• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

フラスカのブログ一覧

2013年02月15日 イイね!

『怪談』

『怪談』今週末、
金色の秘密兵器を搭載して、岐阜より長距離爆撃機(笑)が飛来する

迎撃するには小さな嬢ではちと役不足かもしれないが、
それでも何も準備しないよりはと先日、
昼休みにブレーキ回りの点検、調整など施してみたのです



先の記事にブレーキドラムを外したところのスナップがありましたよね

アレは左フロントで、ウチのは2シューですからホイールシリンダーは片側に2個づつ左右計4個

Girling製で品番は303300W
ちなみにリアは同じガーリングで304250とあります


コレはストックしてあるリプロ品


で、当然ながらこれのドコが怪談だよ と思われるでしょうね

ええ、ごもっともです

ではネタを明かしましょう
実は今現在使用中のこのホイールシリンダー、
私の知る限り1990年以降、23年間1度も交換されておりません

私の知る限りと書いたのは、それ以前いったいいつまで遡るのかわからないからなのです‥

勿論OHは何度もしましたよ、
点検の際にフルード漏れやピストン固着が確認される度に
軽くシリンダーをホーニングしてラバーカップ替えて、

時にはそのカップさえ交換せず、ただシリコンラバーグリースだけは満遍なく塗り込む

もういい加減アカンやろ
過去にはそう思った時もありましたが、
驚いた事に不死鳥の如く何度でも蘇ってきたのです


流石世界のガーリング、
それともこのグリースが凄いのか?
Posted at 2013/02/15 13:34:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 過去の作業から | モブログ
2013年02月13日 イイね!

『コレ 何ですか?』

『コレ 何ですか?』『このデカいのって何ですか?』

そうよく尋ねられるのです

その“デカいの”とはフロントホイールの中にあるこれ



ブレーキですよと答えると何故か驚いたような顔をされます
(笑)

ちなみに中身はこんな感じになっております♪



ドラムブレーキは今でも数多く見られますが、ウチのには自動調整も何にも付いていませんから、
時々対辺18mmなんて珍しいサイズのレンチ片手に調整してあげなければなりません

ついでにフルードの交換、エア抜きと
ホイールシリンダーの点検、
ライニングにも軽くペーパーをかけて目詰まりを落としておきました

1950年代においてはまだ、
たとえル・マン出走車といえどブレーキはドラムが主流でしたからね

ボラーニのワイヤホイールから覗く、この素敵なドラムの持ち主はO.S.C.A
Posted at 2013/02/13 17:24:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | 作業日誌 | モブログ
2013年02月11日 イイね!

葛藤 ④

既存の如何なるメーターの妨げにもならず、フロントスクリーン越しの視界は一切損わない
それでいて必要最低限の視線移動で情報が読み取れる

そんな場所として最終的に選んだのがステアリングコラムの上でありました



取り付けに際しては
コラムに下穴あけ→タップでネジたて→ホルダーをボルト止めという方法をとりましたが、購入したホルダーもそのままでは使わず、狭いスペースでの取り付け取り外しがし易いよう小改造を施しました

作業手順だけを見ると至極簡単に思えるでしょうが実はコレが曲者、
取り付ける相手は細く丸く、しかも途中から径が変わる筒なのです

大まかな位置に幅広のマスキングテープを貼っておき、ドライビングポジションに自分を置いてホルダーにセットしたメーターを片手で押さえる

固定ボルトは1本、
相手は曲面だから、ほんのちょっとのズレで固定した時のメーターは大きく傾く
位置決めはクドイほど慎重に

納得がいったらメーターを押さえる手はそのままに、もう片方の手でボルト穴をケガく

そこにセンターポンチを打ったらいよいよ下穴あけ、
もう後戻りは出来ない

スペースが無いのでアングルドリルにビットをセットして、いよいよ刃先がコラムを削り、切り粉が、、、

あれっ!コレ(ステアリングコラム)アルミだ!

上から塗装がかかっていた事で、長年の付き合いにも関わらずココがアルミとは気付かなかった

て言うか、コスト考えたらココは普通スチールでしょ?

利益よりも理想を追い求めたメーカーの“凄さ”に感動を覚えつつも、脳裡によぎったのは
『取り付け‥4mmボルトで大丈夫カナ』
という一抹の不安

ホルダーで設定されていた取り付けボルト径4mmというのは、相手がスチールである事が前提でしょう
相手がアルミなら、せめて5mmは欲しいところです
Posted at 2013/02/11 22:09:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 作業日誌 | モブログ
2013年02月10日 イイね!

葛藤 ③

圧力配管用のステンメッシュホースを特寸でオーダーしたと前の記事で書いた時点で、鋭い方はもうお気付きのコトでしょう

メーターの配置は既に決定していると

ご明察です
そしてこのメーター配置こそがこの葛藤シリーズ最大のヤマ場でありました

考えてみて下さい、
作業自体はただ単に追加メーター2個付けるだけ、中学生でも出来る簡単な内容です

それをここまでウダウダ悩みに悩んだのは、
何処にメーターを置くか
徹頭徹尾全てはソレでありました

いろんなコト考えました
いっそのことタコメーターまで替えてしまって、そのメーターフェイス内にディスプレーで2つの情報まで表示出来るスタックのST-700をチョイスするか
→ワンボディで全て賄えるシンプルさは魅力、
けど80Фと僅かに小径(オリジナルは100Ф)
果たしてシフトライトまで必要か?
等々の理由で却下しましたが、一番の理由はオリジナルのメーターフェイスが好きだったからでしょうね

そこで次の案が水温・油温・燃料を表示するオリジナルのトリメーター
メーター自体に問題はありませんが、油温計はセンサー撤去により、
そして燃料計はセンディングユニット内の巻線抵抗の経年劣化、磨耗による断線で共にお不動サマ

これを取り去った跡に2つのメーターを埋め込む
→レースカーによく見られる手法で、スッキリしている上に視認性も上々と文句無しなのですが‥
使いたいメーター2つ入れる為にはパネル自体にほんの僅かとはいえ加工を施さなければならないのです
コレが現状復帰が容易 というポリシーに反する
(じゃあフロア切って下げたり、マウント加工してエンジン下げたりするのはどうだ?と問い詰められると反論の余地もアリマセンが)

最終的にメーター単独で、固定はホルダーで何処かにとなったのですが、その何処かで最後の最後まで迷いに迷いました

ちょっとでも時間があればメーター片手にシートに座って、
ココはどうだ?いやコッチでは?

その日ベストでもうココしかない!と思った場所が、次の日にはもうそう思えなくなっていたりして(笑)

キリが無くなりそうだったからエイヤッと取り付け穴開けてピリオド打ちましたが、それしなければ際限無くウダウダしてたでしょうネ

しょうもないコトにも納得いくまで幾らでも時間をかけられる、
時間工賃に縛られない、プライベーターならではの贅沢ですね!
Posted at 2013/02/10 17:33:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業日誌 | モブログ
2013年02月08日 イイね!

葛藤 ②

葛藤 ②アウトラインが決定すればアトは部材の手配、
油温計は圧計と同じフェイスの、でもコレは電気式のST-3309をチョイス

到着を待って温度センサーのスレッドを確認してから、取り出しブロックと圧力配管用に採寸したステンメッシュホースをキノクニにオーダー

流石キノクニ、
特注にも関わらず(しかもオーダーを入れたのは夕方というよりも既に夜)すぐに電話がかかってきて
『今から造って今晩中に出す!』

本当に翌日には和歌山から届いてましたから
(オッチャン アリガトネ)

細々したモノはその都度調達するとして
これで配管、配線をエンジンルームから引き込む支度が整いました

オイルフィルターとの間に挟み込むブロックの厚みは30mm

今のままではサブフレームと干渉してフィルターの脱着がスムースに行えなくなってしまうでしょう

そこで用意したのが20mmのカラー

これを入れる事でオイルフィルターマウントブラケットをエンジン側に逃がし、フィルターもそれまでのトヨタ純正セルシオ用から
径は同じながらハイトの低い1J用に変更したのでした

根拠はナイけど‥
この手のモノは国産純正品が最高品質ダロ と考えてるのです
話は脱線しますが、ケースを外して、中のエレメントだけを交換していた頃から
アルファ純正じゃなくていすゞのを使っていましたね



今じゃもう使わなくなってしまいましたが、まだ何個かありますから
交換のご用命は是非ガレージ・フラスカまで♪
(笑)

話は戻って、エンジンルーム内での作業は迷う事もなくサクサク進みます

ちょっとスッキリしませんけど‥
これでとりあえずはメーターまで引き込みをしてみようと思います



Posted at 2013/02/08 18:59:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 作業日誌 | モブログ

プロフィール

「@KEI@FSZ さん
昨日今日は空調いらずなほど涼しく、絶好のクルマ日和だったのですが…
絶賛仕事中なのですよ。」
何シテル?   07/12 14:05
1959年式ジュリエッタ・スプリント(Tipo750B)の不動車を有り金はたいて手に入れたのがまだ20代の頃・・・ あれから20数年、コツコツとOHを重ねて今...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

アルファロメオ女神湖MTG2025募集開始予告 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/09/06 13:03:24
AR GT13Jr ヘッドライトリフレクター交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/08 16:23:32
いすゞの乗用車 覚えていますか? いすゞプラザに行ってきた。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/21 08:40:10

愛車一覧

アルファロメオ ジュリエッタ 嬢 (アルファロメオ ジュリエッタ)
1959年製造 型式が750→101へと移行する過渡期の1台、 キャビンはアウターサイ ...
マツダ CX-3 足車 (マツダ CX-3)
追突事故にあって全損したプジョー106に代わる足車として、2年落ち12000km走行の中 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation