納車時徹底洗車
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
納車時に徹底的に洗車しました。
サビも皆無、塗装面もそれほど悪い状態ではありませんが、鉄粉がかなり深くまで刺さっており、ヘタすると一度も処置していない可能性がありました。
窓は油膜でギトギトのヌラヌラでした。
これらの状態の上から何らかのワックス剤を全体に塗って磨いた状態での納車です。
まぁ、どこで買ってもこれが普通の中古車ですよね。
写真は洗車道具一覧。
窓のコーティング剤置き忘れた。
使ってないコーティング剤も置いてしまった。
先週の作業なので、走ってないのにボディはもう汚れてマス。
2
まずは定番ソナックスのカーシャンプー。
泡だらけにしてやります。
拭き上げでコストコのファイバークロスが少し引っかかるほどの鉄粉と滑らかさのない原因であるスケール汚れも確認しました。
次は鉄粉を、薬剤で行けるとこまで落とします。
ピットワークの鉄粉除去剤。1本丸まんま使いほとんどの鉄粉を落としましたが、深く刺さったのは取れません。
ボディ色がパープルなので全然見えませんが、取れる際は紫色の液ダレとパーマ液の匂いが凄かった。
ついでにホイールも外からかけたらばどえらい量の紫色の液ダレが出てきました。
ボディの残った鉄粉は、やむなく流水しながら粘土で除去。
塗装面は浅く傷だらけになるも、かなり滑らかに。
北海道の当時の気温10℃だったのでシモヤケました。
3
雨染み、イオンデポジットなどのスケール汚れもかなりありました。
これはかなり硬めの汚れらしいので、後のコンパウンド作業より前に落とす方が効果的で塗装も傷めません。
カーピカイズムというメーカーで出している酸性クリーナーを、パネルごとに塗り込み拭き上げて、念のため再度シャンプー洗車します。
酸性クリーナーですからね。
特に雨染みの酷かった天井やボンネットから、驚くほどシミが消えました。
残るは窓の油膜落としと、粘土使ったボディの傷消しです。
4
ここから磨き作業。
使用するのは下段にあるリョービのダブルアクションポリッシャーRSE-1250。
定番で素人も安心のポリッシャーですが、ちと弱い。
バラして中のブレーキパッドを外し、表面を低重心パッドに交換して研磨力をかなり上げてあります。
ホントはベアリング交換もすると良いそうです。
本体コードが2mしかないので、10mのコードリールを併用します。
まずは油膜ムラムラな窓に定番キイロビンゴールド。
BOSCH製フェルトバフを使用して施工すると、広い面はアッという間に落ちます。
細かい角をスポンジ使って手作業で落とします。
白い薬剤は結構落ちにくいので、一度シャンプー洗車して拭き上げて、ガラココートで撥水コーティング二度塗り仕上げしました。
次はボディ。
3Mのコンパウンド、傷消しのH1と仕上げ研磨のH2。
ウールバブを使って磨きますが、ほとんどH2だけで粘土の傷は消えます。
H2で消えない深い傷は数カ所ありましたがH1→H2の順で研磨して、細かいところは手作業で研磨します。
これでボディ全体はトゥルットゥルになりました。
5
ホントは高級なガラスコート剤か、ザイモールのチタニウムグレイズで磨き上げたいところ。
しかしムスコの車なので、今後手入れしやすいことや安いこと考えて、バイクや自転車にも愛用しているワコーズのバリアスコートで仕上げました。
新製品出てるけど古いのがなくならないので古いヤーツで。
薄く伸びて施工性も良好ですが、ムラになりがちなので仕上げに二度拭き上げて完成です。
6
コーティング塗る前までの作業で約10時間を要しました。
バリアスコート施工は30分から1時間くらいでしょうか。
ここまで下地を仕上げておくと、来年まで通常の洗車とワックスだけでメンテナンスができます。
二度とやりたくなくなる作業量でした。
プロに頼めば数万円かかるのも当然ですね。
Amazonで揃えたケミカル剤の値段でもかなりかかりましたが、使い切ったのは鉄粉除去剤だけでした。
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