20年ぶりのブログ一覧

　昨夜　地域の会合で在宅介護をしてみえるお医者さんの話「命について」という　講演内容でした　私も　既に人生の折り返し地点をすぎ…(;^_^A　そろそろ他人事ではないと思いました　先生のお話では　「　今殆どの方は　病院で亡くなられます　御自宅での　家族に看取られて亡くなる方は１割もいません　病院で為れたくもない延命治療をされ点滴を打たれ苦しみながら亡くなられます　点滴で延命治療された方を解剖すると　水死体と全く同じ状態です　少し前までは御自宅で家族に看取られて亡くなるということが普通でした　　其れをして　小さな子供達も　大切な人が亡くなるとは　どうゆうことか？を　理解し　命の大切さを知ります　　　　色々な所々で講演をします　小学校低学年児童でも考えいる事を聞くと　人は死んだらどうなるのか？　という事に関心を持ってます　中学になると　人を殺してみたい　と考える子供達が100人中10人位います　私が驚いて「どうして殺してみたいと思うの？」と尋ねると「先生しらんの？人の命は三回迄リセットできるの？」全くゲーム感覚です　　　　　でも　その様に思うようになったのは　私達大人の責任です　自宅で看取られ亡くなる姿を見せない　隠すから子供達には　命の重さが伝わらないのです　ある家で　在宅介護をするようになったとき　そこのお孫さんが「ウザイ！殺したる！」等　言っていましたが　私や家族の方々と相談して一人一人に担当を決めて介護をしました　最後は看取られ亡くなる事が出来たとき　あのお孫さんが「おじいちゃんこんなに小さな骨になっち有った　大きな象さんも皆最後はこんなに小さくなっちゃんだね…もう　僕　アリさんも踏んだりしないように気を付ける！」と　言ってくれました　命の重さが伝わったのだと思います　　今ここにいる方々は　私も含めて　自分には　まだまだ先の話と思っているかもしれませんが　いずれその時が来ます　現在日本人の平均寿命は80歳と言われますが　月日に直すとたった1000ヵ月　その内働ける期間は500ヵ月です　そう考えると人の一生なんてアッという間の出来事なんです　真田幸村の言葉に　一日一生　と言う言葉があります　人は　寝る前　自分は今日一日を悔いなく過ごせたか？と…　寝るのは一つの擬死体験です　明日目が覚めたらラッキー位に考えて　毎日毎日をすごすべきです　話は　戻りますが　看取られ亡くなる事は　看取る側も大変ですが　必ず大切な事を次世代に伝える事が出来ます　　最後に　ネイティブインディアンの言葉「　産まれた時　あなたは泣いていて周りの人は笑っていたでしょう　逆に死ぬ時　あなたは笑っていて周りの人は泣いていているのが良いでしょう」　人がもっと個々に命の重さを知れば　今の異常な犯罪行為や犯罪人も　もっと減ると思います」　　　　　長文にお付き合いくださった方々　有難うございます