さて、この控室ドアに書かれているお名前、いったい誰でしょうか?
正解はこの方!!
元横綱朝青龍!!
そして、この朝青龍の控室がある場所はと言うと、熊本県玉名市のお寺の一室。
なぜ朝青龍がこんな場所にと不思議に思うかもしれませんが、実はこのお寺と朝青龍、深い関わりがあるんです。
このお寺、蓮華院誕生寺と言いまして、毎年11月初め、ちょうど相撲の九州場所前横綱をはじめ人気力士がここにやって来ます。その時横綱の土俵入りも行われます。以前だと若貴、今は白鵬ですかね。もちろん横綱として朝青龍も何度もこの寺に来ています。
そして今回、この蓮華院誕生寺に再建された南大門とその中に安置された四天王が完成し、その法要が先週土曜日におこなわれました。その来賓として招待されたのでしょう。白鵬は来ていませんが・・・ちなみに四天王の広目天は白鵬、多聞天は朝青龍をモデルにしているとのこと。
初めて朝青龍を見てみて・・・普通のおっちゃんでした。力士時代もそう大きいほうではなかった分、今の姿にあまり迫力を感じませんでした。それに最近はあまり相撲を見ないもんで。私が見ていた頃の力士は千代の富士、大乃国、北勝海の三横綱に加え旭富士、小錦、寺尾、逆鉾、水戸泉とかなり古い世代。いや~それにしても逆鉾のもろ差し、グイグイ押し出す腰つきが良かったです。
いや、別に朝青龍見たさに来たわけではありません。
この法要のイベントで稚児行列が行われるんです。それにうちの娘が出るということで、やって来た次第であります。そして、娘が着替える部屋の途中にこの控室があったんでそこをパシャリと。
稚児行列へ向け私一眼レフ、嫁さんビデオカメラと撮影担当分けもし、いざ本番。と勢いよく臨んだものの娘まで距離があり、キットレンズの18-105ミリズームレンズではなかなか寄れません。やはり70-300ミリ望遠ズームレンズの必要性を感じる一日となりました。もちろんそれに見合う腕も大切ですが・・・
しかし一眼レフを持ってきている方多いですね~。なぜか警察の方がペンタックスk-5持ってたり、華奢な感じのお母さんの右手にはニコンのD700。さながらちょっとした展示会でした。さらに圧巻は隣のおじいさんが使っていたキャノンの70-200ミリ2.8の白い大砲、さぞかしキレイにお孫さんが撮れたことでしょう。いつかは大口径レンズ、使ってみたいものです。