
昨日のブログでシビアマネジメントは事前検討済みであることはアップしたが、電力会社が巨費を投じて準備した対策のシステムや設備は機能しなかった様だ。
※ 原発緊急事態対応センター機能せず。オフサイトセンターから陸自、退避検討
※ 「放射線の量を測定する『モニタリングポスト』の多くが、地震のあとの停電で動かないため、『SPEEDI』の本来の機能が十分に得られない。
※ 緊急時対策支援システム(ERSS)を機能させ臨機応変に対応する前線部隊の筈であるが、今回事故発生後の経過を見てもその存在が不明。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110313/dst11031320570110-n1.htm
文科省も福島原発に防災ロボを出動させた様だが、外部電源がないためか、現場が崩壊していて走行できないためか、活躍したと言うニュースは聞こえてこない。
早くアトムやキャシャーン様なロボットやアンドロイドが完成して欲しいものだ。
今のところ活躍してくれそうなのは、
警視庁第1機動隊の高圧放水車
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031711380034-n1.htm
米軍 無人偵察機グローバルホーク
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110317/amr11031709150004-n1.htm
決死の覚悟で活躍してくれ。
自分には何もできないので与えられている自分の仕事をこなすだけである。
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~参考URL~
原子炉の事故と安全対策(軽水炉) 1.軽水型原子力発電所の概要
http://www.cea-jaea-collaboration.net/archive/jaea/summerschool2007/text/L-5.1_Accident%20and%20Safety%20Measures%20of%20Light%20Water%20Reactor.pdf
文部科学省原子力安全課 原子力環境防災ネットワーク
http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/030301.html
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201103177
原発緊急事態対応センター機能せず
2011年03月17日 09時08分配信
原発の緊急事態の対応拠点となる国の「原子力災害対策センター(オフサイトセンター)」(大熊町)が震災で被害を受け、機能のほとんどが失われたことが16日、分かった。
経済産業省原子力安全・保安院は「想定外の出来事だが、機能を発揮できないことは問題だ」としている。
保安院は11日の地震発生直後、オフサイトセンターに現地災害対策本部をセンターに設置した。
しかし、停電が起き電源車による発電を試みたが、電気系統が復旧していない。
衛星回線を使った原発関係の被害の情報収集は可能だが、それ以外の県災害対策本部と結ぶテレビ会議や市町村への情報提供など全ての機能を発揮できていない。
このため、保安院は16日、対策本部を県庁本庁舎に移し、本部に参加している内堀雅雄副知事も福島市に戻った。
センターは、国、県、市町村など関係機関が総合的に原発災害に取り組むことができる緊急事態応急対策拠点施設として国が管理運営している。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9804258&newsMode=article オフサイトセンター機能せず
原発の緊急事態の対応拠点となる国の「原子力災害対策センター(オフサイトセンター)」(福島県・大熊町)が震災で被害を受け、機能のほとんどが失われたことが16日、分かった。経済産業省原子力安全・保安院は「想定外の出来事だが、機能を発揮できないことは問題だ」としている。
保安院は11日の地震発生直後、オフサイトセンターに現地災害対策本部をセンターに設置した。しかし、停電が起き電源車による発電を試みたが、電気系統が復旧していない。衛星回線を使った原発関係の被害の情報収集は可能だが、それ以外の県災害対策本部と結ぶテレビ会議や市町村への情報提供など全ての機能を発揮できていない。
このため、保安院は16日、対策本部を県庁本庁舎に移し、本部に参加している内堀雅雄副知事も福島市に戻った。
センターは、国、県、市町村など関係機関が総合的に原発災害に取り組むことができる緊急事態応急対策拠点施設として国が管理運営している。
(2011/03/17 11:49)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031502100008-n1.htm
福島第1原発事故で、オフサイトセンターから陸自、退避検討
2011.3.15 02:09
政府が、福島第1原発の事故対応にあたっているオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)から、陸上自衛隊「中央特殊武器防護隊」の退避を検討していることが14日分かった。
オフサイトセンターは、原発から約5キロ離れた福島県大熊町に設置されている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110316/k10014705241000.html
放射性物質 漏出時予測できず
3月16日 6時4分
東京電力の福島第一原子力発電所の周辺で、放射線の量を測定する「モニタリングポスト」と呼ばれる装置の多くが、地震のあとの停電で動かないため、風などの気象情報と合わせて原発から放射性物質が漏れた場合、どのように広がるかを予測するシステムが、ほとんど機能しないことが分かりました。
「SPEEDI」と呼ばれるこのシステムは、東京・霞ヶ関の経済産業省、原子力安全・保安院などに設置されています。「SPEEDI」は、原発から放射性物質が漏れた場合に、各地で観測される放射線の値や風などの気象情報と合わせて放射性物質の広がり方をコンピューターを使って予測します。原子力の災害では、「SPEEDI」のデータを住民の避難や屋内退避の範囲などを決める際に参考にすることになっています。原子力安全・保安院は「放射線の量を測定する『モニタリングポスト』の多くが、地震のあとの停電で動かないため、『SPEEDI』の本来の機能が十分に得られない。今後、回復する見通しは立っていない」と話しています。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110313/dst11031320570110-n1.htm
文科省が福島原発に防災ロボを出動
2011.3.13 20:55
東日本大震災で、文部科学省は13日、人が近づけない多量の放射線がある場所でも無人で操作できる防災モニタリングロボットを、東京電力の福島第1、第2原発周辺に出動させると発表した。
原子力安全技術センターが持っているロボットや、航空機での放射線モニタリングの機器を、すでに現地に向け運んでいる。機器を取り扱う同センターの専門家8人も移動中という。