2020年07月27日
現在、自分は人口肛門になってる事は、このブログを見てる人は知ってると思います。
さて・
人口肛門とは?
自分の場合ヘソの右側五センチぐらい?の場所に小腸と大腸が突き出てる状態
で・小腸から出てくるブツを袋に納めて
自分なりに溜まったかな?って感じた時にトイレで処理する
はっきり言って、めんどくさい!
1日6回は処理にいかなきゃなんない
しかもヘソの横って事は
シートベルトと被る。
ズボンのベルトとも被る
高所作業があるから安全帯とも被る
スーツは無理
これは?看護師の嫌がらせ?
なにやらエラソーにしてた看護師がマジックで書いてその場所に腸が出てきた訳だが・
と・まあ言いたい事は
万が一自分が人口肛門になってしまう・って時には(無いに越したこと無い)ベルトラインより下がイイよ
?アレ
言いたかった事が違った
自分がこの病に気がついたのは自分で肛門から指を入れて触診したから
本来なら定期的にしとけば
もっと早く、早期に処置できてた
前立腺と直腸なら自分で腫瘍を発見できる!カモ・
で・自分の場合、触った瞬間
自分の人生はこれまでだ・って思った。
それほどはっきり分かる腫瘍が腸内にあった
1ヶ月に1度でも自分触診していれば・
こんな事にはならなかったって後悔した
悪性の直腸癌なら
後、数ヶ月の命だったと思う。
腫瘍デカかったもん・
たまたま?まだマシな腫瘍だった
マシとは言っても高リスク判定なので後、3年は抗がん剤と友達なんだけどね
ま・
ケツに指入れて触診ってもなかなかね~
でも、自分は本当の最悪からは免れたよ☺️
健全な時を知っていれば異常は早期に発見できるよ~
ではでは皆さん
プスッとな・😀
Posted at 2020/07/27 21:20:37 | |
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2020年07月25日
とあるショップの片隅に置かれたエンジン
その外観は黒く煤け火災に巻き込まれたかのような姿
だが、このエンジンには見覚えがある。
男がいつも見ているエンジンだからだ
男は古いフェアレディZに乗っている。
まさに、そのL型エンジンであった
近づき、よく見て見る
そして目を見張る
それはキャブとサージタンクの下に隠れていた!
エンジンの左バンクに大きなタービンが2つ
見るからにハイパワーのエンジンであることは間違いない。
男はショップの店主に出所を聞いてみたが口を濁したような答えしか返ってこない
どんな仕様なのか・誰が作ったのか解らないが、とても気になった
男は思いきって購入の意志を伝えた
店主は少し黙りこんでいたが
やがて重い口調で出所を話した
馴染みの解体業者から前半分となっているZから外した物だと
後ろ部分は既にプレスされ跡形も無いという事を
黒く煤けているのは千切れた燃料ホースから漏れたガソリンに引火した為だと・
だが男は構わず購入を決めた
これが悪魔のエンジンとも知らずに・・・
男はエンジンを自宅のガレージに持ち込むと分解を始めた
黒く煤けた外観とは違い、中はまるで組み上がりたての様に綺麗であった
消耗品である部分も損傷は全くみられない
排気量を測定してみると3100ccとなっている上、高価なパーツがふんだんに組み込まれていた
タービンに至ってはシングルで500psを絞り出すスペックの物がツインで装着されている
男は心が踊るような喜びで一杯になった
その日から自分のZに悪魔を積むべく準備が始まった
男のZはNAである為、補機類を全て見直す必要があった
それには膨大な時間が掛かる
だが男には時間が無かった
なぜなら結婚を3ヶ月後に控えていたからである
人任せにする事が嫌いな男は決心する
結婚までには走らせてやる!と
仕事から帰ると食事の時間も惜しんで深夜まで作業を続けた
婚約者とのデートも断り、呆れられても構わず作業を進めた
時には新聞配達員に・[おはようございます]と声を掛けられた事もあった
雨の日には室内に追加メーターを
時には地面を這いずり燃料配管を真っ黒になりながらも一つずつ、そして確実に作業を進めていった
そして男は2ヶ月で全ての作業をやってのけたのだった
黒く全塗装されたZ
低く獲物を睨み身構えるようなシルエット
男は手に付いてる油を拭うと狭いシートに腰を下ろす
キーをひねりセルを回す
あっさりと息をふきかえすエンジン
静かだが低く唸るようなサウンドは遠くにいても直ぐ横に居るかのよう
ついに悪魔を目覚めさせてしまったのだった
男ははやる気持ちを抑えゆっくりとしたスピードでナラシ運転を行った
エンジン内部を覗いた時に、もう少しナラシ運転が必要だと感じたからだ
男は深夜の高速へと乗り出した
料金所まで後ろの車に煽られていたが、そんな事は気にならない
悪魔のエンジンを積んでる車からみれば雑魚でしかない
本線に合流した瞬間、後ろで煽ってた車は豆粒程度にしかバックミラーに映ってない
男は毎夜狂気のスピードを欲した
スネークダッシュとも言われるハイパワー車特有の加速
魅力して止まないトップスピード
男は全てに陶酔していた
結婚を前日に控えた夜
男はいつもの場所にいた
昼に降っていた雨も上がり路面は乾いているように見えたからだ
いつものように追い越し車線を矢のようなスピードで駆ける
やがて山間部へとさしかかりトンネルと緩いカーブとの連続となる
男は得も知れぬ不安を感じた
しかしエンジンは絶好調でタイヤのグリップも悪くない
不安を抱えつつもそのアクセルを緩める事はなかった
トンネルを抜け右へ左へとハンドルをさばく
しかし・次のトンネルを抜けた時だった
恐怖に男の手は一気に汗ばむ
その刹那!
悪魔は一気に男に襲いかかった
緩いカーブだが高速で走っていた車体は突然大きく左へスライド
そのまま次のトンネル側壁に運転席から後ろをぶつけるように激突したのだった
車体は千切れ衝突部分は大破炎上
Zのフロントノーズ部分だけはトンネル内を火花を散らしながら走りやがて炎をあげる。
あのショップで見たエンジンを再現するかのように。
数時間後
鉄くずと化したZ
事故処理をする警察官
その1人が呟く
寒気がする・
あの日と同じ状況だ・・・。
同じ場所に同じ車・色まで・・・。
棺に収められた誰の物とも分からなくなった黒く焦げた肉片
棺にすがりつき泣き崩れる婚約者
しかし悪魔はまだ生きている
次の獲物を狩るべく。
Posted at 2020/07/25 22:43:25 | |
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