MICHELIN Pilot Sport PILOT SPORT 4 225/40ZR18  

2016年4月に発売された、わりと新しいタイヤです。
5年程愛用してきた同社のPilot Super Sportからの履き替えになります。

・PS4に履き替えた経緯
新しい物好きなので試してみたかった。
(人柱特攻したかったが、PSSが予定より長持ちしたので今頃になった)
グレード的にはワンランク下がるが、5年後出しの新型なので、性能的に同等もしくは逆転現象を期待した。

※以下、基本的にPSSとの比較レビューになります。
空気圧は 前：210kPa 後200kPa で設定。

・UTQG
320-AA-A

・外見
強そう(ﾟ∀ﾟ)
とは言っても、トレッド面は国産ハイグリップと比較したら普通のタイヤですが(爆
ベルベット加工のおかげで只者ならぬ雰囲気ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ

・コンフォート性能
静粛性、衝撃吸収共に向上しています。
フィルターを一枚かましたとか扁平を5%上げたような感覚。
PSSより衝撃を吸収してくれるおかげで、悪路での安心感が向上しています。
ギャップ等で神経をすり減らす場面が減っているので、実際に車体も安定するようになっていると思います。
ただし、低速域での旋回時にノイズが発生します。
特に駐車場内のような超低速域での旋回では、『購入しない理由』として挙げるには十分すぎるレベルの騒音が発生するので、気になる人は購入前に要確認。

・ドライグリップ
一応PSSの方が上ということになっていますが、普通の人が公道で使いきれる領域外での話なので、PS4でも十分すぎるほどの性能は持っています。

・ウェットグリップ
PSS同様、ウェットを走ってる感覚がありません(ﾟ∀ﾟ)
この辺は流石ミシュラン。

・ハンドリング
軽いです。
あまりの軽さに最初はグリップ性能に不安を感じてしまった程ですが、慣れれば問題なし。
応答性はPSSより遅い気がしますが、『気がする』レベルの微々たる物です。

・耐摩耗性
UTQG評価ではPSSの300をやや上回る320
答えが出るのは、約3年後になります( ^ω^ )
参考までに前回のPSSは52,760kmで交換、スリップサインまで残り0.5mm程度まで使用。

・総評
高水準の走行性能はそのままに衝撃吸収性能がよくなっているおかげで、走りやすくなっています。
車体が跳ね難くなった分、アウト側に膨らみ難くなっているようで、イン側の中央分離帯に当たりかけたのは内緒(ﾉ∀`)
PSSとは性格が全く違うので、どっちが上とか下とかで検討する考えは捨てることをオススメします。
どちらが良いかは完全に好みですね(´ω`)
個人的感想ではPS4の方が不確定要素の多い『一般道向け』だと思います。
逆にサーキットでは、PS4の衝撃をいなしてくれるという利点を生かせる場面が少ないと思うので、PSSもしくはその後継であるPS4Sの方がよいかと思います。

ちなみにガチでサーキットを走るなら、PSC2というタイヤがあります(ﾟ∀ﾟ)