一眼レフを買って以来、朝日や夕日を撮ることが多くなりました。この時間帯は空の色がめまぐるしく変わるので、同じ場所でもいろんな絵に仕上がりおもしろいですね。
しかしながら、ここでやっかいな問題が発生。
そう、手ブレです。
光が少ないとこ、暗いとこだと、シャッターが切れるまで時間がかかるため、その間どうしても手が動いちゃうんですね。できた写真を見るとなんとなくボヤ~としています。こういう状況でキレイに撮るためには、やはりきちんとカメラを固定する必要があります。
そこで出てくるアイテムが三脚。最近のカメラは暗いとこでも簡単、キレイに撮ることができる機能が満載されていますが、やはり三脚にはかないません。以前ビデオカメラを買った時、オマケで三脚をもらったんです。その頃使っていたコンデジに付けて夜景を撮ったらすごくキレイに撮れびっくりしました。夜景に限らず、普段でも三脚を使うとこれまで撮ったものより格段に質がアップ。
今回買った一眼レフにもこのオマケの三脚でいいかなと思ったんです。しかしネットで三脚について調べていくと、それがあまりにも無謀であることが分かりました。調べてみて分かったことは、
・カメラの重さ、使用するレンズによってそれを支える三脚の足の太さが変わる。
・三脚は足の部分で、ハンドルでカメラを操作するところは「雲台」と呼ぶ。基本的にこのふたつは単品で別々に購入。
・三脚の材質はアルミとカーボンに分かれる。アルミは重いけど安い。一方カーボンは軽いけど高い。
と、こんなところです。そしてお店、クチコミ等で検討した結果、買ったのがコチラ↓
三脚は「マンフロット」 雲台は「ハスキー3Dヘッド」
マンフロットはイタリアの三脚メーカー。欧州かぶれの私としましては、これを知って即購入決定(笑)イタリアと聞いた途端、どこにでもある何の変哲もない三脚がいきなりオシャレに見えてくるから不思議。箱もなかなかオシャレなため、捨てられずにいます^_^;
次に雲台。こちらはUSAとなります。この雲台、操作性が非常に良く、プロカメラマンにも愛用者が多いそうです。写真番組でプロカメラマンが使ってる雲台を見ると、大抵こればっか。
実際装着してみると、かなりの安定感があります。それもそのはず、重さが三脚2.4㎏ 雲台1.3㎏と合わせて約4㎏。これにカメラとレンズ約1㎏を足し、しめて5㎏・・・風が吹いてもビクともしません。ブレに関しては無問題。
そして三脚を使って撮影をしていくにつれ、ブレを防ぐ以外にも大きなメリットがあることが分かりました。
それは、「手が自由になる」こと・・・当たり前ですいません。
しかし、結構これって重要なんです。手でカメラを固定する必要がいりませんから、構図を決めてシャッターを切るまでの間、気持ちの余裕が生まれます。この余裕によって、ファインダーに映る絵をじっくり見れます。映った絵を見て、バランスを整え直し、また余分な部分を排除するよう、ハンドルを動かしての微調整が可能。この作業を繰り返すことで洗練されたより質の高い写真ができるのではないでしょうか。
もちろん手持ち撮影も大切。なにより機動性が抜群。昼間いろんなとこを撮るんだったらこれで十分でしょう。
要は使い分けが大切ですね。そういう使い分けがさくっとできるようになるまでには、まだまだ修行が必要です。