
6月に車検を迎え、
(2024年のことです)
あれやこれや前準備しながらふと気づいてしまったのです。
ボンネットの裏、結構汚れているな…
幸いにもお嬢のボンネットは簡単に取り外せる今は亡き友人の作
裏返してカーシャンプー
台所洗剤の方が油汚れには効きそうだけど、車用には防錆効果もあると聞くし
ってコレ、アルミだったね。
装着して10数年、ここは洗ったコトなかったなぁ
ところどころ焼き付いてしまったのか、
洗っても落ちない黒ずみは残ってしまいましたが
裏なんだからこんなもんで良しとしてエアブローして拭き上げ、
気休め程度にフクピカ
考えてみたら
普通パネル裏っていったらサービス塗装みたいなもんで、ざっと吹いてありそうなもののはずが、表と変わらないクオリティ
コレ塗ったの〇城さん(友人の所にいた塗装職人)だよなぁ
本当にイイ色と艶を出してくれる
友人が叩いて〇城さんが塗る いいコンビだったのに
もうお嬢を構ってくれないのは悲しいな
今頃はあちらで、
やっと再会できた奥さんと仲良く2人で
好きなType2バスのレストアでもしてるんだろうか
2024年度というのは
仕事面においては人手不足による過重労働、
家庭面では長女の受験がありまして、
そのサポートにも時間を割いたものですからあまりお嬢との時間はなく
記録を見ても8月の盆休み期間の1日に
毎年恒例
一番クソ暑い時期に車両チェックと称してのガマン大会
紅葉ロードをからめて南房総は千倉の方までソロツーした以外にはこれといった活動はなく
夏空だなあ
かなり間隔をあけて10月
そろそろタンクの中でガソリン腐るぞってので
辰巳から大黒へ
偶々ケータハムの友人と合流、
方面が同じなので帰路はランデブー
お嬢もトップスピードを捨ててかなり加速重視の方向に振ったはずなんですが、
案の定コレにはおいていかれました…
お嬢にも、彼のと同じクワイフの6速シーケンシャルがあればなぁ
あればきっと戦闘力UP&更に楽しい車になる事まちがいなしですが、
そうおいそれと手を出せるお値段ではナイ…
10月の事前申込制になってしまった女神湖は
エントリーしようとした時には既に枠が埋まってしまっていたので諦め、
代わりに11月初旬に群馬大学桐生キャンパスにて開催される
クラッシックカーフェスティバルIN桐生にダメもとで応募してみたところ受理してもらえましたので初の参加、
遅れ馳せながら昨年あたりから開始した車育も兼ねて下の子も同行させます。
ジュリエッタシリーズも含めてアルファも結構な台数♪
運営もされている方が持ち込んだ綺麗な750スプリント
bisciaさんのスパイダーもそうでしたが、ホントに良い色ですよね。
ジュリエッタスプリントには
コンストラクターであるアルファロメオの他に、
カロッツェリアであるベルトーネの物との2つの車体刻印がありますが、
AR1493で始まるアルファロメオの番号から1956年製のノルマーレとわかるこの個体には
1959年と750系としては最後期にあたるウチのお嬢とはいくつかの差異が見受けられて面白い‼
その中でも特に参考になったのがバルクヘッドの上部
通称、棚と呼ばれている部分
101系ではなくなってしまうこの棚部分の形状がお嬢の物とでは異なるのです。
最たるものではレインガーターの有無、
それにボンネットのキャッチも、
それ自体は共通でも台座の形状が違います。
ライトリムはストレートタイプでした
750系の遍歴を知る良い機会に恵まれ、これだけでも行く価値があったってものです♪
魅力的な働く車の展示が多かったのも印象的でした。
個人的に惹かれたのがブルーバードのこの並び
グッとモダナイズされた510に対して、
クラシカルな佇まいな410のデザインの秀逸なこと‼
このイベントで一番ささった1台でした。
閉会後は指定された商店街を通って退場するのですが、
沿道に数kmにもわたって見物の地元の方々が並んで、旗や手を振って見送ってくれたのが心地よく、
リピーターが多いというのもわかる気がします。
11月にはこの他にも
地元千葉マツダの CMG Love Brand Festaに
気分転換に私も行きたいと受験を控えた娘も言うので、姉弟2人揃っての同行となりました。
MAZDAのイベントですし、なにより2人乗せなければなりませんから
お嬢にはお休みいただいてCX-3でのお出かけ。
お目当ては
MAZDAの至宝 787B
さすがにコレは展示だけでしたが、
GARAGE STAR FIELDさんが持ち込んだ767Bはエンジン始動のデモンストレーションもしてくれました。
維持していく上でのあれやこれやなどお話しいただき
ご厚意で子供達は記念撮影もさせていただきました。
体験型のイベントにも参加したりして、
2人とも結構楽しめたようでしたよ。
その後2024年度中は
一度だけ大黒を覗いただけで年が明け、
新年は混雑する3日を嫌って2日に走り初め
白のシャレード・デトマソとは珍しいねって若いオーナーと話し込みましたが
この車もまたAUTO MESSE WEBで取り上げられていました。
2月にはクラブチームの南房総ツーリングに飛び入り参加
3月にはさくらモーニングクルーズにも初めて行ってみました。
4月には下の子に
車好きな同級生と一緒に大黒に行ってみたいから連れてってとねだられる。
ウチのお嬢は2人乗りだけどと返したら、その子も親に乗せてってもらうのだと言う
親御さんもご苦労なコトだ…
GWのはしりとあって、彼らの期待する最新のフェラーリやランボルギーニとかは少ないかもしれないとの不安も杞憂に終わり
偶然居合わせたofcさんのカリフォルニアTの他にはローマ
なんちゃら言う新しいランボルギーニや(ディアブロくらいまでしか分からないのよ…)
GT3RSといったポルシェのシートにも座らせてもらったと2人して喜んでいる。
モントリオールはライトパフォーマンスを披露してくれたし、
F40はリトラを上げたところを見てみたいという子供達のリクエストに快く応じてくれました。
若者の車離れが進む昨今、
皆、車好きな子供には優しいのだ。
長居した大黒を後にして、地元のコメダで遅い昼飯を済ませた頃にはもう日が暮れかけていました。
ご飯食べた後に、2人共よくフルサイズのシロノワール食べられるな…
店を出て駐車場に戻ると、どうやら同級生の友人がお嬢に乗りたいらしい
行き帰りと先行したこんな古い車が快走するのを見て、興味がわいたとの事。
旧車に興味を持ってもらえるのは歓迎すべきなのだが、
実はこの時お嬢はちょっとしたトラブルを抱えていたのです。
それはスロットルの引っかかり
スロットルオフからほんの少し開けた所で踏みごたえに違和感があり、そこで離しても
戻りにワンテンポの遅れがあったり戻ってこない時もある。
ブリッピングをくれてやればリターンスプリングの力で戻せるし、つま先でペダルを引き上げてもいい
けれど何とも走らせづらい
そんな状況なのを説明して、それでも乗ってみたいの? そうなんだ。
親御さんもOK? 本当に?
車は説明した通り完調とはいえず、ドライバーは見ての通りのカタワ者だよ
不安じゃないの?
どうやら平気そうなので時間にして10分ほど、多少は踏める道を選んで近所を一回り。
う~ん やっぱり引っかかりが多発して走りづらい…
で、ご感想は?
息子から聞いたところによると
よくこんな轟音と振動の中で寝られるねって言われたので、
(この子はイベントの行き帰りの道中はたいがい熟睡しています)
慣れれば平気だヨって答えといたそうです。
また今度完調の時に乗せてほしいとも言ってたよ
ですって。
ところで件の引っかかりの原因ですが、
スロットルの開き始めってところにちょっと思い当たるふしがあったのでボンネットを開けてみます。
それがココ、
ハンドスロットルのワイヤー
これは処置をした後ですが、
症状が発生していた当時、ワイヤーはカシメがスロットルリンケージを引っ張らないギリギリにまで縮められておりました、
そしてカシメの手前のワイヤーにはクセがついています
コレが踏みはじめに引っかかりを生じさせているのでは?
ならばとクセの部分を避けるべくワイヤーを伸ばしてみたところ、コメダから帰宅するまでの間、一度も再発する事はありませんでした。
とりあえずグリスを塗っておきましたが、
暇をみてカシメを外し、クセを直しておかなければなりませんね。
5月 GW最終日にはこれまた初参加となるサクラ・オートヒストリーフォーラムなるイベントに
息子はその日塾のテストがあるという事で、
かねてより旧車系のイベントに連れていってほしいとリクエストされていた知人を隣に乗せてあまり土地勘のない北総方面へとお嬢を走らせたのでした。
イタジョブ前週に準備もしないでなに悠長にイベント行ってるんだと呆れられるでしょうが、
このイベントも桐生のと同様、警察署協力のもと開催される正統派のモノですから
そもそも書類選考の段階でハネられるだろうと思ったんですよ。
実際受理書もなかなか届きませんでしたし。
予報では雨、
それもかなりの本降りときましたか…
御多分に漏れずお嬢も雨漏りはしますが、それほど酷くはないのと内装レスなので拭いたり乾かしたりするのは簡単、
内窓が曇って見づらくなるのが困りものですが、デフロスターを復活させたのでフロントガラスの視界は確保できますし、プラグの番手を落としておけばグズる事もありません。
ただなぁ…
ドアパネルの中とかブレーキドラムとかまで完全に乾かすとなると、結構な時間走り回らなきゃならないんだよね。
降雨を理由に出場回避も頭をよぎりましたが
どういう訳だかパレード車両に選ばれちゃってるんですよ、
雨降りとなれば木製パネル使用の戦前車とか幌等の雨対策が一切ないバルケッタ達は出てこないでしょうし、
あまり数が揃わないのは運営上困るんだろうなぁ
いっちょ根性見せますか(笑)
当日早朝は小雨、
同行者は豪農w
朝早いのはお手の物という事で少し早く着き過ぎたので、近くの広場の樹冠の下で雨宿り
木陰からのぞき見る濡れた新緑が美しいね。
この時はまだパラパラ程度でしたけれど、会場入りする頃には予報通りの本降りに
時には雨脚が強まったりして終日降り止むことはなく、
傘を片手に足元の悪い会場を見て回りましたが
予定されていた2輪の展示はなく、4輪もところどころ歯抜けが目立つ少し寂しいものでありました。
敷地内には時期的に見頃を迎えたバラ園もあり、
天気さえ良ければきっと盛況だったんでしょうね、来年(もし出禁になっていなければ)に期待しましょう。
翌日も天候は回復せず、どうにか持ち直した木曜日の晩
仕事を早めに切り上げて乾燥の為の走行に出ます、
時刻は22:58
暖機がてら早めのシフトアップで下道を走行して、各部が暖まったのを確認出来たら京葉道路から湾岸線
進学でこの春から西東京で一人暮らしを始めた上の子の送迎で使うようになった外環を走り
美女木JCT経由で再び湾岸へ。
週末でもないこの時間は物流のトラック以外に走る車は少なく
その気になれば踏めるシチュエーションではあるのだけれど、連日の睡眠不足もあって体力エンプティ
かろうじて保てているモチベーションだけで走らせているのだから今夜は
ゆったりとただ乾燥の為だけに走ろう。
ODの5速で、3000RPM程度に抑えてのクルージング
パーシャルスロットルではキャブレターからの吸気音は控えめで、鼻歌程度のエキゾーストノートがまるでBGMのようで耳に心地よい♪
こんな夜もイイよね。
最終減速比5.125とローギアードなお嬢では
高速に乗ってもℓ10㎞走るかどうかといった燃費ですし
(それでもスペック考えたら優秀な燃費だゾとお師さんは言う)
いくら障害者割引で半額になるといってもかかる高速代も加味すれば、一晩呑みに行ったのと同じくらいの出費は懐に痛いのですが、
同伴ってコト考えたら安いもんだよなぁ
(笑)
湾岸線に出てもう1周?とも考えたのですが、
そろそろ一服つけたくなったのもあって向きを変え、大黒PAへ
日付は変わって金曜日の1:20AM
僅かに残っていた集団も帰りつつある静かなPAで、缶コーヒーと一服で眠気を払ったら陸回りで帰るとしましょう。
高速に乗ったばかりの頃にはウィンドウガラスを伝って上がってきた水も出尽くしたみたいですし、後続車がいないのを確認して何度も左足ブレーキで熱も入れた
アクアライン使わずに帰れば、もう1周しなくてもいいよね?
途中、かつてはシェルだったので頻繁に訪れていたGSにて久しぶりに給油
シェル撤退後はどこで入れても中身はいっしょなので足が遠のいていました。
時刻は2:40AM
お嬢をガレージに戻して自分は職場に戻ってひとっ風呂浴びて晩酌して…
仮眠する時間、あるかなぁ?