うちの末っ子長男、高校中退してニートしてました。
そこそこいい高校だったので、ニートと話すともったいないと言われてきましたが、通学できなかったんだからしょうがない(-_-;)
今の時代、不登校がすごく増えてますが、私の友人・知り合いの子供の例では、意外にも引きこもって暗くしているわけではなく、友人たちと遊びに行くことはできるんです。
恥ずかしくて顔を見せられない状況のはずなのにと大人は思うのですが、本人たちはそうでもないみたい。
鬱になるほど追い込まれている状況に見えないので、親としてはかなり腹立たしいと思うことが多々ありました。
ニートからの脱出法のひとつとしては、友人の子供たちは、ワーキングホリディという形態の海外留学でした。息子もいつかはそうすると言っていたのですが、なかなか腰が重くて自分からは手続きすらしませんでした。
が、ニート生活が2年を超えそうなとき、親の方でお膳立て。
フィリピンでの英会話学校がマンツーマンの割には安くて良いということで、まずは半年。
台風被害で学校&寮が停電で1~2週間冷房が効かず地獄だったこと。
そして、デング熱にも感染して入院したりと、苦難はありましたが、将来の夢も抱くようになっていました。
フィリピンでの半年のカリキュラムの後は、日本に帰国するや1か月もたたずにカナダの語学学校へまた半年。
それも終えて、次はアメリカ。2年のカレッジ後、4年制の大学に途中編入したいんだとか。
入学先からアパートから何から何まで自分で決めて、昨日、旅立っていきました。
ホームステイは食事がまずく、ルームシェアはトラブルが多いというので、今回はアパートを許可しました(ありえないくらい高いですが)。
電化製品装備でもベッドと布団がないので、現地で調達&配達されるまでは寝床もない有様(^^;)
これからの生活、本人は意気揚々に違いないですが、彼の学費・生活費で、私は毎月大赤字でございます(T_T)
長女が以前、1年だけ留学していたときは年間300万ほどでしたが、今は為替が1.5倍。そしてこれから4年。
うぎゃーであります。
まあ、一生ニートになっていたリスクもあったわけで、むしろ立派になって将来恩返ししてもらえるものと、期待しておきます。
本人はもはや米国での永住を計画しているようで、あてにならないかもしれませんが(・_・;)
がんばれ、息子よ。
ただし、親への恩返しも忘れるなよ(`・д´・ ;)
Posted at 2014/12/16 23:32:23 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記