![2nd Generation XTRONIC CVT 2nd Generation XTRONIC CVT](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/021/455/736/21455736/p1m.jpg?ct=2ba14007d04c)
2nd Generation XTRONIC CVT
http://www.nissan-global.com/JP/DOCUMENT/PDF/IREVENT/PRESEN/2006/060824_IR-CVT_Jpn.pdf
ここを見ると、HyperCVTは、『2nd Generation XTRONIC CVT』であることが判る。
この2nd Generation XTRONIC CVTのパフォーマンスを向上して、現行型へ移行していくのであるが、僕はこの2nd Generation XTRONIC CVTをとても気に入っている。
別表のように、3rdは『自然な加速フィーリングの実現』を狙っている。
リニアモード制御を追加することにより、エンジン回転の上昇に連動した自然な加速感を実現。
(新型 XTRONIC CVT)
2ndからの改良点は ★ふけ上がりの抑制★
経過時間と共にENG回転が上昇
加速感の持続
裏返せば、2nd Generation XTRONIC CVTは、
アクセルを目一杯踏めば、一気にエンジン回転数は、最高回転まで上昇
最高回転を維持したまま、最適のギア比に無段変速をしていくのだから、アクセルべた踏み状態では
最高馬力を持続しながら加速していくということで、このシステムは、MTやATのシステムでは真似の絶対出来ないおいしい仕掛けだと思っている。
より大きなエンジンを積んだCVTが壊れたのは、それが原因ではないかと私は思っている。
故に、ミッションに負担をかけないように、『リニアモード制御』を取り入れたのではないかと思っている。
小排気量のマーチの馬力では、『リニアモード制御』を取り入れなくとも、ある程度の耐久性がミッションにあると睨んでいる。
別表のように、『ふけ上がりの抑制』をかけていない、『2nd Generation XTRONIC CVT』は、
初期の加速度が急激なカーブを描いて上昇し、経過時間と共に加速度が落ちていく。
ということは、短時間の間に加速を終了するということで、より加速の良いクルマになっている。
Youtubeの動画でも、このK11マーチの0-100km/h加速をM6と自動を切り替えて、同時表示をして掲載しているものがあるが、自動のほうが速い。
M6は、おもちゃであって実用にはあまり使えないが、カーブ手前の減速などにはLモードにシフトすると、強力なエンジンブレーキがかかり、ノンブレーキで急カーブに飛びこめる。
MTのブレーキ、ヒール&トー、減速の忙しい操作なしにステアリングに集中して、カーブを曲がれるのも
CVTの美点である。
K11マーチのHyperCVTは、なかなか面白いですよ。
話は変わりますが、外国にはこんなマーチもいて、やはりスポーツカーですね。
http://www.youtube.com/watch?v=i6g4d2_Q1iA&feature=related
Posted at 2011/02/14 01:15:04 | |
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