[永久保存版] 目からウロコ！非常時給電システム（給電方法）

停電時の夜、回りの家は暗くても、我が家は明るい。そんな事が実現します。

台風・災害等、温暖化がもたらす、気候変化による停電。

停電に備えて、我が家に給電の方法を模索。

ノアヴォクでは、電源が確保出来て、お湯も沸かせ、ご飯も炊けますが、家の中に入れば暗い生活ですよね。

そこで、明るい生活をする為に、立地条件・駐車場・住宅環境等色々ありますが、

我が家の給電方法を考えてみました。

※非常時給電システム
エンジンをかけていても、走行機能停止（盗まれないシステムです）

用意する物は『これだけ』です!

両側プラグの延長コード（2.0-3ｃ）
つまり、2㎜で3芯。2芯でも可。
20A〜15Aの電流に耐得る物です。

お店の人に聞いてもいいですし、簡単なので自分で作れます。

※今回は、少しマニアックな内容になります。

[2㎜で3芯] or [ 2㎜で2芯]。

もっと分かり易く言うと、アース（接地）を付けるか、付けないかです。

これだけです。

リアの左側。
ここから、給電します。

ちなみに、ノアヴォクの標準は50Hzです。
60Hzの切り替えは、コネクタの抜き差しで切り替えられます。

プリウスの標準は、60Hzだった様な？

コンセントとアースを接続。
（アースは無理に取る必要はありません）

給電システム起動方法（1）

給電システム起動方法（2）

和室のエアコンを設置しなかった場所。

ここの、エアコン専用のコンセントが使えそうなので、これを利用して給電します。

もちろん、エアコンが付いていても、既存のプラグを抜いて、差し替えれば使用出来ますよ。

車のコンセントから、窓を経由して、家の中へ。

そして、先程のエアコン専用のコンセントへ、
接続します。

窓の外では、[NOAH]がスタンバイしております。

実際には左上のエアコンの室外機に行く穴を利用して、通線する予定です。

こうなると、エアコンを付けなくて、良かった気がします。

何をしているか、分かる人には分かるが、分からない人には、分かりませんよね。

これ、我が家の分電盤です。

蓋を開けて、[アンペアブレーカー]と、[漏電ブレーカー]を切ります。

写真のブレーカーが[アンペアブレーカー]になります。

つまり、[NOAH]が幹線（１次側）になる訳です。

簡単に言うと、ちょっとした[逆潮流]です。

そこで、大事なのが[1500W]と制限があるので、どの[安全ブレーカー]を切り、どれを使用するのか？です。

災害に備える為、半日かけて詳しく調べました。

切る[ブレーカー]（赤色）は、

[アンペアブレーカー]と[漏電ブレーカー]。

それと、200Vの[安全ブレーカー]。
我が家では、（15）[エアコン専用]と（17）[IH専用]です。

※この4つのブレーカーは、絶対切って下さい。
それと、給電中は、絶対入れないで下さい。

一度全部の[安全ブレーカー]を切り、必要最低限のブレーカーを入れます。

入れる[安全ブレーカー]（灰色）

（10）今回、電気が供給されるブレーカー。
（6）みんなが集まる（リビング）。
（4）冷蔵庫がある（キッチン）。
（5）（TV・ルーター・Wi-Fi）の電源。
（1）小屋裏の（TVブースター）。

と、最小限でもコレだけあります。
後のブレーカーは、用途に応じて、入り切りします。

給電にあたり、屋外のコンセントでも良いと、考えもあると思いますが、多分[1.6]を使用していて、分岐もしていると思うので止めましょう。

エアコン専用なら[2.0]で直に分電盤に行っているので、まず問題ないはずです。

こればかりは、調べないと断言はできませんが、常識のある電気屋さんが施工したなら、間違いないと思います。

順番としては、こうです。

1.分電盤のブレーカーを全部切る。
2.ケーブルを繋ぎ、給電する。
3.給電した回路の[安全ブレーカー]を入れる。
4.必要な[安全ブレーカー]を入れる。

以上です。

但し、絶対に左端の[アンペアブレーカー]は入れないで下さい。

これで、停電時でも我が家には明かりが灯り、温かい食事をとる事が出来ます。

もちろん、[1500W]の使用制限はありますが、それでも明かりが灯るだけで、不安は減ります。

最後に、私の仕事は電気工事士（整備士でもありますが）です。
知識があって理解して、この内容を説明しています。

理解出来ない方に、推奨する物ではありません。
全ての作業は、自己責任でお願いします。

補足。おおよその消費電力です。

ﾘﾋﾞﾝｸﾞ照明（12W×5）60W
冷蔵庫（550ℓ） 300W
TV（55ｲﾝﾁ） 200W
ルーター 30W
Wi-Fiルーター 10W
※常時使用電力で約600W使用。

エアコン（10畳用） 800W
炊飯器 170W
電子レンジ 1,350W
必要に応じて、エアコン・炊飯器は使用出来ますが、電子レンジは無理ですね。

一般家庭を想定しているので、[シーリングファン]は計算に入れていません。

以上です。