カメラをいじっているとよく聞く35mm焦点距離
APS-Cに対してフルサイズセンサが1.5倍(ニコンの場合)となるので
焦点距離を1.5倍にすればフルサイズの時の焦点距離になると言うものだが
これって本当に同じなの?
1、望遠側と広角側では広角側の方が手前の物に対して奥にある物が小さく写る
2、APS-Cはフルサイズで撮ったものをAPS-Cのサイズでトリミングしたものと同じ
上の二つを合わせて考えると
主題としている被写体の大きさは同じになっても
その前後の物の大きさが変わってくるのでは!
そこで
DXモード(APS-C)の200mm(35mm換算300mm)と
FXモード(フル)の300mmで撮り比べてみた
FX 300mm F=5.6 DX 200mm(換算300mm) F=5.6
同じ大きさになってる!!
画角が同じになるから、同然の結果だが
大きさは同じでも違うところがある
ボケ量が違っている!!
分かり安くするため後ろに点光源を置いているので
点光源のボケの大きさで比較してみる
無限の彼方にある点光源のボケの径は
レンズの有効径と同じ大きさになるから
D(有効径)=f(焦点距離)÷F(F値)
となる。
しかし、今回は部屋の中の限られた空間なので
点光源の位置が無限とは言えないので
もう少し計算式が複雑になるため計算式は省略します。
計算すると
理論値 実測値
フル 36.2mm 34mm
APS-C 25.5mm 27mm
となり
ボケの径を比べると約1.4倍の違い
F値に換算すると一段階分の違いとなります。
FX:F=8 DX:F=5.6
一段階変えると大体合ってると思います。
そのため
APS-CのF2.8のボケをフルサイズで出すにはF4で同じボケを出せることになり
フルサイズの方がボケに対してかなり有利になります。
以上
ハァε-(・´д`・‚‚)≡(A-´д-)ツヵレタ
ひさしぶりに解の公式とかをつかたっら解けなかったので
グラフをから力技で解いたのは内緒です。
しかしこれは、みんながしている写真の勉強ではなくて
カメラの勉強だな
Posted at 2013/02/21 00:01:57 | |
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