最近は,何を買うのもネット通販です。細々したものだけではなく,重いジュース箱など持ってきてくれるのも助かっています。毎日のように何かを注文していると,たまに違ったものが届いたり,不良品が届いたりすることもありますね。
我らがAmazonの場合は,注文履歴から商品の返却ボタンを押し,理由を選択すれば,返送先が印刷されるので,それをダンボールに貼って商品と一緒に着払いで送り返せばOKです。
クレジットに返金か,Amazonギフトにチャージを選べますが,チャージはすぐに対応されるので,それで再発注すればよいわけです。

私は最近,Amazonだけでなく,中国アリババが経営する通販サイト アリエクスプレス(AliEX)で買い物をすることが多くなってきました。理由は,2つ。1つは,国内で同じものを注文するのに比べて半額程度とお安いこと,2つ目は,変なものまで売っていて面白いことです。
MINIのグローブボックス用のキャップの例です。上がAmazon,下がAliEXです。

上も中国業者の出店っぽいですが,下のほうがずいぶん安いです。
多くの場合,AliEXは配送料も無料なので,お買い得感はありますね。因みに25%オフとなっていますが,AliEXの商品はどれもこのようになっていて購買欲をソソる仕組みです。タイトルが副操縦士ハンドルと変なのは自動翻訳のセイで,助手席のことです。
変なものの例としては,このようなものもあります。

車のUSBポートに挿すと,室内の音楽に反応してLEDがカラフルに点滅するという実用性ゼロの商品です。しかも基盤がむき出し。
安くて面白いAliEXですが,困った点もあります。
1つは,品質がイマイチなものが時々混じっていること,2つ目はたまに違う品物が送られてくることです。これは,サンバイザーカバーですが,ほつれがあったり,全体的に歪みがあったりしますね。
元がやすいので,こういうのはまだ可愛い方ですね。
ところが,違ったものが届くケースは,困りものです。
これは袋を開けたら,注文した反射ステッカーの代わりにシールの付いたプラスチックが2個入ってた事例。
こちらは,ドアのキックガードとしてF56タイプを買ったのに,R56タイプが届いた事例。
しかもこの事例では,施工後におかしいことにやっと気づくというマヌケさ全開のおまけ付き。
「あれ~~,ドアの形となんか違うんでねいかい?」
AliEXでは,商品に問題があるときは,まず業者と連絡を取りなさいとなっているので,注文履歴から業者に連絡を取ることにします。
コンタクトセラーを押すと,チャット画面になるので,状況を説明し,証拠の写真をアップしました。
前略
ワシ「これが送られてきた品物の写真だよ」
業者「あらま! ちょっと確認します」
と言ったきり,1週間経っても梨の礫なので,仕方なく次のステップを踏むことにしました。
注文履歴から,Open Dispute「係争開始」を開きます。
そうすると,AliEX本体が介入してきます。
状況と証拠となる写真やビデオを要求されるので,注文番号がわかる送付状と商品の写真を添付しました。
また記載した内容は,次の通り。
F56タイプを注文したけど,違うタイプが送られてきた。(証拠の写真や注文番号を確認してくれ)
業者と連絡をとったが,これまでのところ返事がない。なので,返金を希望する。
そうしたところ,すぐにAliEXの裁定が下り,返金となった訳です。
お金は戻ったのですが,ショップの態度は腹が立ちますよね?
それに,このショプしか売ってなかったのでもう一度注文すると同時にチャットメッセージを送りました。
ワシ「もう一度注文するから,今度は間違うなよ!」(表示外)
業者「また送るの?」
ワシ「係争が終わって返金されたから,また注文する。注文番号~だから確認してくれ」
業者「わかりました」
その後すぐに注文商品のステータスが発送中(shipping)に変わりました。
あれ・・・? なんか様子が違うな。。。
日本人の感覚では,本体が介入して係争ともなれば,ショップの信用に関わることだから,それを意に介さないような業者は悪徳と相場が決まっているのに,ん~~,なんか対応普通に感じるな。
それからしばらくして,今回はやや早めに正しい商品が届きました。
貼り付けもバッチリです。
結論:中国の業者は,Dispute(係争)を普通のルーチンの一部と捉えているみたい。なので,商品が間違ってたら,業者コンタクトのあと,遠慮なく係争すべし!
因みに,最初に送られてきたR56パッドは返さなくていいとAliEXから通知がありました。
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Posted at
2019/08/16 12:31:12