ブレーキロータ旋削

窓を開けて低速走行するとシャリシャリ…
ブレーキを踏むとペダルからキックバックが…
はい。完全にブレーキシャダーってやつです。
原因として考えられることは
①レクサス純正ブレーキパッドを使用したのちに、パッドだけをエンドレスのパッドに変更したことによりパッド面積が小さくなり、錆の発生につながった。
②洗車した後に一度パッドがディスクに張り付いて、ガコっと音がして外れたのちにその部分が何かおかしい
③車にのらない
が考えられます。
そもそも柔らかい材質のロータらしいので、パッドと相性が悪いのかもしれません。

まずはタイヤを外して

ブレーキキャリパをナックルに固定しているボルトを外し、ロータを手前に引っ張ると外れます。
抜きタップもありましたが、使わなくても外れました。

外すと表はこんな感じです。
内外周がさびさびです。

裏はと言うと不具合例としては理想的なレコード状になっており、内側はさらにひどくさびています。

相手もそれなりにさびています。

パッドもディスクと同じように溝ができています。
一番上はガラスの上で紙やすりで平面を出した状態。
上から２番目はやすりでゴシゴシしている最中に『あ、写真撮るの忘れた』って状態。
下２枚は取り外したままの状態です。
ロータを削ってもらっている間に一生懸命紙やすりでごしごしします。

そして、研磨屋さんから帰ってきたブレーキロータはというと荒れた面が平面になって帰ってきました。

取り付けて試走するとカックンブレーキもなくなり、なによりシャダーが無くなったのが精神的にも良かったです
今回はケチってリアを作業をしませんでしたが、リアからもシャリシャリ音が出ているので同じことが起こっているのでしょう。