
この記事は、
や総研4 水温について書いています。
現在、グリル塞ぎの効果測定中につき、私は暖房オンにできない状況でして、や総研さんの研究成果に他力本願の状況です(^^;
今のところわかったことは、エコモードとノーマルモード、さらにはシートヒータのオンオフで、暖房のためにエンジンが自動で始動する条件が変わるということです。
エコモードの方がよりエンジンがかかりにくくなっているようですが、当然暖房の効きが悪くなりますので、車内の人間が寒さに耐えられず、設定温度をあげたり風量を上げたりということで、実は思ったほど省エネにならないかもしれません。
よって、結局は「人間の耐寒力が燃費を左右する」と思います(^^;
なお、プリウス20型では、エンジン冷却水の温度が63℃まで低下すると自動でエンジン始動し、65℃で停止という制御になっています(うろ覚えです。間違っていたら指摘ください)。
ただし、車外と車内の気温差が少なかったり、暖房の設定温度と車内の温度の差が小さいときは、暖房要求が小さいので水温が低くなってもエンジン始動しません。
(おまけ)
プリウス20型においては、暖房時の強制エンジンオフのテクとして、EVモードボタンを利用する、とい変態技があります。おかげで私のプリウスは、EVモードボタンの押しすぎで、ボタンや周囲のパネルが傷だらけ、塗装剥げだらけということに(^^ゞ
その変態技とは、暖房でのエンジンオン中、EVモードボタンを押して、停車/滑空/モーター走行/減速中に強制エンジンオフをさせるものです。タイヤの駆動力が必要なときのみエンジンを回転させ、燃費悪化を最低限に抑えます。
しかし、プリウス30型やCTでは、常時低BLで走行していることが多いので、EVモードボタンが働かない状況がほとんどです。そして、水温が65℃以下の場合、EVモードは35km/hで自動解除されてしまうため、暖房の省エネ技として実用的とは言えないでしょう。
「暖房中の制御」シリーズは、当面、私が実験することはないかもしれません。
長い目で見てくださいませ m(__)m
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Posted at 2011/12/14 22:03:31 | |
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CT200h TNP講座 | 日記