
実は発売された当初、Cクラスにエアサスが装備されたと聞いてクラウンやレクサスLS、RXエアサスのようなふわふわとした乗り心地を想像していました。で、実際に乗ってみると・・・・
・・・・・ん?硬い?
想像とは反してスポーティな感触で、正直な感想ばねサスでもいいんじゃないか?と思っていました。でもまぁ路面情報がきちんと伝わってくるあたりBMWの走りを意識してるのか、車体の安定感は抜群でした。とてもDセグとは思えない、何とも言えない走りです。昔のような楽な運転の車からBMWのような走る喜びに傾いた仕上がりであり、近年のメルセデスが若い層を掴みたいと考えている結果なのでしょう。
自分としてはこの走りでまったく問題ないと考えていますが、今の40代、50代の層から見たら受けが悪いのかもしれませんね。confort modeではもう少しやわらかめの設定で良かったのかもしれません。
そんなこんなでバネサスのC180AV AMGlineにも乗ってみましたが、こちらは・・・・・
なぜこんなに硬いの・・・という印象でした。軽い車体で軽快感もありますが、やや走りと乗り心地がアンバランスで、自分には合いませんでした。
AMGlineではなくノーマルサスであればもっとconfortなのかもしれませんが、あいにく試乗者はすべてAMGlineだったためその違いは体感できませんでした。
恐らくもう一つの問題としてランフラットタイヤが乗り心地を悪化させている原因なのかもしれません。本国ではランフラットタイヤはオプション設定であり、サスもノー マルタイヤでセッティングされたと考えられます。
・ランフラットタイヤの利点(wikipediaより)
通常のタイヤではパンク直後に操縦性能が急激に悪化し、ドライバーが車を制御出来なくなり事故に至る可能性が有る。仮に停車できたとしても、後続車にとっては予測不可能な急停車になり、後続車に追突される可能性がある。ランフラットタイヤでは、パンク後も暫くは走行が継続できるため、事故に遭遇するリスクを回避できる。特に、交通量の激しい道路や高速道路のほか、諸外国では治安の悪い地域や、軍用車両では戦闘中やNBC環境下など、危険な状態や場所で自動車を停止させ、タイヤ交換やパンク修理をすることを回避できる。
ん~確かにパンクした際の安全性はあります。ただ実際に日本国内で運転していてパンクしても、よほどの山奥でない限りはJAFで対応できそうな気がします。
また、高速道路でのバーストの可能性もありますが、多くが整備不良の場合が多いです。
そう考えるとランフラットタイヤを積極的に装着する必要があるのか疑問ですね。実際日本国内で走っている99%の車がノーマルタイヤです。
乗り心地に関してはノーマルタイヤでセッティングされたサスペンション+ランフラットタイヤの組み合わせによるアンバランスが原因かもしれませんね。
納車が11月末で同時にスタッドレスに交換する予定なのでそのあたり検証してみたいと思います。
Posted at 2014/09/07 13:38:14 | |
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