
長雨が続いたせいか,うっちゃっておいた植木鉢のいくつかが苔でいっぱいになってました。

一面びっしり。なんか芽が出てるし。
これなんかよく見かけますね。
よーく見ると何種類かが共存しているようです。
あまりに見事に茂っているので,これを使ってコケリウムに挑戦してみることにしました。
スコップで適当にほじくり返したものがこれ。苔は土の表面に薄く付いているだけかと思いきや,土も2cmくらいの厚さで一緒に付いてきます。それにフカフカでまるで高級絨毯のような感触です。
この土をざっくり洗い流します。小石なども結構抱き込んでいますね。まるむしや幼虫とかもいたら困るので裏表も流水でよく洗いました。ただしあまり洗いすぎると苔がバラバラになるので,そうなる手前でいいことにします。
こんな感じで準備完了!
近所の百均で次のようなものを仕入れてきました。
ガラス瓶,ハイドロソイル,テラリウムフィギュア,LEDスタンド。
ハイドロソイルは,土を焼き固めたもので,吸水保水性がよく養分も入っています。
瓶に適量ソイルをいれ,霧吹きをして崩れないようにしたら,表面の形を整えます。
金魚鉢から取り出してきた麦飯石をアクセントとして真ん中に配置したあと,苔をまずは適当に並べてみます。
ピンセットで細かな調整をします。
次にフィギュアを置いてみます。
何度かアレンジを繰り返し,とりあえずはこんな塩梅となりました。
簡単な割には悪くないですね。苔は適度な湿気があれば,部屋の中の明かりでも育つようです。
それでもどこに置くか決まってないので,補助の意味でLEDスタンドも買いました。
これはこれでおしゃれですね(笑)
さて,今回植えた苔ですが名前を調べてみました。
まず,上の大きなウチワみたいなのがゼニゴケです。よく見るとキノコのような雌器托が何本か出ています。次に時計でいうと12時から3時にかけてあるのがフロウソウのようですが,これは自信がありません。3時から6時は,ホソバオキナゴケで人工芝のように見えますね。ここから芽が出ているように見えるのが,蒴(さく)と呼ばれる胞子嚢です。6時から9時はスギゴケです。葉が杉に似ていますね。そして,時計の針にあたる真ん中の苔は,ムチゴケといって,二股に分かれなが成長するのが特徴らしいです。
簡単にできてインテリア性もあるので,いいですね。ロバくんも喜んでます。

枯れないかしばらく様子を見てみます。蓋をしておけば1週間に1度,換気と霧吹きだけでいいみたいです。
Posted at 2019/07/31 14:08:15 | |
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