タイミングベルト交換 その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
「その1」からの続きです。
新しいベルトはContinental製です。記載の適用車種に205が見当たりませんが、代わりに「BX19」とあるのできっと大丈夫でしょう。ベルトの歯数は114です。
2
古いベルトのマークを新しいベルトに写し取り、これを利用して各ギア(スプロケ)の刻印にあわせてベルトを装着します。画像はクランク側です。
ちなみに純正採用のDAYCO製ベルトには最初からマークが入っているので、マーキングに関する一連の作業が(一応)不要になります。
3
新品のテンショナーを取り付け(仮組み)します。ボルトは純正品(6923.78)を注文しました。
付いていたものとは違い、13ミリ頭に変更されています。テンショナーのボルトを外すのに大騒ぎしたのは、どうやら私だけではないようです。
4
クランクプーリーとボルトを取り付け(仮組み)、クランクを回してバルブタイミングを確認します。当然ですが、クランク2回転でカム1回転です。プラグを外せば空気を圧縮しなくなるので回すのが楽になります。なるべくベルトがなじむ(真っ直ぐに掛かる)ように、意識して何度も回しました。
適当な画像が無くてスイマセン。
5
バルタイが正常であれば、テンショナーの本組みを行います。最重要課題である「適切なベルトの張り具合」をどうやって得るかが問題です。
ヘインズ(旧版)には「テンショナーを反時計回りに手で可能な限り持ち上げろ」と書いてあります(たぶん)。「もしあるなら専用工具で数値を見ろ」とも書いてあります(たぶん)。どっちも参考になりません。だからといって、先ほど確かめた「緩い」状態が正しいとも思えません。
6
まったく何の根拠も無いですが、TUエンジンのやり方で組むことにしました。詳しくは書きませんが、ヘインズの何処かに載ってます。左の画像にも「ちら」とやり方が写っています。あくまで自己責任で参考にしてください。間違った手法である可能性は大きいです。
テンションが決まったら、ボルトを指定トルクで締め付けます。
7
樹脂製のベルトカバーを取り付け、クランクプーリーや各ベルトを取り付け、その他も元に戻してベルト交換はおしまいです。
と言いたいところですが、たくさん部品を外しているので終わりたくとも終われません。このまま他の整備も追加でやることになりそうです。本当にベルト交換が成功したかの確認は、追加整備終了後、エンジンが掛かるまでお預けです。
8
今回はウォーターポンプも交換しました。記事が長くなりすぎるので、別の機会に紹介します。せっかくですから、クランクシール(フロント)の状態も確認しておきます。画像中央の茶色いシールです。問題なしです。
以上で、タイベル交換編は終了します。ブログに書くよりずいぶん楽ですけど、こんなに大雑把じゃ参考にならんよね。
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