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ともろえんのブログ一覧

2016年01月10日 イイね!

Bonne année 2016!

Bonne année 2016!皆様、大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年はとても穏やかな天候と曜日の関係のせいであまり実感が湧かない年末年始でしたね。

AXの昨年は車検のタイミングで行ったヘッドガスケット交換やタイミングベルト交換など重整備こそありましたが、ほぼ無事に乗り切ってくれました。

今年はAXデビュー30周年の年という事もありますので、是非この調子で行って欲しいなと思います。

今年も極力色々な場に出向いて多くの人とその愛車にお会いできる機会があればと思います。
この2016年が皆様とその愛車にとって楽しく幸福な素晴らしい一年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted at 2016/01/10 11:16:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年01月10日 イイね!

今年はAXデビュー30周年

今年はAXデビュー30周年こんにちは。今年はAXがデビューして30年の節目の年となります。今回はそのデビューと日本への導入を振り返ってみたいと思います。

デビューの舞台となったのは1986年のパリサロン。最近になってその記事の載っているカーグラフィックを手に入れました。この年は他の目玉市販車はアウディ80位で比較的地味なショーだったようですね。



さてAXはこの時点で発表されたのは3ドアのみ。エンジンは新世代ユニットのTU型で排気量が0.95l、1.1l、1.36lの3種が用意されてました。

またこの時点で1.3lツインキャブのAXシリーズ中でも最もホットモデルなスポールも発表されていました(実際の販売は翌年)。

早速試乗した様子の記事。試乗されたのは小林彰太郎さんでした。軽さゆえの活発さと乗り心地が良い印象である反面、これまでのモデルに有ったような強烈な癖が無い事を述べられていました。

翌1987年には商用車のアントレプリーズにスポール、そして5ドアとGTがラインナップに加わります。
この5ドアのTRSとGTが後に日本に導入されることになります。

さて、みん友さんのGentaさんのブログで以前AXのことを取り上げておられました「西武自動車販売社の歴史をカタログから紐解いてみる・・・その12」が、Gentaさんの記事の中でAXの年度別の販売台数に触れられています。
この中で1988年に1台のみというのは日本への本格導入の前にCGのテスト車両となった1台でしょう。
CGとしてはそれまでと異なり日本正式導入前の注目車両を一足先に長期テスト車両として導入し、そこで出た問題点なり改善点を輸入元に対しフィードバックさせて後に出る日本仕様に反映させようという狙いがあったようで、その車両としてAXが選ばれた経緯だったようです。


CG329(1988年8月)でのAXデビューの記事です。これは日本導入のプロトタイプというところ。


同じ号の長期テスト開始の記事。輸入自体は西武自販。担当は伊東和彦さんでした。



カーグラTVのフランスベーシックカー特集にも出てきました。


AXと一緒に出てきた2台ですが、これは205XS。エンジンが1.4l 、ウェーバーツインキャブの80PSユニット搭載のGtiに次ぐホットモデルです。マニアックなグレード選択ですね~。

もう1台はルノー5GL。1.1lOHVユニットのベーシックモデルです。これまたマニアックな・・・。


そしてAX。伊東さん「走り出した途端思ったのがあ〜シトロエンだな」や松任谷さんの「昔ながらのフランス臭の強い車」というコメントが印象的です。

さて、翌年のCG341号(1989年8月)。正規導入の記事です。3ドアのGTと5ドアのTRSの2種類の導入でした。

ファミリーマンのTRSとやんちゃなGTと紹介されています。この導入当初はエンジンの馬力がGTが85PS、TRSが65PSで異なっているなど2つのグレードのキャラクター分けがよりはっきりしていました。ちなみにこの画像では見づらいですが、この記事に出てくるGTはサンプルカーとしてごく少数入ってきたチルトサンルーフ付の珍しい個体です。


翌月号CG342(1989年9月)の長期テスト終了の記事。日本導入のプロトタイプ故、クーラーの水抜きがうまくいかず室内に水が溜まってしまった等の細かい不具合はあったようです。ですが、こういった点は既にサンプルが走っていたおかげもあって正規導入車では改良されていたようです。

さて、これ以降のAXの変遷については過去に究極のAX納車!? & カタログで見るAXの変遷でも取り上げてまして、変遷の中でも究極のAXは日本には並行輸入で入ってきているスポールかなと思いつつ、いざ自分がAXのモデルの中でもし所有するなら?と考えた場合、前期TRSのキャブが後期AXのTRSに乗るものとしてはむしろ凄く気になる存在になってきます。

AXは91年にマイナーチェンジが行われています。私のもこのマイナーチェンジ後の後期型です。後期型というのは様々な所が改良されて便利になり完成度は増している反面、初期型モデルとか前期型モデルにあった開発のコンセプトやデザイナーが込めたものが薄くなったり無くなってしまっている事は良くあると思います。

初期型や前期型にはエクステリアやインテリアにそうしたデザインやギミック、或いはドライブフィールが後期型に比べて色濃く反映されてるので、車好きには堪えられない魅力があるのではないでしょうか。自分が過去欲しかった車で思い起こしてみると初代パンダの45、ボビンメーターのBXなどはまさにそれだと思います。


その昔月刊レフトのシトロエン特集の下野康史さんがシトロエンについて書いてらっしゃる記事があり、下野さんはその記事の中で2CV、GS、AX、ZXと4台のシトロエンを所有した中で、1番良かったのがAXと仰ってました。


それが前期キャブの赤いTRS。後期と微妙に乗り味が違う(後期は乗り心地が固くなったとか)という話を聞いたこともあって、自分のとどう違うのか気になりますね。

さて繰り返しですが、今年はAX生誕30周年です。生き残っているAXは僅かかもしれませんが8年前にオーナーミーティングで集まったように、またAXが揃う機会がまたあると良いな~と思っております。全国でまだAXに乗っておられる皆様、今年は是非お会いしたいですね!

プロフィール

「[整備] #AX スタビエンドブッシュ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/907114/car/1234102/6540599/note.aspx
何シテル?   09/12 11:10
長野県南部、伊那谷に住んでいるともろえんと申します。シトロエンAXの14TRSを二台続けて乗っております。クルマ以外の趣味は主に写真で旧い銀塩カメラで自家現像や...
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