
156のパワポンの症状出しの為、alfaromeo 159 2.2 seleが代車で巡って
来ました。3日間のおつきあいでしたが、ちょっとしたインプレを。
結論としては、まったく156とは異なる性格の車です。
すごく良く出来た車で、剛性感もしっかりとしていて、走りだけを言えば高級です。
車体はひとまわりは大きく、しかしよく躾が出来ていて、大きさを感じません。
高速道路を走るとコーナーではしっかりと足が働き、ピシッとした印象であり、
この車の悪い所を探すほうが難かしいです。
あらゆる意味で、156の不完全な所を全て修正して、どうぞいいでしょう?
といった所でしょうか。
但し、まったく僕は好きになれません。
これは、アルファロメオを乗り継いで来た人に言える事だと思います。
あらゆるベクトルが、アルファを望むオーナーと違う方向を向いた車です。
しかし、以前、164、166を走らせる機会が何度かあったのですが、
正直、それによく似た感じがします。
どっしりとした走行安定性、重量とエンジンパワーのバランス。
曲がりの上質感。これはドライバーズカーではあるが、ファンツードライブ
を求める車ではないと思います。
156の後継と言うから、違和感が激しくあるからであり、166の後継と
言われれば、ドンピシャであると言えます。
エンジンがどうとか、こうとか言うつもりもないし、これなら普通のATで
欲しい一台だと言えます。
ゆっくりと長距離を流したり、よく出来たデザインの大きな車体を操り、
たまにそれなりに走りたい。しかも、アルファだけど安心して走りたい。
そんな人にぴったりな車だと思います。
そこでわかっていた事ですが、156や155世代のアルファというのは、過剰
な演出を、そのハンドリングや、バランスで作りあげているという事。
それはある意味、不完全な物であり、例えば排気音ではなく、エンジン音が
室内に鳴り響く事からも、それを好しとするオーナーがいるのも、このメーカー
独特のものといえます。
それらを消し去り、上質な乗り味を作り込んで、まともなミドルレンジを作る
という事は、166ラインで出来なかった技術向上がそこでなされたという感じです。
日本車や、他の欧州車からの乗換組の方には、最適なのかもしれません。
156は、ある意味で、その不完全さをメーカーの味だと許容出来る時代遅れさが
最高と思える方限定となるとおもいます。
価格的には、156の後継はGTのラインがしっくりくる気がします。
逆に、GTが、145からはじまるラインのクーペ版だと言われる事にも違和感を
感じます。
未来のアルファロメオ像は、他社の部品を流用したとしても、アルファであると
いう血の濃さを残す車である事は、159でも感じ取れるものです。
それは何よりも、エクステリアの先進的デザインにつきると思います。
私は156のデザインは後退であり、先進ではなかったと感じていたので、
そのアイデンティティーの継承として、もっともアルファらしいデザインセンスが
感じ取れるのも、159かと思います。
個人的には、内装の高級感がもうすこし、それらしくあれば。
日本では気を使いすぎて走りたくもなくなる、TIのエアロがかっこいいけどどうに
かなれば。段差でこすりすぎます。
そうなれば、もう少し年齢がいったら、欲しい一台になるといえます。
まぁ、価格的にもそういう層を意識した物ではないかといえます。
Posted at 2011/02/06 03:08:29 | |
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