いよいよ、今日は待ちに待ったスカイアクティブディーゼル1日体験試乗。
今回は先日つくばサーキットに一緒に行った娘に加え、あまり車に興味の無い(と言ってもMT乗りですが)妻も一緒です。
先週確認した天気予報では、曇りのち雨のあまり良い予報ではありませんでしたが、日に日に予報が良くなり、絶好のドライブ日和となりました。
10時のお店のオープンにあわせ、予約していた近所のマツダディーラへ。
今回試乗したのはXDの2WD車。
タイヤサイズはLパッケージの19インチではなく225-65-17でした。
本日のコースは以下の通り
新青梅街道→青梅街道→吉野街道→青梅街道→奥多摩湖→奥多摩周遊道路→檜原街道→秋川街道→青梅街道→新青梅街道、とまあ定番のコースです。
本当は中央道を上野原まで行こうと思いましたが、街中は結構な渋滞。
17時半までに車を返さないといけないので上記のコースとなりました。
車の感想ですが、ディーゼルエンジンとCX-5の感想は別々に書こうかと思います。
先ずはディーゼルエンジンの印象。
(街中)
のっけから渋滞にはまり、なんやかんや16号線にぶつかるまではトロトロ運転だったかな?
そこはやはりディーゼル。低速からのトルクが厚いのでアイドル+αで十分走れます。
ちょっと加速したい時もそれ程踏み込む必要なく"オートマにしては"(ここ重要)スムーズに走れます。
オートマも発進以外はシフトショックも無くダイレクト感があって(ロックアップの領域が広いのでしょうか)快適に走れました。
ただ、発進時は本当に若干なのですが、トルコンの滑りが気になりました。
この点は普段マニュアル車に乗っていると逃れられない感覚なのかも知れません。
(山道)
今日の奥多摩はそれ程混雑したわけではありませんが、やはり日曜日。
車もそこそこ居ますし、自転車も結構多く走っていたりと所々で登り坂トロトロ運転の車列となります。
このような場面はディーゼルエンジンの力を発揮する場面の一つではないでしょうか?
あえてマニュアルモードで走りましたが、例えば4速で走っていて前が詰まり減速した際、通常であれば1速落とすような場面でもそのまま4速のまま余裕で走れる。
あまり無理なことをさせるとマニュアルモードであってもシフトダウンしてしまいますが、マニュアルミッションであればかなり粘れるのでは無いでしょうか。
先々週のつくばサーキットの試乗でも、1速間違えた場面がありましたが、問題なく加速できました。
(あくまでも粘れるというだけで、素直にシフトダウンしたほうがよりよいでしょう)
道が空き、多少踏める場面になると、今までのディーゼルエンジンのイメージを覆すような走りをします。
1800回転くらいから、ターボがグワっと掛かる場面はちょっと懐かしい感覚ですが、ガソリンエンジンのように高回転で引っ張るというより、やはりここもトルクで下から押し出す感じです。
回転数で引っ張るタイプではないので、加速させたい場面でも、アクセルはあくまでも「ジワっと」開ける方がスムーズに走れます。
あまり一気にアクセルを開けると、ガソリン車のような回転の伸びがないので気持ちだけ先走り、身体が置いていかれる感覚となります。
個人的には高回転で引っ張る走りの方が好みですが、どちらが良い、悪いではなく、それぞれの特性ということですね。
雪の山道では恐らくディーゼルの方が走りやすいと思います。
次に肝心な燃費ですが、137km走り、燃料の消費量は10.3Lでした。
1リットルあたり13.3km走ったことになります。
カタログ値は18.6km/Lですが、往路の半分以上は渋滞にはまり、山道では少々元気に走ったことを考慮すればなかなかの値ではないでしょうか?
ちなみに私の乗っているレガシィ(2リッターターボ、5MT)で同じ条件で走ると、今までの経験から燃費は10km/L位になるでしょう。
数値でこそそれ程大差があるわけではありませんが、ハイオクと軽油の価格差が30円/L位あることから(同じスタンドでハイオクがいくらだったか確認忘れましたが)、この1日のドライブだけでも
レガシィターボ :13.7L×164円=約2,247円
CX-5ディーゼル:10.3L×134円=約1,380円
で差額は867円となります。
この差額は無視できませんね!
i-DMの今回のスコア4.6ってのは良いのか悪いのかよくわからない。
でもアベレージが3.0だから良い方なのかな?
それでは、自分の車の2リッターターボとどちらが良いか?
単純にどちらが楽しいか?と言ったら個人的な好みとしては2リッターターボです。
MTとATの違いと言うのもありますが、アクセルに対する付きというか、レスポンスは自分の車の方が速く、低速から高回転まで軽快に使えるので楽しさでは負ける所は無いかな?
ただ、経済性とパフォーマンスの両立という意味でもマツダのディーゼルエンジンは魅力的です。
これが、アクセラやアテンザにある6MTとの組み合わせであれば更に積極的な選択肢になることは間違えありません。
結局はエンジンというより、オートマということが楽しさを半減させている印象が否めません。
そう言った意味でも、先日発表されたこちらはとても気になりますね。
こちらは6MTも選べます。
最近、父親がスカイラインから今売れているエコなコンパクトカーに乗り換えましたが(まだ納車されていませんが)、本音を言うとこちらを選択して欲しかったです。
エンジン単体の感想は以上ですが、CX-5の感想はまた日を改めてまとめてみたいと思います。
追記
改めて車体について纏めようと思いましたが、あまりポジティブな事が書けそうに無かったのでやめておきます。
アテンザ、アクセラは素晴らしい車でしたが、CX-5は・・・・個人的には選ばないかな?
SUV買うなら、自分ならフォレスター択一かな?(あくまでもレガシィからの乗り換えとして検討した場合なので、あしからず)