
早速 シャリー日記です。
今日は朝から良い天気でしたので、シャリーの仕上げです。
おおまかに組付けが終わりましたので、細かいところの修正がこの段階の主な仕事となります。
組み付け時の傷や、塗装の荒れを修正したり、機能部品の動作チェックです。
先ずは 「デテーリング」 と言う作業。

早い話が、 〝磨き〟 です。
塗装の傷や、荒れを落とします。
やっぱ、機械を使うと速いです。
その後は 各種保安部品を付けて動作チェック。
ヘッドライトの HI/LO が逆でした。
あと、ウインカーの電球が白色でしたので、オレンジに着色。
そして試運転です。
ここからは、運転フィーリングや、異音、異臭、オイル漏れのチェック。
最初、表題写真のマフラーにてスタートしたのですが、車高が低すぎて まともに走れません。
仕方がありませんので、手持ちの 〝シャリー88マフラー〟 にスイッチ。
やはり、マフラーの抜けの関係上、キャブレターは要調整です。
今回のエンジンは、88ccの超ハイコンプ フルパワー仕様です。
ヘッドも70cc用を加工して ハイカムも入ってます。
腰下は、ホンダ純正強化クランクケース(秘密)で、SS50の5速ミッションと、デイトナの強化クラッチ。
マフラーとキャブ次第ではそこそこパワーは出るでしょう。
キャブはかなり 絞って何とか 今回のエンジンの 「旨み」 が出てきました。
途中から 「カム」 にのって 〝Beeeen!〟 とふけます。
どーも モンキー、カブ系のエンジンは、 〝Babababa!〟 って感じに回るイメージですが、しっかりいじって調整された物は 〝ビィ---ン!〟 なんです。
感覚的には 2st みたいな回り方です。
かなり世間には 誤解がありそうです。
そして いつものテストコースにて 撮影。
ほぼ 完成ですが、まだ作業はあります。
チェーンの伸びを出し切るまでブレークイン(走行テスト)をして、走行時に干渉する場所を絞り込んだり、各部の緩みや、法律適合などの検討と、なかなか終わりません。
商売じゃないので、クレームと責任は持ちませんが、良い結果は残したいので…
ホント ランボルギーニ社 みたいですね。
Posted at 2011/05/26 20:03:23 | |
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