
一発目の記事がこんなんでゴメンナサイ。
でも、どうしても言わなきゃ気が収まらなかったんです。
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昨日、母のラパン(HE21S)でマックにハンバーガー買いに行く途中のこと。
信号待ちで、横に「何ともご立派な」ステップワゴンがいました。
・・・そこまではいいんです。フルエアロにローダウンのミニバンなんて今時珍しくも何ともありません。
"残念なファッション"の女が運転して男がナビシートに座ってたいたというのも、まぁ、いい。
しかし、しかしだ。
何かちょろちょろと動くものがあった。
その正体は・・・子供!!
その男の膝の上にガキがいるではないか!?
しかもその男、インパネに足を置いている。
絶対こいつらシートベルトしてないよなぁ。
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・・・レースカー、例えばWRCを走るラリーカーで考えてみよう。
エアバッグ搭載のWRCマシンなんて見たことも聞いたこともない。
(プライベーターマシンなら希にあるかも知れないが)
それじゃ、時にマシンを襲うあの激しいクラッシュからドライバーとコ・ドライバーを護るのは何ですか?
ロールケージによって強固に固められたボディ、ヘルメット、フルバケ、そしてシートベルトですよ。
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私は過去に何度か同じことを言った気がしますが、やっぱり今回も言いたい。
「たった5秒で付けられる、モータースポーツの世界でも威力を発揮する基本的な安全装備を使わないのはアホだし、それを我が子に使うことを教えないのは児童虐待だ」と。
「エアバッグがあるから大丈夫、と言うのなら中学に戻って慣性の法則を勉強し直してこい」、とも。
エアバッグって結構柔らかそうに見えますけど、実はビーチボールで殴られるようなものらしいですよ。
まして今回のケースのように足をインパネに乗せた上で助手席エアバッグが爆発したら!?
・・・皆様はもう、どうなるかお解りですね?
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衝突安全の基本はボディが生存空間を確保し、その上でボディに乗員を固定することだと思っています。エアバッグはあくまで、それでも対応しきれない乗員の動きを考慮して装着されたサポーターに過ぎません。カタログにも必ず書いてますよね。
思うんですが、私のような一個人がいくら叫んだって残念ながらどうしようもないと思うんです。
だってサツがあれだけ声高に「安全(と免許)のためにシートベルトを付けよう!」と叫んでこれですもん。
何かイベントがあるとJAFがシートベルトの有用性を体感するコーナーを設ける場合がありますが、アレを全ドライバーに義務づけるべきだとさえ思いますね。「百聞は一見に如かず」のコトワザ通り、やはり体験しないとわからないモノなんです。アレだって、そこそこクルマに関心のある層≒元々シートベルトの重要性を理解している層でないと立ち寄らないと思うんで。
体感すればシートベルトの重要性がわかりますよ、いやマジで。
ほんの5km/hだったかそこらの衝撃で結構身体って動いちゃうものなんです。
それが50km/hだったらと思うと・・・。
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1年前、私に甥っ子が出来ました。
もし今後私の運転するクルマ(※「私のクルマ」、ではない!!)に乗せることがあったら、どんなに泣こうがわめこうが、私が怒鳴りつけてでも、後述のムービーを見せてでも絶対にシートベルトをさせる(チャイルドシートに座らせる)つもりでいます。
姉夫婦もおそらくそれは大筋で理解してくれると信じています。
http://www.jdm-option.com/archives/feature/07_05/syototsu.html
後席シートベルトの必要性を実車衝突テストで検証!! (JDM OptionBNNボンバーネットワークニュース)
これを見ても、まだあなたはシートベルトをせずにいられますか?
Posted at 2011/01/22 21:10:38 | |
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