
引き続き、信州バスまつり2014の模様をお届けしていきます!
ここからはさほど古くは無く、でも首都圏からは姿を消した車種がメインです。
日産ディーゼルP-UA32L改+富士重車体 1984年式
トミーテックで保存されている元京都バスも登場!
富士重工の5Eを架装したバスは地方ではまだギリギリ見ることが出来ますが、この車両は84年式と5Eの中でも初期の車両です。丸目がいい味出していますね。
この頃は日野はすでにブルーリボンRT系でスケルトンボディが登場していて、いすゞはモノコックのC系が末期、三菱は呉羽のみスケルトンボディと、各メーカーモノコック構造からスケルトン構造へ移行していた時期ですね。この5Eは「リベットレスのモノコック構造」とのことで、モノコックからスケルトンへの過渡期のモデルであることが分かります。川重車体のいすゞLV219系ハイデッカーも同様の構造であったようです。
日野レインボー P-RJ172BA 1989年式
上田バスからは元東急バスのレインボーが参戦!色がそのまんまwフォグランプも無いままです。
「2000年代になってすぐ移籍してきたらしいこのH-897号車は、そのときに大掛かりなリニューアル整備を行ったため、現在でも一線の現役車として使えているらしい」…これは私がこのH-897号車の車内で休んでいるとき、偶然居合わせたバスファンの方の話を盗み聞いt…もとい、勝手に拝聴した情報です。
都心部から来た車両にも関わらず、シフトは直結ロッド式なのが意外でした。
余談ですが、上田バスには日産ディーゼルP-RA53T+富士重5Bなんていうすばらしい組み合わせの車両もいるようですが、移動中も含めて見る事は出来ませんでした・・・残念。
三菱ふそうエアロスターM U-MP218K 1990年式
信南交通からはエアロスターが参戦!
ここまで来るとぐっと親近感が沸きますwまだ地元でも現役稼動している車種ですから。
K尺の車体にリーフサス。スタンダードなエアロスターです。うちの地元のエアロスターもそうでしたが、安全窓?が白く濁ってしまうのはなぜなんでしょうね。
しかし、なんとなく物寂しい雰囲気・・・あれ、方向幕がない!
この車両、この日の展示をもって廃車となるそうです・・・一世を風靡していた初代エアロスターもすでに過去の遺産になりつつあるんですね。
サイドパネルの錆跡が、雪国の路線バスの環境の苛酷さを表していますね。24年間お疲れ様でした。
・・・
この辺りで時間的に限界が…
他には各社自慢の夜行高速バスや、先日マイナーチェンジした新エアロスターも展示されていましたが、スルーせざるを得ませんでした。
帰るためにシャトルバス乗り場に行くと、なんと元都営バスのブルーリボンが!!ぜひ乗ってみたかったんですが、間に合いませんでした・・・orz
悔しいので、今年の初めに長野駅で撮影した同型車をアップします。
日野ブルーリボン U-HU2MLAA改 1992年式
元東京都営バスで「グリーンスター」として運行されていた車両。ツーステですが、都市部向けの低床車みたいです。
特徴は前扉がグラインドドアで、中扉が4枚折り戸であることですかね。顔も少し独特です。
もう都営のバスが地方に渡ることは無いと言われていますし、この型式も貴重になっていきますね・・・
もう少しだけ続きますが、今回はここまでにします!
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Posted at
2014/10/05 11:17:17