kokaninjaのブログ一覧

長年ダム巡りを続けると
どうしても道中で取りこぼしてしまうダムが残りますね。
特に片道100キロくらいの距離だと
「また来れるさ」と思ってるうち年月が経つ。


近鉄沿線のダム・・・
以前は沿線に住んでたこともあって土地勘があり、ダム巡りの早い段階で沿線のコンクリートダムはあらかた回ったのですが・・・





「特急ひのとり」が走るエリアに
重力式ダム3基取りこぼしてました。



まず、三重県津市の安濃ダム
灌漑ダム・・・ため池かと思うなかれ！
農水省が建設し三重県が管理する大規模ダムです。

直下の河内渓谷は紅葉の名所
狭い道路が渋滞気味ですが、無事直下に来れました。



ダム堤体は静かなもの。
クレストに非常吐き3門、右岸直下には常用吐きのゲート1門。左岸の穴は仮排水路跡でしょうか？


ダム湖も堤体周辺も、さすが紅葉の名所だけあって、美しいです。






上から見下ろすと、左岸にも維持放流設備があるのが見えます。


これで山屋さん以外は到達困難と言われる不動谷ダムを除けば、三重県のコンクリートダムは制覇となりました（アースダムは未訪問も残ります）

続いて名阪国道で奈良県に戻り、モモレンジャー室生ダムに向かいます。


室生ダムは木津川ゴレンジャー（川上ダム完成でロクレンジャー化しましたが）の一つで、女人高野の室生寺付近にあるからモモレンジャー！
ゲートもローズピンクです。


もう紅葉が終わってますが、実は下流側は葉が落ちてないとうまく撮影できないんだとか。


上流側も同様に撮影場所が限られる立地。


あいにくの曇り空ですが、ダム湖は釣り人でにぎわってました。



つづいて宇陀の宮奥ダムにやって来ました。


クレストはゲートレスでシンプルなダム。


右岸側直下には水道施設があります。


ダムから先、峠を越えると紅葉の名所として有名な談山神社があるためか、堤頂への道路は大型バス含め交通量があります。


ダム直下の減勢池が学校のプールみたいと聞いてましたが、なるほど(*'▽')


小さなダム湖は紅葉を映しています。


ダム湖の傍らには小さな神社があり、紅葉が見事です。
「宮奥」の地名は周囲に点在する由緒の在りそうなお宮さん由来でしょうか。




遠くの山々は大高山地。山の向こうは蓮ダムになりますね。


これで奈良県のアーチ、重力、ロックフィルダムは非公開の須川、瀬戸ダム以外では大門ダムを残すのみです・・・が、それはまた来年。
もうすぐスキーシーズンが始まるから！

もはやシリーズとなっている
「いつまでもあると思うな」
今回は阪急電車にかかわるスナップ写真

阪急に関してはホントに詳しい玄人筋が多いので
私ごときは多くを語れませんが(;^ω^)





相互直通関係にある関西私鉄の多くは来月一斉にダイヤ改正。
阪急も全線でダイヤ改正です。
阪急はここ数年、2100系（能勢電1500）や2300系、3000、3100系列が消えましたが、今回のダイヤ改正でも消える電車があるかも？









まず神戸線系統では増解結がなくなるらしいですが
増結用編成余剰の余波で支線系統の車両には変化が及ぶかも

まあすぐに全て淘汰はないでしょうが、神戸系統最古参の5000系


これは5000系では唯一、車番を貫通扉に表示する伝統を受け継ぐ編成


さらにチョッパ試作車2200系の生き残り7000系の90番台も、果たしていつまで健在か？


続いて宝塚線系統です。
この系統では5100系が古参です。
この編成は大きなドア窓やシングルアームパンタなどリニューアルで進化してますが・・・


リニューアル未施工のままの編成に関しては「いつまでもあると思うな！」




5100系には後期型のMcダブルパンタ車もいますが、多くは能勢電に移籍済み。
阪急に残るのは支線の箕面線用のみ。


これも宝塚線10連廃止で増結2連の余剰が見込まれる中、この前パン5100が阪急線内で見られるのはいつまで？


前述通り5100系は能勢電に移籍進出してますが、


この川西能勢口発の妙見口行きは次のダイヤ改正で、ほぼ消滅。


能勢電に残る1700系は阪急2000系の移籍改造車ですが
転入する5100系などに押されて年々数を減らし



貴重な2100系出自となる1754も廃車宣告がされましたね。


1700系、まだ残る編成もありますが、それも予断は許しませんね。
ちなみに写真の山下駅のスイッチバック乗換えは、今ダイヤ改正で見られなくなるのかな。


宝塚線に話を戻すとほかにも様々な貴重な編成が見られます。
例えばオリジナル8000系のリバイバル編成や


6000系では唯一となる試作アルミ車


名目上、能勢電に移籍しつつも宝塚線で活躍を続ける6002編成


これらのネタ編成達もいつまで見られるのでしょうか・・・


そして最後は京都線です。
ダイヤ改正では列車種別としても快速急行や快速が消えます。





車両系列としては最古参3300系
現存する編成はほとんどが新車並みにリニューアルされてますが・・・


唯一リニューアルされていない3330-3366編成は風前の灯火



3300系に代わって7連化され、普通列車運用が増えた5300系


しかし3300系と異なり、本格的なリニューアルを施工されていない編成がほとんど


これでは場合によって、3300系よりも早く廃車される可能性もありますね。


今次のダイヤ改正で運用撤退する「京とれいん」に運用される6300系






京とれいんに限らず、これからホームドア化が進展すると扉の位置が異なり運用に制約が生じる6300系自体、先行きが厳しいです。







ついでに京都線に乗り入れてくる大阪メトロ66系も前期タイプ車でリニューアル
が進み


もはや未施工はあと一本のみ。
写真の第10編成もすでに今春リニューアル済みです。




以上、
「いつまでもあると思うな　阪急電車編」
でした！