東京の情景

職場のすぐ横は隅田川です。

仕事に忙殺されていると、情景なんて程遠いですね。

「心と財布とズボンのベルトに余裕を！」

一度屋形船に乗る機会が有りました。煌めくビル群が時を忘れさせてくれましたが、川岸のブルーシートを見た途端現実に戻されました。

表紙の橋は勝鬨橋！？でしょうか。。
若い頃、あの当たりの景色(夜景）が好きで、たまに出かけてたな～。
あ、本と関係ありませんでした(汗）。。

おっしゃる通りに勝鬨橋で有ります。

あとがきの中で池波正太郎氏は『去年に描いた画の建物や景観がたった一年のうちに打ち毀された例は一、二にとどまらぬ』と記されています。

記憶の中でしか存在しない景色が増える（見慣れた景色が失くなる）のは何処の景色であっても、何とも寂しいですよね。

橋は変わらず存在していても周囲の町並みが変わって行く。大都市東京の宿命なんでしょうね。