
こんにちは。三連休いかがお過ごしですか?
また私のお気に入りを書かせていただきたいと思います。前回はAXでしたが沢山のイイね!をいただきありがとうございました。
さて、第二弾はカメラ、オリンパスの一眼レフNew OM-2です。もう高校生からの付き合いなので10年選手どころか24年選手です。
このカメラはオリンパスが発売当時世界最小最軽量だった一眼レフ、OM-1に電子制御シャッターを装備した自動露出カメラです。
オリンパスサイト・OMシリーズの紹介
オリンパスNew OM-2の紹介
さて私が写真が趣味になったのは高校の時に写真部に誘われたのがきっかけでした。
当時使っていたのは親戚からいただいたオリンパスのOM707というAF一眼レフ。オリンパスの迷作として名高いwカメラで、露出がプログラムしかできなかったり、マニュアルフォーカスがしづらいカメラでした。今思うとカメラ任せにするなら結構良いカメラでしたが・・。
他の写真部員がキヤノンやペンタックスなどの一眼レフを使ってるのを見て、段々面白さがわかるようになったこともあり、次第に物足りなくなってもっと本格的なマニュアル一眼レフが欲しくなりました。
そのカメラを選ぶにあたっての条件は・・・
・オリンパスであること(親戚が勤めていた関係もあったので、その手前・・・)
・マニュアル露出のみはきついかなということでAEがついてる事
・予算はレンズ付きで3万位。当然中古!
そういう条件で色々雑誌を参考にしたりして選んだのがこれでした。天才設計者の米谷さんが手がけたカメラうんねんは当時は全く知りませんでした。手に入れるまで、記事の載ってるカメラ雑誌をそれこそ穴が開くぐらい見てましたね〜。
ようやく購入したのは高校2年の冬に東京中野のFカメラの通販で、ブラックボディ希望でしたが在庫は無く妥協してシルバーボディに50mmレンズの組み合わせ。自分の手に届いたのは平成に変わる寸前の日でした。
手にしてみて金属の肌触りや精密感のある感触、ピントリングを自分で回してスクリーンに結像していく様子、カシャという独特の静かなシャッター音など・・自分のお金で自分専用の「マシン」を手に入れた事がものすごく嬉しかったのを思い出します。
当時はミノルタのαやキヤノンのEOSなどAF一眼レフが隆盛期で既にスペック的には時代遅れなカメラでした。
しかし、次第に使っていくうちにわかってきた事は、謳い文句である小さくて軽いというのは大きな利点で機動性が高く旅行にはピッタリなこと。また小さく出来ているのに操作する部分は大きくつくられていて実に使いやすいことです。
生まれて初めての海外旅行にも勿論持っていきました。どこだかわかりますかねf^_^;)?
答えは北アフリカのモロッコです。まだ学生の頃、友人とバックパックを担いで2週間ほどの旅でした。

ルノーキャトルが写ってますが、モロッコは昔フランスの保護領であったので今も影響があり、フランス車が多く走っています。市内用のプチタクシーには205が使われてました。当時はあまり興味がなかったので写真に撮らなかったのが惜しまれます・・。

マラケシュという街にて。現地の女の子の横で私は何やらにやけてましたが・・・同行した友人の撮影だけどもろ逆光でしたorz。しかもこの後しっかりモデル料を取られました('A`)。
また当時オリンパスはマクロ撮影にとても力を入れてました(今もそうなのかな?)。専用のフラッシュなど多くのアイテムがありマクロシステムのカタログがあったりしてました。

そのカタログの写真を撮っていた木原和人さんに憧れて、マクロレンズを手にいれて花や虫の写真をよく撮ってました。

生き物の写真は目にピントを合わせるのがセオリーです。近距離になるほどピントは浅くなり被写体は動いているのでシビアですが、その分面白いですね。
3番目に買ったこの90mmのレンズは寄れてシャープなだけでなく、大変ボケが美しく初めて撮った時は大変感激しました。未だにお気に入りです。もっとも最近はモノクロが多くてこういう写真はあまり撮らなくなってしまいましたが…。
その後オリンパス以外にも色々なカメラを手に入れて使いましたが、やっぱり自分の写真のルーツはこれだなぁと思っています。
これ以外に持ってるオリンパスのカメラを含めまだまだ使えるんですが、この先も使っていくかどうかはフィルムの将来次第でしょうね・・・。
私は写真が趣味と言ってる割にはデジ一をまだ手に入れて無いんです。出来れば小型軽量で撮る気分を盛り上げてくれるような、それでいて長く使っても嫌にならないデジ一が欲しいですね。
Posted at 2013/02/10 22:07:53 | |
トラックバック(0) |
私のお気に入り | 趣味