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kokaninjaのブログ一覧

2025年05月05日 イイね!

剣山・祖谷渓ダム巡り その2(松尾川ダム・三繩ダム・池田ダム)

剣山・祖谷渓ダム巡り その2(松尾川ダム・三繩ダム・池田ダム)若宮谷ダムのあるエリアから池田方面への県道32号は、
断崖絶壁を行く狭い曲がりくねった道です。
ここが祖谷渓の核心部とあって交通量も多く、
バスも来ますが離合個所は限られ山の中なのに道路渋滞。






とくに有名な小便小僧付近はインバウンドのレンタカーなど駐車車両が列をなします。


折角だから観光をすべきでしょうが、人混みが苦手な私は早々に脇道にそれて、松尾川ダムを目指します。
しかし松尾川ダムに向かうこの県道149号、交通量は少ないものの断崖に落石や法面が崩れているなど文字通り険道です。にもかかわらず沿道には徳島らしい隠れ里も。ダム巡りではそんな山家によく出会いますが、都会だけが日本ではないんですなぁ。暮らし向きはどんな具合なんでしょう。
そんな道を20キロ以上でこの青看。


間もなく!


放流してます!


堤高67mを一気に流れて、中段辺りで飛沫がはねています。


角度的にビューポイントは少ないのですが、4月はまだ木々の若葉が薄いので堤体を観察できます。
規則的に並ぶコンクリートの型押しがこの時期の作品らしい。
左岸奥には維持放流用の放流パイプが見えます。


発電ダムらしく天端は入れませんが、ダムの大きさの割に幅が薄いですね。


長い道のりを越えて静かな山中、小鳥のさえずりしか聞こえません。
そして上流側は水が満々と。午前に見た名頃ダム下流の祖谷川取水ダムからも、遥々水が送られて来ます。


至福の時間を終えて、また延々険道を戻ります。
祖谷川沿いまで来ると、すぐ三繩ダムです。


この辺の四電ダムでは唯一の有人ダムで、周辺のダムや取水堰を遠隔管理しているようです。


大きなローラーゲートとは別に、右岸・左岸に自然越流部があるようです。
右岸端には小さな転倒ゲートらしきものが見えます。


堤高17m ギリギリでダム扱いですね。


この水を送る三繩発電所のすぐ先で祖谷川は吉野川に合流します。
そして間もなく吉野川水系の要の一つ、水資源機構の池田ダムに至ります。


巨大なゲートピア
船明ダムに似た雰囲気ですが、あちらに比べ池田ダムはトラス構造です。


車と比べると大きさが分かります。
ちなみこの天端には路線バスも通ります。


上流側右岸には発電所の吞口そして魚道の水門が見えます。


魚道は池田ダムのチャームポイント






池田ダムは吉野川本流では最下流のダム。


四国三郎吉野川もここまで下ると大河です。


この時点で季節がら日暮れまでまだ2時間。
そこで以前から訪れたいと考えていた高西ダムにも立ち寄ります。
その3へ つづく

Posted at 2025/05/05 11:46:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ダム・酷道・旅行 | 日記
2025年05月03日 イイね!

剣山・祖谷渓ダム巡り その1(明谷取水ダム・川又堰堤・名頃ダム・祖谷川取水ダム・栗寄取水ダム・若宮谷ダム)

剣山・祖谷渓ダム巡り その1(明谷取水ダム・川又堰堤・名頃ダム・祖谷川取水ダム・栗寄取水ダム・若宮谷ダム)ジムニーシエラは5年を経過しましたが、
主に使っている息子が夏にも引っ越すの持っていくとのこと。
ならば今のうちに道路が狭隘な四国のダム巡りを・・・
とりわけ狭い割に交通量が多くて、
Audiでは行きたくない祖谷渓辺りをアタックしました。






美馬ICから何度も右左折を繰り返して酷道438号で剣山方面に向かいます。
市街を離れるなりセンターラインが消え、谷底に点在する集落内は四国アルアルの完全一車線。狭いだけでなく、それなりの交通量があるのも四国アルアルです(´Д`)
地元車に煽られながらさらに狭い脇道にそれると間もなく、明谷(みょうだに)取水ダムが木々の向こうに現れます。




案内標識にある如く、以前は古色蒼然としたローラーゲート付きの立派なダムでしたが、近年の改修でゲートレス化された際に堤高が低くなってしまい、現在は残念ながら取水堰扱いです。


堆砂が進んでいますが、水は綺麗ですね。


さて酷道438号に戻ると間もなく谷筋を離れ、剣山への登りに差し掛かるその分岐に切越発電所川又堰堤が見えます。ここで取水した水は先ほどの明谷ダムへ送っています。
見た目は坊主ダムですが、四国の古い堰堤に見られる石貼りが見事です。


ここから猛スピードで飛ばす地元のタクシーくっ付いて、いくつもヘアピンを抜け剣山見ノ越では賑わう観光地には目もくれず、ヨサクことR439で祖谷方面へ。
下り道がややがなだらかになった頃、名頃ダムが見えてきます。標高950メートルの高原ダムです。



斜面の造成路をトコトコ。下流面に廻ると、小ぶりな堤体に大きなラジアルゲートが印象的です。でも堆砂が進んでいるせいかゲートは開け放たれており、事実上ゲートレスでの運用なのでしょうか?


もう少し近づくと、導流部下にコンジットゲートあるいは低位放流菅らしきものが見えます。


この名頃ダム下流の集落には、祖谷川取水ダムがあります。名頃ダムで発電に使った水を、今度は後ほど向かう松尾川ダムへと送水する取水堰の一つです。おそらく名頃ダムと同時期に出来た戦後の作でしょう。石貼りではないコンクリートの堤体ですが、越流部全長にわたるローラーゲートが印象的です。


相変らず狭い酷道439号ですがところどころバイパスができて、次の祖谷川本流取水ダムは見えませんでした。
しかしこのヨサク、軽自動車の行き違いもままならぬ割には、大きな路線バスがやって来ます。


まあしかし、私が元居た会社の孫会社のバスですから、こんな奥地でよくぞ路線を維持していると称賛する立場です。
それにしてもこの狭い集落に車庫。一体どうやって転回するのでしょう。


この先の祖谷川にはいくつも取水堰がありますが多くは谷底か山の奥深く。街道沿いで次に見えるダムは、栗寄取水ダムになります。
丁度ここでも路線バスと行き違い。祖谷川の断崖路にあってダムサイト「だけ」は少し広くて、あー良かった(;´Д`)


ここも見事に石貼り堤体ですね。後で向かう若宮谷ダムに送水していることから、完成は昭和初期と思われます。剣山からここまでにはいくつも集落があり、すぐ上流には観光客で賑わうかずら橋。それでも、この水の青さに驚きます。


そしていよいよ、若宮谷ダム。
西祖谷の中心部から脇道をわずか数百メートルで、もう野鳥のさえずりが響く山の中です。


非越流型の堤体なので、堅固な城壁のようです。


一宇発電所の上部水槽にあたるため本来は調整池ですが、川を堰き止めているのでダム。円筒の取水塔から発電所に送水しています。手前の変なのははサージタンク?
また写真には写りませんが、さらに手前には余水吐きらしい水門があり、トンネル吐きになっているようです。


一方で左岸には、先ほどの栗寄ダムからの水が流れ込みます。


その奥には別の堤体があります。貯砂ダムと聞きましたが、もしかすると若宮谷川の水をダム湖に入れず下流に迂回させる締め切り堰堤の役目もあるかもしれません。興味深い形態です。


ここと同じような谷川を堰き止めている上部水槽構造の岐阜の細尾谷はダム扱いです。しかし立派なバットレスでありながら、川を堰き止めていないのでダムにならない岡山の奥津水槽もあります。その一方で川がないただの上部水槽でもダム扱いの富山の仁歩水槽ダムや和歌山の尾曾谷ダム・・・その扱いの差が分かりません。
天端は開放されていますが、左岸は行き止まり。
高欄が凝った造りで、昭和初期のモダンな設計です。


非越流で洪水吐きがなく、直下に水は流れていません。


堤体最下部に小さな穴がありますが、たぶんメンテナンス用の低位放流菅みたいなものでしょう。


上流側に廻ると、その放流菅らしき装置を操作するシャフトがあります。こうして眺めると水が綺麗なのは驚きです。


さて道の駅で小休止したら祖谷渓核心部を経て、メインディッシュの松尾川ダムへ向かいます。
その2へ つづく
Posted at 2025/05/03 21:46:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ダム・酷道・旅行 | 日記
2025年04月26日 イイね!

2025のスキー総括

2025のスキー総括さあ!
今シーズンもスキー総括です。


予報通りの厳冬で早くから雪が降り、
なんと約40年ぶりに
クリスマススキーからスタートです。




めいほうは、すでにほぼ全コースがオープン


それにしても見事な青空です。
でも今シーズン、終日快晴に恵まれた日はわずかでした…


変わりやすい天候の中でも、めいほう・ジャム勝とホームゲレンデを楽しんだ1月ですが、
5年ほど使ったゴーグルのレンズ面が突如パラパラと剥がれ落ち( ゚Д゚)
やむなくお高いゴーグルを新調したのは痛かった・・・


そして2月は、忍者一家恒例の戸隠ツアー
諸般の都合で今シーズンの宿は佐々木常念先生経営の戸隠小舎に変更
閉校してしまったフランススキースクールを引き継ぐ形の常念先生のレッスンは、人気がありすぎて予約が取れずでしたが、お宿のおいしいお食事は満喫!


戸隠そばも堪能です


・・・が!
天気は4日間も豪雪続きで

到着初日、多少の降雪はタッドレスタイヤで走破できましたが・・・


それが2日目にはもう、車はどこに埋まってるのかも定かでなく


4日目は帰路を前に1時間かかって発掘しました。
これは半分ほど雪掻きした状態(;´Д`)


2月から3月も、一日中いい天気とはいきませんでしたが大雪は回避しつつ、
時に「ダイヤモンド法恩寺山」を拝める朝もありました。


晴れたと思えば小雪が舞って・・・でも雲の切れ目から浄土寺川ダム
スキーシーズンが終われば、次はダム巡りかぁ(*^_^*)


さて今シーズンはレッスンは受けられずでしたが、忘備録としてまとめておきます。
昨年にフランススキーの曽根原校長がしつこく言っていた「足首」
同じくアドバイスされた「谷手を開く構え」のヒネリ
一昨年に校長が言っていた切り替え直前から「次の谷足をセットする意識」
3年前の校長アドバイスの「行きたい方向の意識=外向空間」
そして相変らず苦手な右ターンの外傾は常念先生のワンポイントアドバイスの
「股関節から内脚をタタム」「ジッパーを立てて肩平行」
これらフランススキースクールから伝授されてきた教えを守ろうと努めました。

今シーズンの標語
次の谷足首セット⇒ガッツリ足首から行きたい方向へ⇒谷手は広く構えて肩平行⇒結果で感じる腰に圧
コブでもセット、超えて行きたい二つ先

そして来シーズンのテーマも見えてきた
リズミカルなストックワークと深く回旋させるショートターン

それにしても今年は例年になく雪が多かったですね。
雪が多いとウレシイけれど、リフトは人数制限に加えストックは下に向けるなと警告が出るほど雪が迫る。だってレストハウスでスキーを置くにもこの有様。


3月31日、スキージャム勝山で今シーズンのフィナーレです♪
シーズン初日ほどではないものの、それなりに好天のこの日は雪が多い上に寒の戻りもあって気分は最高!
ゆったりまったり食事を楽しみ(^^♪


午後4時、これこそ九頭竜(´▽`)という下界に向かって、シーズン13日目の滑り納めとなりました。

楽しかった!

Posted at 2025/04/26 21:44:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ski | 日記
2025年01月30日 イイね!

いつまでもあると思うな 京阪タマゴ型 その2

いつまでもあると思うな 京阪タマゴ型 その21月も末になって、今年初のブログです(^^;)








さて、いまから3年半前に京阪のタマゴ型を「いつまでもあると思うな」レポートしました
https://minkara.carview.co.jp/userid/891914/blog/45452531/
先ごろは発表された13000系の大量新造計画や京阪線ダイヤ改正で昼間の普通が4連化といった状況から、タマゴ型の2200系・2400系.2600系30番台が急速に淘汰の可能性が出てきましたね

まず2000系由来の2600系0番台が消えて・・・


今では現役最古参の2200系は残り4本です






大体においてリバイバルカラーが出現すると、引退フラグですよね






2400系もすでに一本が廃車済みで、残りは5本
センターからちょっとオフセットしたクーラーカバーも近いうちに見納めか…




後期型はクーラー着せの角が少しだけ丸くなりました







そして登場年次こそ1000系より新しいとはいえ、HSCブレーキで未更新の2630番台だって、そもそも4本しか居ないわけで、どうなることやら・・・






おっと!2634Fは写真がない(;´Д`)

というわけで、いつまでもあると思うなタマゴ型 その2でした


Posted at 2025/01/30 17:10:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月28日 イイね!

2024年 今年もありがとうございました

2024年 今年もありがとうございました今年も残すところ、わずか。

簡単に振り返りましょう。







鉄道では今年もリバイバルカラーが沢山ありましたね。
それだけ昭和の電車の引退が近いということなんですが、なかでも思い出深いのは緑の電車たち。
「京阪2200系」と「南海7100系」ですね。






ダム巡りは本格的には3回しか行けませんでしたが、印象に残ったのは馬ヶ城ダム。
見学会では、これまでSNS上でいいね、のお付き合いだった方とリアルにお会い出来ました。



ご近所の安威川ダムも下流公園が完成!



車では
AudiA4allroadは14年越え10万キロ越え
細かい不具合はありますが、ミシリともいわない堅牢なボディ
次期車の候補もいくつか視野に入れつつ、まだしばらく・・・


ジムニーシエラは4年越え5万キロ越え
タイヤをオープンカントリーATに履き替えました。


生活では
帰宅時に40年以上乗り続けた「千里中央行き」が見られなくなり


定年も還暦もとうに過ぎ去った今になって、仕事が変わり
3年ぶりの関東出張に返り咲き


そして明くる2025年!


私も皆さんにも、よい一年でありますように!
Posted at 2024/12/28 15:07:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「出張から帰還 道中は21都府県を通る濃いルートでした」
何シテル?   10/04 18:34
家族でスキーにはまってます。そのためのクワトロです。 趣味は鉄道・車・ダム巡り。 ダム図鑑はフォトアルバム、各ダム詳細はフォトギャラリー(Audiの愛車紹介...
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リンク・クリップ

ブレーキペダルが床まで行きます。。。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/17 13:36:59
[スズキ ジムニーシエラ]THULE フット951&バー7124 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/10/17 19:30:01
[スズキ ジムニーシエラ]THULE TH951と762(フット&バー) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/10/17 19:28:27

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14ヶ月待ったジムニーシエラです。家族の足車ですが、私にとっては遊び仲間。これまでAud ...
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