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2012年01月15日 イイね!

べスパ150スプリントのプチレストア(1)

べスパ150スプリントのプチレストア(1)前回べスパについて書いたのはもう1年くらい前のことだった。

あれからしばらくして、暖かくなってきた頃には震災やらあって、そのうち梅雨が過ぎて夏になり、久しぶりに引っ張り出してみた。エンジンを掛けるのにキックが多いのは、単にプラグが汚れていただけのようで、長く乗ってなかったために混合のオイルがタンク下にたまり、それが悪さをしているのではないか、という感じで、プラグを清掃してみれば、一発で掛かるようになった。

ところが走り始めて、ブレーキを踏むとエンジンが止まる現象が起こるようになった。というか、1回や2回でなく毎回。ここで6Vの昔のべスパについて御存じの方は、「あぁ、アレか」とピンと来るのであろうが、6Vべスパに乗ってちょうど20年になる私は、長い間にそんな話はどこかに置いてきてしまったようで、すっかり原因が分からず、そのままホロを被っていた。

そうこうしているうちに、止めている自宅駐車場の床にオイルの混ざったガソリンがジャジャ漏れになっていた。これも旧式べスパにはよくある症状で、だから駐車する場合には、ガソリンコックをC(Close)にしておかねばならないのである。そんなことも20年前にはよく知っていた話だったのに、日常的に乗らないと忘れてしまうものなのだ。

さて、そんなことなので、私はまずキャブをバラして清掃しないといけないと思っていた。が、これまた思っていただけで数カ月が過ぎていた今年の初めのこと。たまたま会社で久しぶりに会った同僚と話していると、「キャブなら簡単にできるよ」というので、再び気分が盛り上がり、自宅に近々来てみてもらう約束にして、私はついに半年ぶりにべスパをガレージから引っ張り出した。

幸いなことにボディは錆もほとんど出ておらず、見た目的には何の変化もなかった。

ジャジャ漏れになってから慌てて(遅ればせながら)CloseにしておいたコックをOpenの位置にして、やはりプラグを気休め程度に拭いてからキックしてみると、すぐにエンジンは掛かった!「何だ、ジャジャ漏れになって乗れないのかと思っていたら、全然動くじゃん!」と思い、次に前から分かっていた左リアのウインカーの球切れを調べることにした。

外してみると、クルマの室内球のようなものが入っている。台湾仕様だけの、変わったウインカーだが、玉は12V10W。さすがは台湾仕様、こんな70年代の車両でも12V化されているのか、と思いつつ、近所のバイク屋に「クルマで」行った。そこのバイク屋は普通のヤマハのショップだったが、べスパを診たこともあるといい、奥からいろいろ箱を引っ張り出してくれて、玉を探してくれた。しかし、「こんなクルマの室内球みたいなのは、バイクには通常使わない」とのことで、やはり見つからなかった。

私はその足でオートバックスへ行った。すると、やや大きさが違う(長さが若干長い)ようだが、その玉は「やはり」「クルマの室内球として」見つかった。何はともあれ、よかった。早速家に戻って玉を交換。エンジンを掛けて家の周りをテストドライブ。しかし先の「ブレーキを掛けるとエンジンが止まる」症状は直ってなかった。

ここで原因が分からず、メゲそうになったが家に一旦入ってネットで調べてみることにした。「ブレーキを掛けるとエンジンが止まる」で検索。すると・・・一発でヒット!その原因とは「リアブレーキの玉が切れていると、リアブレーキを掛けるとエンジンが止まる」というものだった。

私は愕然とした。なぜなら、先のガソリンコックの話と同様、その話は6Vのべスパではよく知られた話で、事実20年前の大学生の時代にべスパを足にしていたころには、私自身リアのブレーキランプの玉を「予備」として常に持ち歩いていたからだ。20年間途切れることなくべスパを所有しておきながら、何てことなのだろう。

翌日、私は改めてオートバックスへ行き、今度は切れていたリアブレーキの玉を買いに行った。

不思議だったのは、ウインカーは12Vの「正しい」台湾仕様だったのに、ブレーキランプは6Vだったこたことだ。「ひょっとして12Vであるべき玉が6Vなんか入っているから、切れてしまったのではないか」と思い、念のため「元と同じ」6Vと12Vと両方の玉を買い求めて帰ることにした。どっちにしたって玉の値段など二百円程度である。もしどちらか一方だけで間違いだった場合、また「クルマで」パーツを求めて行かないといけないことになり、それではまた半年くらいホッタラカシになってしまうかも、という危惧もあった。

帰って早速玉を取り替える。というか、ネットで原因を発見して初めて「自分のべスパのリアブレーキの玉が切れているかも」と思ったくらいで、ウインカーが切れているのは気が付いていたが、リアブレーキまで切れているとは思いもしなかった。このことを捉まえて、「べスパというのは、(重要保安部品である)リアブレーキの玉が切れると、ブレーキを踏んだらエンジンも止まって教えてくれる」という説もあるようだが、これは間違いらしい。

で、まず試したのは「正しい」台湾仕様の12Vの方である。玉を変えて、エンジンを掛け、家の周りを一周してみる。しかしダメだった。やはり「リアブレーキを掛けるとエンジンが止まる」のである。ちなみにべスパは前ブレーキはブレーキランプとは連動していない。なのでエンジンが止まるのは、リアブレーキと連動する、床踏み式のリアブレーキだけだ。

仕方がない、念のため買っておいた6Vの玉のほうに変えてみた。すると・・・今度は止まらない。どうしたことだろう?しかし、これで念願叶って?またべスパを乗りまわせるようになった。成人の日のかかった3連休でもあったので、家の周りの近場だけだが、後ろに子供を載せて、チョロチョロ走り回った。もちろんジャジャ漏れして減っていたガソリンも足したし、同じく長期置いておくと減ってしまうタイヤの空気圧も適正にしておいた。

ネットで見つけた「なぜ玉が切れるとエンジンが止まるのか」だが、もともと設計が古いべスパの場合、6V仕様であるばかりでなく、ブレーキランプの設定がなかったため、その電源系統を直接プラグ行きの系統から取ってあるらしい。だから、玉が切れてブレーキを踏むとエンジンが止まる、というのである。しかし私にはまだなぜなのか?だ。だったら、玉が切れた時点でもエンジンがかかるのは不思議ではないか。(←この疑問には何と中学生の私の息子が予測ながら正しい答えを教えてくれた。何とも情けない。答えは、「リアブレーキがスイッチになって、エンジン行きの電源系統をリアブレーキ側に切り替えている」だった。だから球切れしていると、ブレーキを踏むと「閉じた」系にならず、エンジンも止まってしまうのだ)

何はともあれ、「普通に」乗れるようになった私の150スプリント。この「追い風」に乗じて、前から気になっていた部分のプチレストアをすることにして、部品をネットから注文した。
Posted at 2012/01/15 21:57:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | べスパ150スプリント | 日記
2011年01月22日 イイね!

べスパ150スプリント

べスパ150スプリント現在私はアルファロメオ147GTAのほかに2台のべスパがある、8輪生活、である。

2台のべスパは、いずれも70年代のモデルで1台は200ラリー、もう1台は150スプリントである。
その150スプリントが修理から実に5年3カ月ぶりに帰ってきた。
ま、正確にいえば修理に3年かかり、そこから帰ってくるのに2年3カ月たった、ということだ。
なぜそんなに長くなったのかはさておき、5年3カ月ぶりにべスパに、すなわち2輪車(ただし自転車除く)に乗った。

自宅に帰ってきたのは先週の火曜日だったが、仕事で朝は早く夜も遅いから、車庫にあるのをタバコを吸いながら眺めているだけ、だった。
それがようやく今日になって、自宅前に引っ張り出し、まずは5年分の埃などを拭いた。
実際には修理に出したところが倉庫の中に置いておいてくれたため、思ったほど汚かったりしたわけではないが、それでも小傷やゴム部品の劣化は見られた。

ガソリンもおそらくは5年前のものが入っているが、べスパは2サイクル・混合のため腐っているわけではなさそうだった。混合?そう、べスパは2サイクルエンジンであるだけでなく、混合、すなわちガソリンをタンクに入れた後(前でもよい)、オイルを一緒にタンクに入れる必要があるのだ。混合比は2%であるが、モデルによっては5%というものもある。2%はどうやって分かるのか。目盛のついたカップで計るのである。だから混合エンジンのべスパを新車で購入すると、取説/スペアキーのほかに目盛のついた混合用カップと、プラグレンチが付属してくる。

ガソリンコックをC(Close)からOpenにし、キックしてみる。
ブロロロとはいうが、かからない。
もうキックなんかしていれない、というくらいでようやくエンジンが目覚めた。
そういえば、5年前でもそうだったな、と思う。
どういうわけか、私の150スプリントは昔からエンジンの掛かりが悪い。
プラグは交換済みだから、点火系なのだろう。

混合で燃焼させるから、排気ガスが白い。オイルが燃えているからだ。
だから世の中の2サイクルエンジンはなくなっていった。今や原チャリだって4サイクルだ。

久しぶりにべスパに跨り、クラッチを切って1速に入れ、クラッチをゆっくり離しながらアクセルを開けると私の150スプリントはそろそろと発進した。昔と変わらない、あのべスパの運転感覚。そして私は近所のガソリンスタンドを目指した。べスパはモデルにもよるが、左手が通常のバイクと同じ、クラッチである。変速はどうやってやるのか。左グリップを回転させて行う。1速と2速の間にニュートラルがある。左手でクラッチレバーを引きながら、そのまま手前側へ回すとローに入る。そこから、向こう側へ回すと順に2速、3速と変わっていく仕組みだ。ほとんどのべスパは4速だが、一部3速というモデルもある。

家を出てほんの3分ほどの裏道だが、2度走りながらエンストし、またイヤというほどキックして始動した。エンジンの修理で出していたので、5年ぶりにエンジンを掛けているわけではない、にせよ、2年ぶりくらいなのかもしれない。
なんとかガソリンスタンドにたどりつくと、ガソリン満タンにし、先のとおりカップにオイルを計ってガソリンタンクに注ぎ込む。そんなことでガソリンに混ざるのか?分からない。が、それで問題になったことは過去にないから、走っているうちに振動やら何やらで混ざるものなのだろう。それが気になる御仁は、先にオイルを入れることだ。そうすればガソリンを入れる勢いで、より確実に混ざるだろう。

帰り道はエンストしなかった。

べスパを運転するのは楽しい。
それは小排気量のクルマをマニュアルで、街中で乗る楽しさと同じである。
各ギアを目いっぱいに使いながらエンジンを回して、次のギアへ変速する。
そこから得られる速度なんて、せいぜい制限速度程度であったりするが、それでも楽しい。運転している感覚いっぱいである。

べスパはどれくらい速いのか。
50ccは本当に遅い。きつい上り坂になると、全然登らない。
125ccモデルで原チャリよりちょっと早いくらい。
150で100km程度、200でも120km程度である。
もっともタイヤが10インチで、プアなブレーキだから、街中で飛ばすのは危険行為、アホウのやることだ。各ギアを十分に使ってエンジンを回転させ、次のギアへ放り込む。運転者はスポーツし、傍から見ている人にはほのぼのさせる、これがべスパの運転の実態だ。

150スプリントが帰ってきたのと同時に、私の200ラリーが修理のため引き取られていった。正確に言うとセミレストアである。こちらも海外勤務ほかの事情で5年保管してあった。ただ親戚宅にホロを掛けて置いてあっただけなので、車庫にあった150スプリントよりも、錆も出ている。べスパやランブレッタといったイタリアンスクーターを所有することは、錆との戦いでもある。保管は屋根の下が望ましい。でないと新車ですら1年もたてばサビサビになったものだ。もちろんこれは昔のモデルの話である。今はさすがにそんなことはないのかもしれないが、私にはわからない。

さて。
冒頭に掲載した写真が私の150スプリントだ。(ただし6年前)
べスパにお詳しい方なら、?がつくだろう。
これは本当に150スプリントなのか?
正確に言えば、150スプリント・ヴェローチェである。
そんなバカな。角目のべスパなんて150GLと180SSだけではないのか?
その疑問には次回、お答えします。
Posted at 2011/01/22 20:09:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | べスパ150スプリント | クルマ

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初めまして、だみを、と申します。 愛車はべスパ2台とルネエルス含め自転車3台です。 (車は諸事情あり、今は持っていません) クルマはイタリア、音楽...
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