
久しぶりの
大雪です。
雪が降ると必ずと言って 車の話題になるのが、「駆動」方式です。
FF、FR、4WD とあって、どれが良いとか、悪いとか、こんな時期になると 「うんちく博士」 たちの 「口(くち)プロレス」 が開花してしまいます。
結局は、4WDに決着はつくのですが、何とも言えないところです。
日本で初めて 4WDを実用化したのは、 富士重工で、電力会社の要請から 〝レオーネ4WD〟 ができました。
レガシーや、インプレッサのご先祖様ですね。
この4WDは山間部を走るために生まれたもので、走りが どうとか、こうとか、と言う事ではなさそうです。
時代は流れて 走りの世界で4WD時代の火付け役と言えば 「アウディークワトロ」

4WDシステムに加えて、 「Gラーダー」 と言うスーパーチャージャーも新規開発していました。
その後、各自動車メーカーもハイパワー時代に突入するわけですが、500ps以上のエンジンを搭載する車両も増えてきて 2WDではもう タイヤが持ちこたえられなくなってきました。
ランボルギーニなどは、4WDを早くから導入していました。
まー 640psを2WDで となると、 「D1」 マシンのようなドリフト専用になりかねませんから、賢明ですね。
対してフェラーリはハイテクディバイスを駆使して2WDにこだわってます。

612スカリエッティは540psでも2WD(FR)で、いじれば 1000ps近く出るらしいです。
でも各種ハイテク装備で 従順な 〝馬〟 にしてあるらしく、不満のコメントはありません。
BMWにしても、 走り系の Mシリーズ(Xシリーズは除く) は2WDです。
はてさて、4WDか? 2WDか?

M5
個人的なコメントですが、動物的感性に「しっくり」 くるのは、FRの2WDのような気がします。
自然界で、チーターなどが、 おしり(しっぽ) で舵を取っている様は、まさに FR って感じるんですけど…
ちょっと誤解が出そうなので、一言付け加えますが、FR車は基本的にフロント操舵ですが、タイヤの限界域、またはそれを超えた時は、リヤ操舵と言えます。
なので、限界域ではおしりの出かたで曲がり具合を加減します。
誤解の無いようお願いいたします。
そして 我が M3ですが、 雪ではやっぱり 4WDには負けちゃいます。
ランエボや、インプに アウトから抜かれちゃいますね。
がんばって制限速度の2倍は出してるんですけど、役者が違います。
まー 一番はドライバーの技量でしょう。
根性では何ともならないところです。
今夜も大雪です。
こちらにお越しの方は、滑り止めの装備をしてきてください。
Posted at 2011/01/16 19:48:03 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記