーんてことになると、いくら「名車」とはいえ、一体何のために十数年落ち，20万kmオーバーのロードスターを意地になって抱えてるのか、分からなくなってしまうワケです(@_@)。サーキット遊びは怖いのでワタシはしないし。

そういった（ロードスターを手に入れた時から比べての）情勢の変化と、ロードスターそのものとの「価値観の相違」が積み重なって、今回の放出に至ったと、まあそういう次第です。長文失礼致しました。