純正バックモニターを社外ナビに接続

スーパーライブサウンドの接続に引き続き質問の多い純正バックモニターを社外ナビに接続する方法を検証。
配線は中期のものになります。
中期のシステムは集積度が低い時代からバックモニターコントローラーが独立しています。後期型はラジオコントローラー本体にこの機能が内蔵された為にバックモニターコントローラーはシステムに無いようです。カメラからの配線はダッシュボード内に来て直接ラジオレシーバーに接続しているようです。

4芯のコネクターの配置です。
後期型は6芯コネクターになり1から4が同じ割り当てになっているようです。

テレビチューナーが助手席下に設置されているのでバックモニターの配線もここに来ています。

このコネクターに配線図を参考に電源のプラス、マイナスと映像のプラスマイナスを繋ぎます。

映像信号はナビにあわせて市販のオーディオ用の配線を加工して繋ぎます。これでダッシュボードまで届くように配線します。

電源部分は車載機器用のアダプターを加工して接続します。
作動電圧が8～9Vになっているので9V出力のアダプターを使用しています。

ナビに来ている電源が未使用になっているのでここから電源を引いています。（画像の右側コネクターが対象の箇所です）
（左側2個のコネクターはライブサウンドのスピーカーの接続に使用しています）
電源は他から取っても差し支えありません。キーOFF電源が切れないところに繋ぐとバッテリーが上がってしまうのでACC以降のラインから取ってください。
マイナスはボディーアースに落としています。

接続してモニターに表示した状態です。
電源部分をACCでONになる部分にしているのでリバースに入れなくても常時表示になっています。
消費電力を抑えるならばリバース時のみONになるようにアースの前にリバースの信号を割り込ませると簡単に制御出来、無用な電力の消費を抑える様にすることも出来ます。