代車A4

ここしばらく、わけあって代車生活でした。

以前も２.０Tに変更されてからの素のA4を借りていますが、
その時はセダンでした。
今回はフェイスリフト前の、素の1.8Tアバントです。
走行距離は4万キロと少し走ってますが、
我がARQと同じく、2010年暮れのMY11モデルです。

150キロほど乗りましたので、少し比較してみます…

宇治往復での燃費はリッター13.5キロ。ARQでは11～12キロ程度ですから、効率はいいです。
タイヤはポテンザでしたが、乗り心地は柔らかく、ハンドルも軽くて 軽快。
それにエンジンもロードノイズも静かです。


一方で、クワトロの優れた点も見直しました。
ランプなど半径の小さい曲線での安定は、クワトロの仕事。
交差点で右折発進する際の均等なトラクションも、クワトロのおかげ。
雪道や雨の高速を除くと、意識しない四駆ですが、普段から恩恵はしっかり受けているんですね。

さらに、発進時のメリハリ感は、Sトロニックのおかげ。
AudiのCVTは癖が少ないですが、
それでも発進時に一瞬息ツキがあったり、
フル加速ではエンジン回転と速度が合わなかったりしますね。
やはり普段は気にしていませんでしたが、ツインクラッチの良さを見直しました。

ハンドルが4本スポークで、目線が少し下がる（車高が4センチ低い）のは、
運転していて、かなり違和感あります。
なまじ、いつもと同じ見慣れたコクピットですから。


最後に、MMIのミュージックサーバーには、
これまで借りた方であろう人の音楽データが残されており、興味深いです。
演歌やＪポップは少なくて、多くはオーケストラや80～90年代のロック、映画音楽など。
Ａ４という車種のメインターゲット像が、なんとなくわかりました。
私はT－SQUAREと広瀬香美とサザンといきものがかりを置いておきます。