
いつものようにAliEXを徘徊していると,面白そうな基盤を見つけました。
真空管プリアンプです。メインアンプの前段にいれて少し増幅したり,響きを変えたり,インピーダンスを揃えたりといった機能がありますが,最近は一体となっていて単独ではあまり売っていませんね。
Olive HiFi Tube Amplifiers Audio board Amplificador Pre-Amp Audio Mixer 6Z4*2+ 12AU7*2+12AX7*2 Valve Preamp Bile Buffer
という商品名で,真空管なしの基盤だけだと2500円ほどで買えました。
コロナで遅れに遅れて2ヶ月以上かかって到着です。
真空管そのものは,日本のサウンドハウスさんから調達しました。ここはリーズナブルな価格設定なのでよく利用しています。
バラバラに注文していた電源トランス,VUメータキット,ケースなども三々五々到着したので,製作です。基盤に部品をはんだ付けし,レイアウトを考えながら収めていきます。
まだこの段階ではVUメータの穴が開いていませんね。
ホールソーを使って前面パネルに開けましたが,板厚がそこそこあって大変でした。
ボリュームはAliEXで買ったALPS製と称するものを使ってみましたが,音量を絞ったときの左右差がひどいのとガリノイズがでるので,取り替えることにしました。きっと偽物だったんだろうなw
秋月の電子ボリュウムです。私はこれが好きで自作物にはいろいろ使っていて大変重宝しています。このボリュウム,OPアンプを自分で準備して差し込みますが,今回はネタでディスクリートで組んだ等価アンプを仕入れてみました。これも中華製です。もしダメだったらいつもの8920に戻します。
でで~! なんか同じ機能なのに威圧感が違いますね。
でかっ! ボリュウム基盤が完全に覆われていますね。でも他の部品と干渉しなくてグッドです。
音は・・! あれれ。悪くないですね。しばらくこれで聴いてみよう。
というわけで,書斎の机の上にセットしました。
後ろのオーディオラックに入れたらいいんですが,ボリュウムを操作するのに手元にあったほうがいいので,近くに置いています。
ちなみにラック上に見えるのはメインアンプで,トランジスタ製です。
これは作って随分経ちますが,良く鳴ってくれるので使い続けています。
ただ,これだけだと聞き疲れしますが,真空管プリを入れることで一日聴いても疲れなくなります。不思議だなあ~?
音源はPCディスク内のデジタルかAppleミュージックのストリームをiTunesで聴くことがほとんどですが,気合を入れてDSDなどを聴くときはJRIVER MEDIA CENTERを利用しています。
ただハイレゾ系はディスク容量がいくらあっても足りないですね。
ついでに,DACはアマネロ経由でPCM1795X2で作っています。
今までも簡単な真空管プリを入れていましたが,今回は往年の某有名メーカのレプリカ回路ということで導入してみました。
朗々と鳴ってくれて良いですね。
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Posted at
2020/09/21 11:15:21