自家製ウッド調塗装その１（仕上塗装前まで）

自家製ウッド調塗装（スプラッシュ編）について、ご質問ありました塗装方法について、息子のエルグランドのインパネ塗装をしましたのでご紹介します。まず、仕上げまでの工程で、使用する塗料、道具をご紹介します。私の経験からのご紹介ですので正しい方法とは限りませんのでよろしくお願いします。

まず、塗装前の下準備ですが、パネルを慎重に取り外し、塗ってはいけない部分をトコトンばらします。どうしてもバラスことができない部分は、マスキングします。ツルツルになるまで、ペーパーをかけ、プラスチックプライマーを塗ります。完全に乾くまで、じっと我慢です。

完全にプライマーが乾きましたら、イエローを塗っていきますが、ここで注意して頂きたいのが、どんなに安い塗料でもかまいませんが、ラッカー塗料を塗ることです。何でかは、よくわかりませんが、アクリル塗料を塗ると後の木目塗装ができません。必ず、ラッカー塗料を塗ってください。薄く、薄く塗り重ね、私は、三度塗りをしました。

ここでも、完全にイエロー塗装が乾くまでじっと我慢です。焦りは厳禁です。完全に乾いたら、ペーパーで軽く、軽くこすります。角や出っ張り部分は、特に気をつけて、優しく、優しく下地が出ないように擦ります。もし、下地が出た時は、慌てることはありません。再度イエローを塗ってください。

これからがウッド調塗装の始まりです。まず塗料ですが、長年使いこんだ１００円均一で仕入れた、パレットにタミヤカラー（Ｘ－９：ブラウン、ＸＦ－９：ハルレッド、Ｘ－１：ブラック、ＸＦ－６８：ＮＯＴＯブラウン）を1/3、リンレイ水抜き一発を2/3、ＣＤクリーナー（界面活性剤）を少々（３から５滴）を入れます。大きな目のスポンジに割りばしをつけた筆で、ポンポンと塗っていきます。ＮＡＴＯブラウンを主に各色を各スポンジ筆でポンポンと塗っていきます。最後のポイントでブラックを少し付けるといい感じになります。

センターパネルの塗装後です。

ドアのパワーウインドパネルの塗装後です。ここまで出来れば、出来たも同然です。後日、自家製ウッド調塗装その２（仕上塗装）を掲載します。是非、挑戦してください。ここまでの費用は、スプラッシュに準備した物ですべて賄えましたので、０円ですが、最初からですと、１５００円程度と思います。