フロントフォークオーバーホール

フロントフォークが若干怪しかったので
この際まとめて整備しました。

明確なオイル漏れはありませんでしたが
ダストシールにひびが入っていたため
予防整備です。

しかし・・・この作業も超大変で(;^ω^)

作業途中を撮っている余裕がありませんでした。。

最初は順調に進んでいましたが、
シリンダユニットが何故か
27mmの六角ではなく引っかける
場所のないタイプでした・・・。

事前情報と違うぞ(# ﾟДﾟ)
色々と考えた挙句、倉庫に転がっていた
塩ビの水道管にビニールテープを
巻き付けて供回りを防止して分解しました。

トラブルはさらに続き・・・
組み上げたフォークが全くストロークしません(´;ω;｀)

樹脂は油を吸って膨張する性質があります。
経年劣化によって膨張した
スピンドル テーパ（4YR-23173-00）が
膨張して底付したときにインナーチューブに
ハマってしまい動かなくなっていました。

古いバイクはスピンドル テーパを
オーバーホール時に交換しておくことをお勧めします。
底付時にフロントフォークがロックする
恐れがあります。

完成後は少しだけですが
減衰力が増して落ち着いた走りになりました。