リアドラムのカップキット交換(Fパッドは清掃給油)+フルード交換+α
1
作業時総走行距離:38526km
※手順1※
サイドブレーキをかけてまずはジャッキアップ。
その際に軽くジャッキで持ち上げた時(タイヤは接地状態)に
ホイールナットを緩めておくとホイールを外す時に楽です。
その後は馬を掛けて写真の状態にしてホイールを外します。
2
ここから写真は有りません(^_^;)
ホイールを外したらリアのドラムブレーキの
ドラムカバーを固定している
ナットの緩み防止の割りピンを外します。
割りピンを外したらそのままナットを緩めます。
※この時にサイドブレーキはまだかけたままです※
左右のナットが緩んだらサイドブレーキを解除して
ナット、ワッシャー、ドラムカバーを外します。
3
ドラムカバーが外れたらエアでブレーキダストを飛ばして
ブレーキシューの残量を確認します。
残量を確認後、何一つ外すこと無く
ブレーキシューをずらす様にして外して
外したシュー一式はシャフト部分に引っかけておきます。
ブレーキシューが外れたら金属が擦れる所の
古いグリスを拭き取ります。
今度はリヤブレーキの下に廃油受けを設置して
ドラムブレーキのピストン(?)をゆっくり慎重に外します。
※:ピストン(?)を外す時にブレーキフルードが出てきますので
周囲に飛び散らない様にして下さい。
周囲に付着した場合は速やかにパーツクリーナ又は
多量の水で洗い流して下さい。
さもないと塗装が剥げて錆の原因となります。
それでピストン(?)(片方に2個)が外れたら
新しいのを取り付けします。
スバル純正カップキットならピストン(?)も
ゴムがついた状態で一式揃っていますので
そのままつけるだけです。
今回はゴムだけだったので
丁寧にピストン(?)部分からゴムを外して
新しいゴムを取りつけます。
この際にブレーキ周辺のラバー専用グリスを使用します。
ま、ゴムを入れやすくするためですがw
ゴムが着いたらピストンを外した逆の手順で取り付けます。
ブレーキフルードが垂れていない方から取り付けて
垂れている方にピストンを半分ぐらい押し込んだら
垂れているフルードを拭き取ってから最後まで取り付けます。
取り付けたらブレーキシューの金属部分が触れる場所に
グリスを塗布してブレーキシューを復元します。
おまけとして油分を付けない様にして
#400~#600ぐらいのサンドペーパーで
ブレーキシュー表面とドラムカバー内面(ブレーキシューと擦れる面)
を軽く磨きエアでダストを飛ばします。
磨き時のダストをとばしたらドラムカバーをはめて
ドラムを調整してナットを手締めで締めておきます。
反対側も同様に作業してカップキット交換自体は終わりです。
4
ついでにフロントのブレーキパッドも清掃・給油します。
14のメガネでネジを外したらキャリパーを開いてパッドを外して
ディスクキャリパー様のピストンスプッレダーで
ピストンの動き具合も確認します。
その後エアでブレーキダストを飛ばしてから
パーツクリーナ&ウエスで古いグリスを綺麗に取り除きます。
取り除いたら残量チェックしてリアドラムの時と同様の
サンドペーパーでパッドのみを軽く磨きエアでダストを飛ばして
新しいグリスを塗布しし組み付けてボルトを締めれば完了です。
反対側も同様の手順で清掃・給油します。
5
リアのカップキットを交換したのでリアブレーキライン内の
ブレーキフルードは当然抜けています。
なのでエア抜きついでにフルード交換をします。
ここでの作業は本来2マンセルが基本ですが
自分一人しかいないので一人で行います。
フルード補油器にブレーキフルード(純正同等品)を入れて
ブレーキフルードリザーブタンクに設置します。
フルードキャッチタンクと8ー10のブレーキパイプ用メガネを用意して
ブレーキフルードのリザーブタンクから遠い順の
左後ろ➝右後ろ➝左前➝右前の順番で
エア抜き作業を行っていきます。
最初に左後ろのドラムブレーキの裏にあるエア抜き口に
メガネをセットしてフルードキャッチ用のホースを差し込みます。
ホースを差し込んだらメガネでナットを緩めて・・・
リアドラムのカップキットを変えたので
左後ろは40~60回程度、右後ろは30~40回程度
補油器内のフルードの量を見ながら
ブレーキペダルを繰り返し踏み込んで
フルードをライン内に充填させます。
十分にフルードがエア抜き口から出るようになったら
一度締めてブレーキペダルをだぶります
(本来は2マンセルなので5~10回程踏んで最後は踏み込んだまま)
5~10回ブレーキペダルを踏んだら
エア抜き口を開けてエアが噛んでいないかチェックします。
何回か繰り返してエアが噛んでいなければ次の場所に移ります。
上記を左後ろ➝右後ろ➝左前➝右前の順番で行い
4ヶ所全てが完了したら垂れたフルードを清掃して
リアブレーキのドラムカバーのナットを60N/mで締めて
緩み防止の割りピンを取りつけて完了です。
6
最後に今回は来週の車検前作業なので
下周りの防錆処理をして防錆剤が乾いてから
ホイールを取りつけてジャッキダウンして全て終了しました(^^ゞ
7
※注意事項※
ブレーキの分解は本来、整備士資格が必要です。
さらに走行中の車を止める部品なので命にも関わります!
なので資格・経験も無しに見よう見真似で
作業して直らなくなった・怪我をしたと言われても
こちらは一切の責任を負いません。
またD.I.Y作業は自己責任です!!!
自分では無理だと思われた方は
お近くの車屋さんで作業をお願いして下さい。
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