毎度、肥後の怪しい整備屋のお地蔵様です。
さて、かぷちぃ~のですが・・・・。
リビルト・オルタネーターに換えたのですが、なんとオーナーさんから悲鳴の電話!
「バッテリー・マークが付きっぱなしになりました!(汗)」
んで、緊急入庫してもらいましたが・・・、工場にくるまでの間にヘッド・ライトがどんどん暗くなり、泣きそうになったとのこと。
さっそくオルタネーターのB端子とバッテリーのマイナス端子にテスターをあてて、充電電圧を測定すると・・・10~11Vしかないじゃありませんか!
購入したてのリビルトなのに・・・。
今回のこのリビルト・オルタネーターはオーナーさんが某オクションで見つけてきた物。
一応『ジャパン・リビルト』社製なので信用していたのですが・・・・。
ありえませんねぇ~・・・。
でも、交換時に充電電圧を測定しなかった私にもミスはありますね・・・・(汗)
ま、保証が2年付いているとの事なので、急遽古いオルタネーターに戻し、リビルトはクレームにて交換を願い出てもらう事にしました。
あ、一応戻したオルタネーターの充電電圧を測定したら14Vはありましたよ。
いくらパナソニックのカオス・ブルーバッテリーといえども11Vになってしまってはヤバイので充電器にて満充電にしてからの車の戻しとしました。
それにしても、未だにこんなハズレのリビルト・オルタネーターってあるんですねぇ~。
かの『リビルト・ジャパン』なのに・・・。
これなら、私がリビルトした方が良かったかもですね。
で、そういえばこのかぷちぃ~のですが、ステアリングがフニャ感があったので、オーナーさんに聞いてみたところ、以前に腕を骨折した時、『ステアリング・ラック・ダンパー・スクリュー』をかぷち~のを購入したお店にて緩めてもらった事があるとの事。
それではクイック感が無いはず!と少し締め込みました。
本当はステアリングシャフトをはずして、一旦ステアリング・ラック・ダンパー・スクリューを締め込み、0~90°の範囲で緩めながら、ピニオン回転トルク値を8~13kg/cmに調整するのですが、今回はアバウトに若干の締め込みだけにて、オーナーさんに試走してもらい、その感覚の良い所で固定しました。
あ、ここは締め込み過ぎるとコーナーリング時にハンドルが戻ってこなくなりますのでご注意!
後は100km/hからのフル・ブレーキング時に少し振動が出るとの事なので、ステアリングラック&タイロットエンドのガタ付きは無いので、この調整でも直らなければ、走行距離も20万キロ越えの車体なので、アッパー&ロアー・アームのブッシュを疑ってみる事にします。
ま、距離も距離なんで、ステアリングラック本体のリビルトは一応考えています・・・。
それにしても、今回のリビルト・オルタネーターにはまいりました・・・。
後、ついでに電源ハーネスもノーマルでは15Sq.線が使われているのですが、充電の安定及び、スターターのクランキング安定の為に、24Sq.線に容量をアップした電源配線を作る事としました。
古い車両ですから、電源線にカーボンがこびりついて通電率が下がっていては困りますからね。
とりあえず、部品取り車の電源線を剥いて構想(妄想)中!w
このかぷちぃ~のも平成3年式ですから、アチコチ傷んでくるのは仕方が無い!
オーナーさんはまだまだ乗る気満々なので、確実にリフレッシュさせていく事といたします。
がんばれ~! かぷちぃ~~~~~の!
・・・・・それにしても、このかぷちぃ~のに手持ちのハヤブサのエンジンに友人宅に転がっているMr.TurboのターボKitを組んでしまった面白いエンジンを換装したい衝動を抑えるのが大変なんです(笑)
Posted at 2014/07/08 22:30:38 | |
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