
パート3です。
なんでこのシリーズを書こうとしたのか?
自らの備忘録という意味もあります。
でも。
それ以外にも、これからわんこと旅をしたいと思っている人、
そのために車を考えている人に。
少しでも考えていただける材料があったらいいなあと思ったからです。
ネットでひいても情報は数あれど、こうしなさい、というのは少ないと思います。
実はそのとおりですね。書けないですもの。
車の形もちがう、犬の種類や頭数や性格、人の数も違う、などなど。
一般論は書けても個別の対処は困難です。
ですから具体例をあげてみたらどうだろう、と思ったわけです。
シトロエンC5ブレーク(ステーションワゴンのことですよ、どこかのお嬢さん!)を使って2匹の柴犬(一般的には中型犬、大型も多分同じでいける)と長距離を走って泊まりがけで暑い真夏の日中に移動する、とある犬馬鹿おやじの方法と思ってください。
それ以外はそれなりに変更してください。
これがベストなんてありません。
行間を読んでみてくださいね。
さて、今日のテーマは犬の準備です。
犬は、明日出かけるから、なんてことわかりません。
ただ犬は車酔いに注意が必要なので出かける前から食事に注意が必要です。
特に、うちの小夏(柴犬、8歳、女の子)はいまだに車酔いしてます。
したがって出発の約8時間前から絶食します。
間に合わないときは場合は柔らかくして消化が良いようにしてから。
ただ、犬が吐くのは人間が吐くよりより抵抗がないので、吐いたら掃除したらいいか、という具合に気楽にいます。
うちの小夏の場合は吐いて汚れたタオルをクレートの出口に押しやって自らが汚れないようにできますので。
特に日本犬はきれい好きですからね。
暑いときは犬の暑さ対策も必要。
首には保冷剤入りのバンダナをまいています。
溶けたら交換します。
基本は約2時間で休憩をいれます。
なれたら3時間くらい大丈夫。
吐いたりしたらその都度掃除をしてあげましょう。
保冷剤のチェックもお忘れなく。
さて休憩。
いつもは朝夕しかいかなくても休憩時間は散歩しましょう。
知らない土地では犬は少し興奮気味に、でもストレスから解放された顔で歩き出します。
トイレをすませて落ち着くまでのんびりと。
できれば30分以上の休憩をとります。
先はいそがないで。
もちろんですが直射日光のあたる時間帯や真冬以外はワンコだけをクルマに残しては絶対にいけません。
そのあとドッグランなどで遊ぶのもいいでしょう。
ここで犬のしつけがものをいいます。
しつけができて初めて犬になれる、とは誰が言った言葉だったか。
しつけの1個目。
クレートコントロール。
犬がクレートにはいることをいとわないようにする訓練です。
クレートコントロールに関してはググってください。
いっぱいでてきます。
クレートは閉鎖空間です。しかしご心配なく。
犬は元々閉鎖空間にこもる性格があります。
しつけの2個目。
お腹のすいたわんこたち。
でも当然人間は昼食や間食をとります。
普段から人間の食事を犬にあげないこと。
自分の食事以外におねだりをしなくなります。
今年の夏、三木SA下り線で休憩中の犬たち。
首のバンダナには保冷剤。
散歩の後、飼い主は屋外で昼食中。
宝塚ホテルのサンドウィッチとスターバックスのアイスコーヒー。
ワンコたちはその下で涼んでいます
目的地に着いた後。
ゆっくりしましょう。
クレートを犬がゆっくりできる場所に移動します。
足をふいて体を拭いて、よくがんばったね、とほめてあげてください。
飼い主がリラックスすれば犬もリラックスします。
朝が絶食の場合。
目的地に到着して夕食は一日の1/2プラスαをあげます。
あとはゆっくりしましょうね。
ちょっと疲れていても一晩経てば大丈夫。
また次回に続く。
誰かのお役に立てれば幸いです。
Posted at 2011/08/23 22:43:50 | |
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犬連れ長距離旅 | 日記