今日は以前より予定していた、ブレーキロータ、パッド、そして前後スタビブッシュの交換を実施しました。
場所が場所なだけに一人では不安。
ということで今回は青森の小学時代の同級生でもありみん友さんでもあり、優秀なプロの整備士でもある
しんぼう8さんに先生役をお願いしました。
プロの方にお願いするには、もしかしたら失礼なお願いだったのかもしれませんが、ご快諾いただき大変感謝です。
大宮駅までしんぼうさんを迎えに行き、狭山市のレンタルガレージ
「マイピット」さんへ向かいます。
手続きを済ませ。早速車をリフトへ。
多少浮き足立ちながら、必要なパーツ、工具、ケミカル類を用意します。
備忘録替わりに簡単に手順を箇条書き
(注意事項は※で補足)
(注意!この書き込みを元にブレーキ交換を実施し、何か不具合が発生しても責任負いかねます)
先ずはブレーキロータ、パッド交換から。
・リフトのアームが車のジャッキポイントへ当たるように調整
・タイヤを付けたまま、タイヤが軽く浮く位リフトを上げる
・車を揺すり、車がしっかりとリフトに乗っていることを確認
・事前に用意していた注射器を使いブレーキフルード(※1)を抜き、用意しておいたペットボトル(※2)へフルードを保管
・各輪のホイールナットを軽く緩め、リフトアップしタイヤを外す
・フロントブレーキホースをショックアブソーバのブラケットから外しておく
・キャリーパー、パッド、キャリパーサポート、ロータを外す
※1 パッドが減った分、キャリパーピストンを戻した際、フルードが溢れることがあります
※2 洗浄、乾燥したものを用意。水が混じるとそのフルードは使えなくなります
フロントのキャリパーサポートを止めているボルトには簡単に工具がアクセスできますが、リヤはマルチリンクサスのアームが邪魔でなかなかボルトにアクセスできません
キャリパーサポートはかなりのトルクで締まってます
バッティング練習ではありません。
ロータが固着してなかなか外れません。
ロータにある穴にM8ボルトを入れ、締め上げて行く方法もありますが、ハンマーでガンガン叩いた方が良いです。
(左前の旧ロータからボルトが抜けなくなりました)
・キャリパーピストン、ブーツの状態確認
・スライドピンを抜きピン、ブーツ内の傷やグリス状態を確認
・スライドピンの動作を確認
・パッドの準備。鳴き止めグリスをパッドの裏側、シムプレート(これは元々ついていたものを再利用)に塗る
・ロータ、キャリパーサポート、パッド、キャリパーを組上げる
キャリパーは、ブレーキホースに負担をかけないように紐か針金で吊っておく
先週下回り防錆したばかりなので、ショックがテカってます
サスペンションアームが邪魔してリヤキャリパーサポートを留めるボルトを入れるのに一苦労です
正に手さぐり状態
キャリパーを装着しますが、先にキャリパーサポートに仮設置してから、固定ボルトを入れるとやり易いです
一通り組み上げたら、しんぼうさんに締め付け確認してもらい、取り付け完了。
サイドブレーキのドラムの調整も併せて実施してくれました。感謝です。
その後、ブレーキフルードタンクにてフルードの量を確認し、ペットボトル等に保管していたフルードを適正量補充する
最後に、ブレーキペダルを数回踏む。最初はスコーンと床まで踏めてしまいます。
しっかり反発を感じるまで踏む。
淀みなく作業が終わったように書いていますが、ボルトが固かったり、上記に書いた通り、ツールアクセスが困難な箇所があったりと苦労もありました。
そんな中、しんぼうさんの痒いところに手の届くサポートのお陰で無事ブレーキ交換が終了。
この日はブレーキ交換の他に、前後のスタビブッシュの交換も実施しました。(純正→純正)
以前、タイヤを外した際にフロント側のブッシュが潰れかけているのを発見したので、この機会に交換です。
写真を撮り忘れましたが、フロントブッシュは形状が変わっています。
恐らく何かの対策品かもとのこと。
パイプを通す部分をグリスアップし装着。
フロントはアンダーカバーを外す必要があります。
で、ここで一つミスが。
右リヤのスタビブッシュの留め金具を装着するためにボルトを回したところ、あるところから急に軽く回るように。
ブッシュと金具が馴染んだのかと思ったら、どうやらナット内側のねじ山を潰した模様。

写真の赤枠で囲ったところがナットですが、サブフレームに溶接されています。
やっちまいましたが、しんぼうさんよりM8ナット、ワッシャをボルトの余長部分に付ければ大丈夫とのアドバイスをいただきました。
帰り道にシマホに寄りナット、ワッシャを購入し、近所のコイン洗車場の拭き取り場を借りて早速装着。
(家の駐車場でやると暗いので)
完成版は写真の通りです。
ナット、ワッシャのバラ売りが無く、それぞれ10個セットでした(うちの近くのシマホではバラ売りしているんですが)
せっかくなので、後日、補強のため(?)左リヤにも着けてみようかと思ってます。
最後の最後に、全体的にオイル漏れ等が無いか点検し、ドライブシャフトブーツ等にラバープロテクタントを塗付しておきました。
今回の作業。
外す部品自体は多くは無いですがとても重要な部分。
DIYで実施するには躊躇してしまう部分でもありますし、安易に手を出す部分ではないのかもしれませんが、しんぼうさんのアドバイスのお陰で安全に確実に作業を終えることができました。
感謝です。
今回の作業で車への愛着が更に増したのは、大きな収穫です。
Posted at 2013/12/24 22:33:30 | |
トラックバック(0) | クルマ