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フラスカのブログ一覧

2019年08月25日 イイね!

根気さえあれば誰にでも

我が家にはストックしてあるエンジンに付いているもの以外にも
何枚かカムカバーが転がっていたりします。

個人から譲ってもらったり、オクやeBey で手に入れたり入手経路は様々ですが、長年の間にいつの間にか増えていったみたいですね。



“嬢„のオリジナルエンジンはAR1315の打刻で始まる750系のもの、

とはいっても1959年の折衷期のこと、
クランクキャップ等内部パーツには101.のナンバリングがある実質101系のエンジンです。



シリンダーヘッドにも101から始まるナンバリングがありますね。

これは初期750系と違って、後の105系との互換性も細かな相違点に目を瞑ればありますから、
例えばシリンダーヘッドとの2ヵ所の固定用ボルト穴(105系有101系無)の有無はありますが、数多く残っている105のカムカバーを101に使う事も可能です。


101系
ガスケットは105用の耳を切り飛ばして使っています。


105系


その逆は···
あえてする必要は無いでしょうし···

あ!ブローバイのアウトレットがクラン
クケース後端な101のカムカバーにはブローバイの取り出し口がなく、すっきりしているのにも目を瞑れるかなぁ···






まぁ機能的には問題ナシということで(笑)



そもそも私はチューニングをする際に、クランクケースの剛性はほぼ同等であっても、フロントケースの厚みが薄く、入手が容易な105系のウォーターポンプを使う為にインペラーの逃げ加工をすると厚みがギリギリな101系エンジンをベースにする気にならず、
サクッと程度の良い105系テンサンエンジンへと積み替えてしまっていますから
(邪道と言われようが全く気にしない)
105のカムカバーが転がっていてもおかしくないんです。



頂いたのはともかく、購入する時には必ず裏返して、6ヵ所あるナットで固定する穴の付近にクラックが入っていないか確認するようにしています。



カバー回りからオイル滲みがあった場合、経年劣化でガスケットが痩せて生じているにも関わらず、
ナットをオーバートルクで締め過ぎてカバーにクラックを入れてしまう
そんな例が散見されるからです。

もっとも、多少クラックが入っていたところで、使用するのに差し支えはないのですけれどね。

カムカバーを余分に持っているのは“お着替え„用(笑)

飾っておく趣味はないのであくまで実用向け、
結晶塗装とかクロームメッキなど何パターンか用意しておいて、時々付け替えて気分転換してみるのも良いかなぁ、
なんて至って軽いノリで集めてきたのです。

ちょっと前まではお手頃な値段で出回っていましたからねぇ。



憧れますし「お前も付けるか?」
と言ってもらえましたが···
看板に偽りアリになっちゃいますから



前置きが長くなっちゃいましたが先の土曜日は、仕事ではありましたが午後からはヒマでしたので、
涼みがてら日影で井戸水を出しっぱなしにしてカムカバーの水研ぎしてました。
(仕事しろよ!!)

このカムカバーは入手当時いい加減なメッキがかけられていて、所々浮いたり剥がれたりしていたのを
知人の所でサンドブラスト借りて剥離してから、
金型のバリをマイクログラインダーで削り飛ばしておいて、#400の耐水ペーパーで荒砥ぎしたところで数年間放置してありましたが、
重い腰を上げてこの数日作業を再開しております。

#600に番手を上げてヤスリ目を少しずつ消していったのですが、
さあ、そろそろ#800に上げようかと水洗いして眺め回したところ





鋳物の“ス„や、ちょっと深めに入った傷が消しきれておらず納得いかない···

かといって余り削りすぎてしまうとその部分だけ窪んでしまい、研ぎが進んだ時に目立ってしまいます。

結局このままにしておけず、時折指先でなぞって凹凸を確認しながらひたすら研ぎまくって数時間、
この日の作業はこれしか出来なかったなぁ···





完全には消し切れないけれど、これ以上はちょっと



結晶塗装やクロームメッキと書きましたが、実は今まで一度もそれらの仕上げにした事はなく、
歴代のカムカバーは全て磨き一辺倒です。

最初の1枚は手抜きのつもりでは無かったのですが、
作業の効率化という名目でサンダーに柔らかい素材の研磨布を付けて荒砥ぎをしたところ、曲面に平坦な部分が出来てしまい···
それをどうしてもリカバリーする事が出来ず、1枚を無駄にしてしまったという苦い経験があります。

それ以降はどうしても指先が入らない所以外は全て手磨きで作業する事にしているのです。

101エンジンを搭載していた時代の初代カムカバーは、
何しろ初めての事で加減というものが分からず#1000→#1200→#1600と、
結局#2000まで磨いた上に青棒でバフ掛けまでしてしまったものですから···

単体で見ればピカピカで綺麗♪と、眺め回して独り悦に入っておりましたが、
いざエンジンを積む段になって組付けてみたところ、そこだけが浮いてしまって非常にアンバランスという残念な結果に終わったほろ苦い経験から、
(何事もやり過ぎは良くない!)
それ以降はアルミの質感を残した少しだけマットな仕上がりを心掛けております。

それにしても、
平日は月曜~土曜まで仕事、
日曜祝祭日は休みとはいっても子持ちの所帯持ち···
やらなきゃならない事は山積みだし、独り者の時みたいに風呂場に持ち込んで水研ぎなんてした日にゃ
幾ら寛容な嫁様(キレイ好き)と言えどツノが出るでしょうし···
圧倒的に作業時間が足りません!!

というのもこのカムカバー、
色々と大変な事が重なって、このところちょっと元気が無いなと気がかりなある方への誕生日プレゼントにしようとしているからなのです。

リミットは9月の第1週なのにまだこの状態、



どうしよう?

間に合うのか??

思うように動かせない右手がもどかしぃ~!!!




Posted at 2019/08/27 09:37:22 | コメント(2) | トラックバック(0)
2019年08月20日 イイね!

夏を満喫


長かった今年の夏休みも最終日となった日曜日は“嬢„を誘って久しぶりの蜜月な一時となりました♪



日の出前、ごそごそ寝床から這い出して夫の勤め 家掃除を済ませておくのは受傷前と変わらず(笑)

誤解しないで下さいね、
鬼嫁なんかじゃありませんよ、これもリハビリの一環と、不自由な身体でもこれまで通りの生活スタイルを押し通しているのはあくまで私の意思で なのですから。



空が白み始め、以前のように押して“嬢„を移動させる事はまだ出来ませんから、隣近所の迷惑にならない場所まで始動直後で寝起きが悪い不機嫌な“嬢„をなだめすかして移動させたら恒例の暖機タイム

早朝とはいえ盛夏のこと、
水温計の針は煙草1本が灰になる頃には走り出せる程度には上昇し、スロットルに添えた右足を離してもバラつきながらも何とかアイドリングを維持してくれるようになります、

じゃあデフやベアリングを暖めにゆっくりと走り出しましょうかね♪



報道では連日“危険なくらいの猛暑„を連呼しています、

こんな日にわざわざこんな車で走りに行くなんてどんな馬鹿?

ハイ、その馬鹿はココにいます(笑)
だって(車にとって)最も過酷な時だからこそ良いテストになるのでしょ?
だから記録をとる為に、ガレージに掛けてあった温湿度計を行き掛けに助手席へと放り込んでおきました。

でもこれは人間の耐久記録用(笑)

リアクウォーターまで窓と吸気ダクト全開の車内温度がどの位になるのか、
果たしてこの身体はどこまで耐えられるのか?



アクアライン入口までの間にデフもベアリングも十分に暖まりました、
信号待ちでもアイドリングはスムースで“嬢„の眠気はすっかり醒めたようですね、



では踏みますか♪

各ギアできっちり上まで回して5速トップギア、スロットルは全開
繋がりと加速感はノーマルギアセットに比べて格段に良い♪
けれどトップスピードはやっぱり伸びないね···(苦笑)



車影の少ない橋を駆け下ってトンネルに突入、
“嬢„のエキゾーストノートは相変わらず歌うようなハイトーンでもなければ囁きかけるようなミュージックとも程遠い
強いて言うなれば“吐き捨てる„かのような炸裂音、
さながら地元河内のおばちゃんがまくし立てているような···こんな表現で果たして伝わるだろうか?

決して美声じゃあない、でもそれがイイ。

全開にした窓からはトンネルに木霊する容赦ない炸裂音と早朝だからまだ我慢できる生暖かい淀んだ空気、
オイルクーラーにマスキングをしていない今日はまだ油温70℃ちょい、油圧もしっかりかかってる、
水温はあくまで純正メーター上だけど気持ち高めかな?
作動を知らせるインジケーターも点灯して電動ファンはちゃんと回っている。

インパネ右側から共振によるビビり音がするけれどそれ以外に気になる点は何も無い、
トンネルに入って何とかではあるけれど今回はちゃんとライトスイッチのノブまで右手も伸ばせた。

確かにまだ遠く、やり辛さは残るけれど
トップギアに入れるのも以前に比べれば格段にスムースに操作出来る、
少しずつだけど、だけどまだ右腕は回復し続けてる!!



湾岸線に入って辰巳まで
ギュウギュウに踏んでも油温は81~82℃
油圧水温共に安定、不安要素は今のところ無し、でもまだそこまで気温は高くないですからね、
本番はもっと日が高くなってから



7分の入りと思った通り空いた辰巳に滑り込んで
(相変わらずというか今朝は特にポルシェ比率が高いな···)
何とは無しに赤繋がりで空冷ポルシェの隣に並べてみれば
偶然にも去年の8/25に隣り合わせた方でした(驚)





ちなみにコレが去年




それでコレが今年、
並び方までいっしょ(笑)
こんな偶然があるのも面白いところですねぇ

吹きっさらしの辰巳PAは、冬には骨の髄まで凍えるけれど今日みたいな日はかえって風が心地よく、



途中から105系ジュリアスプリントの方も交えてひとしきり車談義に花を咲かせた後、さぁそろそろ出るかなという8:14AM の時点ではまだこの程度

なんだ、身構えてたけど大したコトないじゃない
快適×2なんてのは束の間で、
辰巳を後にして大黒入りする頃にはジリジリと針が上り始め






またまた赤繋がりで綺麗なフルヴィアクーペを目敏く見つけてお隣に、



きちんと手をかけてあればこんな日でも車はものともせず走れるけれど、
乗ってる人間はたまったものではないからさぞや旧車は少なかろうとの予想に反して強者がちらほらと、

後になって気付いたのですが、当日は第3日曜日(旧車day )だったんですね。

近くにお姿は見当たらなかったのですが



リアエンジンな方々

当然クーラーなど無いのでしょうが、熱源が後ろなので走ってさえいればそこまで暑くないのでしょうか?

それにしても
無風とまで酷くないにしても、風があって過ごし易かった辰巳と違ってここは暑い!!



もともとアクアラインの下り渋滞をやり過ごす為に立ち寄っただけでしたから小一時間程度と長居はせず、
渋滞が解消しているのが確認出来ましたので、10:00AM を待たず早々に退散しました。



ループをかけ上ってアクアラインへの分岐までは白いエランと束の間のランデブー、
木更津金田で下りて一般道をトコトコと
と思ったけどこの時間でも既に暑い!!



時間の経過と共に湿度がどんどん下がってるのは何でだろう??
汗が吹き出して体感的にはむしろ逆なのだけど···

砂漠のオアシス、コンビニのイートインで涼むのも考えましたがここは一つ
師のガレージに向かってみましょう♪

日曜日は本来お休みですけれど、そこはワーカーホリックな師の事ですからいらっしゃるかも





あら残念、
流石に連日の猛暑にお疲れですか




でもそこは勝手知ったる師のガレージ(笑)

絶好な涼み場があるのは熟知してますから
目の前にある100円販売機で冷たい飲み物買って、
レーシーなB10サニーなど観賞しながら寛ぎの一時を♪



あ~
生き返るぅ~





家内にはもうアクアラインを渡って来ている事、
師のガレージで(勝手に)涼んでいる事を報告し、
夕方からは庭の芝刈りをするから、それまではのんびりすると伝えました。

「主不在なのに勝手に入っちゃって良いの?電話して断ってからの方が良くない?」と妻、

正論ですけど折角お休みのところ、
私が来ていると伝えればご無理かけちゃうかも知れないじゃないですか
(···私相手にそんな気を遣わないか)

適当に汗がひくまで涼んで、それから何か腹に入れて頃合いを見て帰るさ
そんな事考えながら呆けていましたら 
「お待たせ~」
「待ったかい?」と
まるで私が居るのをお見通しのようにひょっこりと師のご登場です。

聞けば特に何をするでもないけれど、来れば来たで何かしらする事はある
で、来てみたら見覚えのある車が停まっていて私が呆けていたと(笑)

それから2人でとりとめのない話をしている内に時刻は昼飯時、
「何か食べに行こうや」となって向かったのは毎度の竹岡ラーメン



近場で飯となるとなかなか思い浮かばず、結局のところ大概いつもココに落ち着きますね(苦笑)

折角ここに来たんだし、帰りは私が運転して送って行きますから(ハンドルキーパーやりますヨ)名物“梅割り„で一杯呑みされたら如何です?

ノンアルコールだけどお付き合いしますよ?

「ん~そうかぁ~」
「じゃあ久しぶりにヤルか♪」
と飯客で賑わう中でただ一組、真っ昼間の酒盛りが始まったのでした(大笑)




思えば師とは数えきれないくらい酌み交わしました。

1日の作業が終わった後、ガレージで車座になって、

仕事終わりにスーパー銭湯で一汗流してからそこのイートインで看板まで(笑)

ちょっと小洒落て趣味のジャズライブを聴きながら、

ご自宅にお呼ばれして、等々



雑誌の取材やインタビュー、顧客の前では穏やかな笑顔を絶やさない師ですが、
基本的には寡黙な方であり、自分から話の口火をきる事は稀でだいたい何時も聞き役、
それもどんな話題でも、例えば私のような下っぱで若造(?)の話でも真剣に聞く、

興味があれば
「ちょっと待て、今の所をもう一度」と
説明を求められる事も多々ありましたね。

今回も同じ、
話題の口火は私が切り、師がそれに応える、
だけど機嫌が良いせいか、それとも“梅割り„が適度に潤滑油になっているのか何時になく饒舌だ、

互いの近況から始まって仕事の話、家族の話、私が在籍していた頃いかに“困ったちゃん„で師がどれほど悩まされたか(汗)等々···



竹岡系あるあるのお通し 薬味(タマネギ)がたっぷりかかったチャーシューの端切れに焼き&揚げ餃子
それと思い出話をアテに盃を重ね、
次第に師の語り口が熱を帯びてきます。

ついに話題は師の御両親についてや幼少期の出来事、学生時代、恋愛含む結婚観にまで及び、今や常とは逆に私が聞き役に徹します。



昔から話をする時、師は相手の目を真っ直ぐに見てきます
師の話に耳を傾けながら···

髪の毛に白いものが増えたな、
暑さのせいだろうか、また少し痩せられたように見えるのが心配だったりしますが、

飲み口は良いものの、その実はかなりキツイ梅割りを3杯もあおって平気なのだからまだまだお若いのだナ(笑)

こうして一寸そこらで昼飯をのつもりが、気付けばもう15:00になろうとしているではありませんか!!

家内には帰ったら暗くなる前に芝刈りを済ませると約束してあります、

慌てて師を送り届けたら“嬢„に飛び乗って家路を急ぐ、
こりゃ途中でGSに立ち寄って、タンクいっぱいに燃料を満たしておくのは(タンク内の防錆の為)ムリだな···


タイスケ上リミットギリギリで帰宅したならば、一息入れる間もなく芝刈り開始っ

西日にジリジリ照らされながら、追加でもう一汗流して日暮れまで、

日中ほとんど家をあけてしまった償いに、丹精込めて家内の大事にしている芝生の手入れをしたら、
ずっしりと重くなった服を洗濯籠に放り込んでシャワーからの今度こそノンアルコールでないビール!!!

終日サウナな1日の締めに呑む冷えたビールは格別っ!



ああ、
こんな休日を過ごす事が出来る日が、
再びきたんだなぁ···































そうだ!
ドラッグストアでファブリーズ買って、
“嬢„のバケットシートにかけまくっておかなくちゃ!

剣道部の面のかほり漂う車内は勘弁してもらいたいですからネ
(笑)









Posted at 2019/08/22 08:41:42 | コメント(1) | トラックバック(0)
2019年07月06日 イイね!

そろそろ終活···のはずが

かなり間が空いてしまいましたが···(汗)
引き続き今回新たにストックリストに加わった愛しのガラクタ達の紹介を




これはH氏からのプレゼント、
ドアのストライカー
左ドア用はUsed、けれど磨耗は大した事ないのでこのままでも十分に再利用出来そうですし、
アルゴンでちょっと肉盛りしてハンドエンジンで研磨してやれば言うことナシですね♪

右ドア用はリプロダクトの新品

ご多分に漏れず私も余り隣に誰かを乗せて走る事はありませんし、

(注)
大汗かいて化粧は落ちるわ、窓全開で走らざるを得ないからセットした髪の毛はモジャモジャになるわで子供と野郎以外は乗りたがらないのが正解

助手席側は今後も余り痛まないとは思いますが、
そこはほら、いつかワタシにもモテ期が来るかも知れないぢゃないですか。
(笑)

そんな時の為にありがたく頂戴しておきますね♪





さてお次は今回1番の大物、

当初予定していた欲しいものを無事確保した後、
ひとしきり車談義に興じながらガレージの中を案内してもらい(漁る···とも言ふ)
ふと目に止まって「コレ、どうしますの?」
と聞いたところ

「場所とるからねぇ、、、これもいる?」
てな軽いノリで嫁いで来ました。




Usedの程度の良いリアガラス

山登り好きな“嬢„は飛び石でマスクだけでなくフロントガラスも結構ダメージを負いますから 
フロントガラスのスペアは新品を1枚ストックしてあるのですが、
リアガラスはまぁ大丈夫だろうと予備を持っていませんでしたのでこの機会に♪




古い時代のガラスに特有のこの窪みもちゃんとありますね。

それとお気付きでしょうが、ガラスだけじゃなくアルミのウインドーモール付!! 
(ココ大事!)

国内ではまず出回っていませんし、
eBayとかで運良くお手頃価格で落札出来たとしても(近頃のジュリエッタ用パーツの高騰ぶりには凄いものがありますねぇ···)運ぶ為には木枠で厳重に梱包せねばならず、
嵩張りますからモール自体はこんなに軽いにも関わらず送料は高くついてしまうでしょう。

だから私は今回、ガラスもそうですが思いがけずこのアルミモールが手に入った事が嬉しいのです。





さてさて、ニューカマーのご紹介もいよいよクライマックス(笑)

以前からH氏が所持されているのは知っておりましたし見せていただいた事もありました。

その時は譲る譲らないといった話ではなく、「こんなのもあるんですよ」とおもむろに取り出されて

一目見るなり欲しいっ!! とは思ったものの、その余りの希少性ゆえ譲って下さいとも幾らくらいなら···とも切り出せなかった代物。
まだ今ほどジュリエッタやそのパーツ類の値段が高騰する前の時ですらそう思いました。






純正キャレロテールランプユニット
当時物、未使用新品!!!

残念ながら片側はおそらく番手の合わないドライバーの使用によるネジ山の潰れと、レンズに僅かなクラックが見られるものの




ベースは未使用ならではの綺麗さ



流石に経年劣化は否めませんが、
白いガスケットもちゃんと残っています♪



実は、テールランプユニットはこの他にもう1つ



何の車用かわからないからと、
格安でオークションに出されていたのを数年前に手に入れてはありましたが
(これもレンズはともかく、ベースはそこそこ程度の良いUsed )
今付いているのよりははるかに状態が良いと言ってもそこは半世紀前の代物、
アンチモニ特有の腐食によるメッキ面の痘痕は相応に目立ちます。










今回譲ってもらったのは肌荒れ一つ無い美肌♡






これもデッドストックのサイドリピーターと合わせて今すぐにでも“嬢„に装着してみたいっ!



けれど“嬢„がウチに来ていつの間にかもう20年、
私も老いたけれどそれは“嬢„とて同じ、

いつか来るフルレストアに備えて大事に取っておくべきかなぁ···

















Posted at 2019/07/10 01:40:49 | コメント(1) | トラックバック(0)
2019年06月27日 イイね!

譲り受けし物々

1台の車と長く付き合おうとしますと、まず問題となってくるのがパーツの供給。 
一世を風靡するほど街に溢れた車でさえ、ほんの10年もすれば目にする機会はもうほとんど無いでしょう。

需要が減れば供給も先細るのが世の常となれば、見付けた時に手に入れておかないと、いざ必要という時にまだ売っているとは限らないのですから多少の無理をしてでも···

って、ハイ、言い訳デス、ごめんなさい。
と この場を借りてこれを見ているであろう家内に謝っておきます。
m(_ _)m





県内にお住まいで101系のジュリアスプリント乗りのH氏が車を手放される。
ついてはストックしてある数々のパーツも放出すると耳にしたものですから、居ても立ってもいられず連絡を取って御自宅に伺がわせてもらいました。



H氏のガレージにお邪魔するのはこれが2度目、
初めてははまだ私がこの怪我をする前、
その時は101系の5速トランスミッションを譲ってもらえる事になってその受け取りに、
ついでにストックされている貴重なパーツの数々を拝見させていただいて、その垂涎の内容にさすが今は無きオリジナル重視派の某有名ショップと関係の深い方だと感心したものでした。

あのパーツの数々が散逸してしまう!

慌ててH氏に連絡を取って駆けつけたという次第です。
なけなしの手持ちをポケットに捩じ込んで···(笑)



ヤフオクに出品されていたので、行く前からこれは是非とも欲しいと思っていたのが、



ウィンカーのレバー
キャレロのベークライト製の物でこそありませんが、接点の出来が悪くすぐに壊れる粗悪なリプロダクト品ではなくAFRAものデッドストック

私のスプリントのレバーはオリジナルの物でしたが、入手当時から基盤となるベークライトが割れており、応急処置としてボール盤で切り出した樹脂製の当て板を接着してあるのですが、
それで20年、不具合なく使えてしまっている··· 
とはいえ是非ともストックしておきたかったパーツの1つでした。(嬉)

乗り降りする時に引っ掛けて壊しやすいんですよねぇ
私は右にウィンカーを出すポジションに入れてから乗り降りする様にしています。



皆さん既にご存知かと思いますが、私はオリジナル尊重派ではございません。
もっと良いと思えば躊躇なく交換しますし(外したパーツはほかしたりしませんヨ)床だって切ります!

けれど“嬢„のジュリエッタスプリントらしさは決して失いたくないのです。

機能的にその方が優れている、もしくは同等の機能で安価となればそちらを選びますから良いのですが、それに代わる物が無い
そんなパーツは是非ともストックしておきたい!
例え周囲からガラクタコレクターと嘲笑されようとも!!



そんなガラクタにしか見えないのが



ジュリエッタ系の(スパイダーとベルリーナはどうだったかな?)ウィンドーレギュレータ、
ここには写っていませんが左右1台分。

きら星の様な数々のパーツの中から「コレ下さい!」とがっつく私を
「目の付け所が違うねぇ」(腐ってもコイツ修理屋なんだな)と笑うH氏。


ガラクタ(私にとってはお宝)パーツその②



ワイパーモーター(リンケージ付)
mark1のminiにも使われていたので比較的入手が容易かと英車を得意とするショップにあちこち打診するも、既に貴重でもしあっても高価と知る···



何か他の物で代用も可能かも知れませんが、あるならそれにこした事はありません♪

750系の頃の電装系はデスビもスターターモーターもディマースイッチもほとんどが英国LUCAS製、
しかも+アースというオマケ付き(笑)

英車に疎い私は“嬢„の配線を引き直す際に“なんじゃコレ?„と大いに戸惑ったものです(大笑)




H氏から譲り受けたパーツはまだまだあります、
でもそれはまた次回にでもご紹介しますね。








Posted at 2019/07/02 10:18:52 | コメント(1) | トラックバック(0)
2019年05月28日 イイね!

やったな··· “嬢„


藤橋城を後にしての帰路のこと、

もともと退場したのが最後の方で、途中道の駅に寄ったりしていたものですから、すっかり辺りに其れらしき車は見当たらずのソロドライブとなったのですが、

市街地に入り、後ろにつけていた一般車両が逸れた途端、
ダッシュボード上の小さなバックミラーに魅力的な紅い姿が!!

撤収作業を終えて家路につくアルサロさんのSZ1と、その後ろにはコニーリオさんのスーパーまでいらっしゃいます♪

最後にもう一つイイ事あったな♪
そんなささやかな幸せを噛みしめつつ贅沢なランデブーを続け、信号待ちで停まったその時です、

SZのドアが開いてアルサロさんが小走りに近付いて来ます。

どうしたんだろう?(ガムはもう戴いたし···)

「左のブレーキランプ、切れてるから気を付けて」

後ろにいたので気付いて、教えにに来てくれたのでした。





やがてアルサロさんは車列から離脱、
替わって後ろにコニーリオさんのスーパー。

するとどうした事でしょう、
暫くして信号で停まった時に、今度はコニーリオさんまでもが車から降りて駈けてくる。

いったいどうしたんだろう?
もしこの後どこかで呑みましょう♪というお誘いだったら···
千葉まで代行を頼むわけにもいかないし···

そんなあらぬ心配をよそに
「ブレーキランプ、今はちゃんと点灯してますよ。」

ああ、その事でしたか!



帰ったら接点復活剤でもとも考えましたが、恐らく何ともないでしょう。
(案の定、二度と再発せず)





やったな··· “嬢„
後ろのSZにウィンクしただろ?

思えば同じジュリエッタ系の姉妹と並んで走るのなんてここ10年近く無かったものナ。

嬉しかったんだよな?







60年も生きていると、クルマもこの程度の芸当はこなすようになるのです♪
Posted at 2019/05/28 19:10:35 | コメント(1) | トラックバック(0)

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「@KEI@FSZ さん
昨日今日は空調いらずなほど涼しく、絶好のクルマ日和だったのですが…
絶賛仕事中なのですよ。」
何シテル?   07/12 14:05
1959年式ジュリエッタ・スプリント(Tipo750B)の不動車を有り金はたいて手に入れたのがまだ20代の頃・・・ あれから20数年、コツコツとOHを重ねて今...
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