リヤブレーキパッド交換　116,270km実施

必要工具
リジットラック(ウマ)
ガレージジャッキ
14-17スパナ
12メガネレンチ
ラジオペンチ
No2マイナスドライバー
トルクレンチ

以下有れば便利な工具
真鍮ブラシ
ルーセン(5-56等のCRC)
シリコンスプレー

手順
リヤホイールナットを少し緩める。
リヤ牽引フック部分をジャッキアップする。
リヤタイヤが地面から離れたのを確認して
リジッドラックをリヤジャッキアップポイントへ据え付ける。
サイドシル傷が付きやすいので段ボール、ボロぎれ等でガードする。
リヤホイール外す。
サイドブレーキワイヤー結束外す。
※17ミリスパナ使うと外しやすい。
キャリパーボルト外す。(12ミリボルト×2)

キャリパーが外れたタイミングでキャリパーのピンを確認しておきます。
確認方法はキャリパーピンを伸び縮みさせたり回してみます。
明らかに伸び縮みしにくい、回りづらいようだとグリスアップが必要です。

キャリパーのビストンを戻すのは時計回りにピストンを回していきます。
このときダストブーツが共回りして最悪の場合破れることがありますのでブーツ溝にシリコングリス又はシリコンスプレーを確り吹き付けます。
これにて今までブーツ捩れや破れはありませんよ。

サイドブレーキワイヤーの取付取り外しの時はここの17mmボルトをスパナで回してやると楽にサイドブレーキワイヤーを取付取り外し出来ます。
このスプリングにルーセン等振っておくと凄くスムーズにサイドブレーキを作動させることができます。

取付は逆手順。

キャリパーのピストンが確り戻っているのを確認することと内側に付くリヤパッドにはボッチがありますので写真のようにピストンの向きを✖向きではなく＋向きにしてください。
リテーナーは清掃しておきます。
ブレーキパッドシムには泣止めのパッドグリスを塗っておきます。
たっぷり塗れば良いというものではないのであくまでも均等に塗ります。
パッドを取り付け抵抗なく楽にキャリパー入ることを確認します。
12ボルト2本締め付けます。
サイドブレーキワイヤーのクリップを取り付けてからキャリパーにサイドブレーキを取り付けます。

部品取付の抜けが無いことを確認してエンジンをかけてブレーキを何度か踏みます。
最初は奥まで沈みますが何度が踏んでいると正規の踏みしろまで戻りますのでご心配なく。

ホイールを付けてホイールナットを付けたあと
サイドブレーキを解除し左右のタイヤを手で回してみます。
このときに左右とも同じ感触で回ることが大事です。
片側が重い場合は引き摺りの可能性があるので
パッドが正しく入っているか確認します。
異常無い場合はキャリパー固着の可能性のためキャリパーのオーバーホールが必要です。