クーラント点検

私のCR-Zは2010モデルなので約12年経過しています。
走行距離は約110,000キロ。
クーラント交換の必要性があるか確認します。

クーラントのリザーブタンクは10ミリのボルト1つで取り付けられていますので簡単に外すことが出来ます。
クーラントを洗った清潔なペットボトルに半分程度入れます。
このときに濁りなど確認します。
幸い、濁りはありませんでした。

そしてよく振ります。

振りたて直後。
上面の泡に注目。

この泡の消泡の時間がポイントです。

約7秒後。
泡はほぼ消えました。

泡が消えない場合は劣化していると判断し交換をします。

泡が発生する要因として
劣化
オイル混入
があります。

泡が消えないとキャビテーションが発生しウォーターポンプ付近のシールが熱劣化により変質しクーラント漏れになります。
またシリンダーブロック等を冷やせないためにオイルの劣化を早め燃費も悪くなります。

念の為新品クーラントでも消泡時間を確認しましたがほぼ同じでした。
CR-Zの正確上、頻繁に高回転まで上げなかったことがクーラントの劣化を防いでいたのかもしれません。
クーラントの補充時は各メーカーの純正品を使用してください。
異なるクーラントが混ざると変質する可能性があります。

ワコーズのクーラントブースターというケミカルを使用するのも良いでしょう。
これだと全量交換しなくてもクーラント性能を復活出来ます。