
Sスペシャルパッケージ MT6
Jun.11, 2015 晴れ
オープンの状態で着座する。特に問題なし。
着座位置はかなり低い。
着座後に幌を閉める操作をしたが、NCに比べ幌を引き上げる操作が格段に軽くなった。
ここまで軽ければ電動である必要は全くない。むしろ電動化による重量増の方が気になる。
左右のドアミラーの角度を調整するが、RV車のミラーを見慣れた目には視界が狭く感じる。
ミラー調整スイッチの位置、操作性は直感的で迷うことはない。
後方視界は、ハイバックシートの隙間から覗く感じ。必要最低限の視界か。
シートの前後位置、背もたれの角度調整も標準的操作で迷うことはない。
私の体格にはシートの背もたれの幅が狭く窮屈に感じた。特に左右の張り出しが強く、中央部の背骨部分が背もたれに接しない感じがした。
ペダルの操作感は概ね良好。
アクセルはオルガンタイプに変更されたが、極短い試乗時間では特に効果は感じない。
ブレーキのフィーリングは極自然で、効き具合、コントロール性ともに良好。
減速時などブレーキを踏みながらシフトダウンを行う場合、アクセル操作は踵より側面を使ったほうがいいのかもしれない。慣れの問題か。
クラッチはかなり軽く、つながり位置は浅めだが、これも慣れの問題という範囲。
シフトフィーリングは極上級。
本線に合流するときの加速感は必要十分な力強さがある。エンジンは1500ccで十分と思われる。
低速時のハンドル操作は異常に軽いが、車速が上がると落ち着いた重さになる。
車速が乗ってからの運動性は快感。思いのままに操れる。ハンドリングも素直。
車体が軽くなった効果により、ドライバーの操作に対して非常に軽やかな挙動を示す。
足回りは決して硬くはなく不快な振動や突き上げなどは感じない。
試乗後の感想としては、とにかく爽快。
使い切れないほどのパワーはない。
タイヤのグリップ力に頼った強引なコーナリングパワーでもない。
クルマ自らがドライバーの意思にシンクロして動き出すような感覚。
この車と対話しながらワインディングを駆け抜けるとき、まさに人車一体の境地に至るだろう。
Posted at 2015/06/12 15:36:52 | |
トラックバック(0) | 日記