Fluidampr Fluidampr Harmonic Dampers 530601
2014年8月装着
FD2シビックTYPE-Rに乗る機会が有りK20Aのスムースさにビックリ。
F22Cの方がK20Aと比較するとエンジン振動が大きいと言うかザラザラ?ガラガラ?感が多いように感じます。
設計年が大きく違うのですからある意味仕方ないことかと思いますがやはり気になる。
エンジン振動が大きいことはエンジン本体やオルタネータ、エアコンコンプレッサーなどの補器類の耐久性にも大きく関わる要因と思います。
スポーツ走行を多用するためこの振動を抑制出来ないかと思い色々調べてみるとアメリカにATI SuperDamperとFluidampr HarmonicDampersなるものを見つけて興味がわきました。
ATI SuperDamperはゴムにて減衰、Fluidamprはプーリー内部に充填されたシリコンフルードに重りとなるリングが浮いて回転して減衰している構造です。
当時ATI SuperDamperはNASCARなどのレースでも使用されているとのことで信頼性があるように思いました。
またプーリー外周に角度目盛りがふってあるので何かの時(何かの時は無いですが・・・。)には便利かなと思いこちらにしようかと思いましたが直径が10%小さいもの(for Race)と7%大きいもの(for Street)しか設定されていない。
クランクプーリー直径が違うとウォーターポンプ、オルタネータ、エアコンコンプレッサーの回転数が変化して設計上より回り過ぎたり回らなさ過ぎたりして問題が発生する可能性が否定出来ない。
ウォーターポンプ回転数が低い場合には冷却水流量が減って冷却能力の低下、オルタネータの回転数が低すぎる場合には発電量不足が有るかもしれません。
変わってFluidampr Harmonic Dampersは純正クランクプーリーと同径の上にクランクプーリー脱着時に使用するクランクプーリーロックツール用の大きな六角溝も設定されているのでこちらを選択。
ちなみにこちらのプーリーには上死点マークしか設定されていませんが。
しかし当時国内にはATI SuperDamper、Fluidamprともに取り扱っているショップは存在しないようでしたので初めてのシッピング購入。
シッピングで有名らしいSummit Racingにて購入、納品まで2か月くらいかかりました。
購入金額は本体$389.97-送料$60.68-輸入内国消費税と納付手数料(DHL)で¥2,780-でした。
装着後エンジンのパワー感や振動の低減、レスポンスの違いはほとんど感じられませんでしたが高速道路巡行中のエンジンの静かさにはビックリしました。
あまりにエンジン音が静か過ぎてロードノイズが更に良く聞こえるくらいです。
それとエンジンブレーキの利きが少し悪くなりました。
Fluidamprプーリー本体はエンジン回転数と同じ回転数に減速していますが内部の重りはフルード内を回っていて慣性が生じているのですからこれは仕方ないことかと思います。
今思えば装着による効果検証のために装着前後のノックセンサー信号をログしておけば体感が無くても数字でどうなのか判断することが出来たと思います。
純正クランクプーリーに戻してログすれば良いのだがF22Cクランクプーリーの取付トルクは結構大きく脱着は結構面倒です。
装着後6年20,000Km以上走行しましたが今のところフルード漏れなどの不具合は生じていませんし高速巡行時のエンジン音の静かさは変わりありません。
入手ルート | ネットショッピング(その他) ※Summit Racing |
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