13年間の一人親方形態での仕事に終止符を打ち、履歴書持参で面接なんぞしてGW明けから一社員として仕事を始めてます。
同業の電気工事ではあるものの、嫌いで今までほぼ避けていたマンション新築を主とする会社で、最初の二週間はストレスで後頭神経痛に悩まされ、ストレス解消に新緑の下で歩いてこようと5月21日に山梨県へと出かけてきました。
山梨県とくればやはり水車公園。

今回は撮影途中で邪魔が入り、落ち着いて撮れなかった・・・

水田も田植え直後に期待したけど、ちょっぴり早かった…

広域農道を少し走り
尾白川渓谷駐車場に到着。駐車場拡張工事中でしたが、
無事真新しい舗装のスペースに駐車できました。

トイレを済ませ身支度をして、登山届を書いてスタート!
ちょっとだけ舗装林道を歩いて吊り橋から渓谷道です。

橋からは済んだ「南アルプスの天然水」の尾白川の流れで初っ端から癒されます。

途中で撤退した2012年1月以来の眺め

フルコース歩くのは2008年5月以来の4度目。
まずは橋を渡ってすぐの千ヶ淵へ。
お手軽にサンダルで来れるのはここまでです。

奥の滝は残念ながらほとんど見えません。
観光客が多く居て、やんちゃできないので、もうちょっと良く見えるかチャレンジしてみるのは
次回以降に持ち越しです。
前途の通り、ここからの渓谷道は滑落の死亡事故が多数発生しているので、お気軽観光客はここまで。
基本的に渓谷を見下ろす形の道なので、高度稼ぎが何度もあります。
一か月以上仕事が無く5キロ以上体重を増やしてしまった身としてはかなりキツイ・・・
渓谷道最初の見どころは名も無き二股の滝

脇の巨岩には大きなハチの巣が・・・

渓谷道入り口には「ハチに注意」との立て看板が以前からありますが、以前の訪問時も今回も幸いにハチに遭遇することはありませんでした。
この巨岩はここを地元とするハチには良い巣作り場のようで、毎度違うハチの巣が写真に納まってます。
そのすぐ上流側にはまた大きな淵を湛えた無名滝。

下の写真は前出の巨岩脇の二股の滝の落ち口
前回の雪道での渓谷道歩きはここでギブアップして引き返してましたので、ここから先は05年5月以来って事になります。(08年5月は渓谷道通行止めで普段下りに使用する尾根道ルートで往復した為、ここは通ってない。)
続いての見どころは旭滝。

過去2回は、この写真のとこまでしか行かず、「何、ぜんぜん見えないじゃん!音だけ!」
ってな滝でしたが、今回は滑りそうな岩床に注意しながら前進♪
↓これを旭滝とする人も居るけど・・・

その淵

で、初めて見た旭滝♪
前出の淵の下流側には巨岩の袂に真っ白な花崗岩ビーチ

エメラルドグリーンの淵とのコントラストにとても癒されます♪
この旭滝、渓谷道から外れて滝に向かって直ぐのところにこんな落とし穴があります。

疲れから集中力が欠如してたり、仲間と談笑しながら後ろや横を向きながら歩いていると落下する可能性があり、とても危険。
続いては百合ヶ淵

とっても綺麗だけど、木々の間から高所から見下ろすだけなので写真的にはイマイチ。
この近辺も滑落事故の注意看板が林立しています。
その後は木の根っこに摑まったりしながら登って尾根を歩き

再び木の根っこな登り

で、ようやくと到着の「神蛇(じんじゃ)の滝」
踏み板を通って岩の割れ目を越えて、岩の先っちょに立たないとよく見えません。
高所恐怖症な人には無理かも。

誰も居ないので岩の先っちょに腰かけて足をブラブラ♪

160センチ代後半の背でなんとか3段見える。
道に戻って少し歩くと一番下の4段目が見えるけど写真は無し。
強者は下まで降りて4段目の滝壺まで行くようだが、恐ろしくてとてもじゃないけど自分には無理。
この神蛇の滝から道は二股に分かれます。
右へ行けば(すごくわかりづらい)終点の不動滝。
左が下山道である尾根道ルート。
つまりはここまでの渓谷道は基本的に一方通行です。
もちろん、終点の不動滝を目指して右へと舵を取ります。
新緑がメッチャ気持ちイイ
途中、登山道が大きく崩落してる!

マジ?どうすっか?
でも少し上方へと迂回する形で踏み跡があるので注意して辿り、無事クリア。
帰宅してから調べてみると、神蛇の滝から不動滝へは通行止めと情報が挙がってた。
でも現地にはそんな看板も何もなかったと思うなぁ・・・
しばらく歩き続けるとようやくと終点の吊り橋が目に入る。

そしてその先には不動滝

着いた~!
周りは巨岩だらけ

ホントに滝に近づくには写真の下の方に写るロープで巨岩に登るしかない。
最後のアトラクションに胸躍ります(笑)
ロープを登り切って
滝壺を見るには更に前に立ちはだかる巨岩の横からヒョイと顔を出して見るしかありません。
レンズが飛沫だらけにならないよう一撃離脱方式での撮影です♪

飛沫だらけで火照った体を冷やして気持ちイイ♪
間もなく若者たちが来たので記念写真を撮ってあげて最前列は譲ってロープで岩を降り、
後方の岩で滝音を聴きながら寝そべっておにぎりを頬張る。
気持ちイイなぁ~
さて、そろそろ戻りますかね。
と吊り橋を渡り始めると左膝の上に違和感が・・・
これはヤバい、と渡り切って橋の基礎に腰かけて脚をブラブラさせてマッサージ。
なんとか無事帰らせてくれ~、と来た道を戻る。
神蛇の滝が往路の時よりも光線状態が良くなってるはずなので、再度立ち寄る。

この時は人が居たので一枚撮影しただけでさっさと下山道である尾根道ルートへ進んだ。
半分くらい下ったところで来ましたよ、やっぱり。
違和感感じたところが攣りました。
いやぁ、脚が攣ったのはホント久しぶりで痛いのなんのって。
しばらく立ちマッサージ、少し落ち着いたら腰かけれる場所まで移動して再びマッサージ。
なんとか治まったので再び移動開始。
その後は順調に下っていき、間もなく甲斐駒の黒戸尾根登山道とぶつかっていよいよ最終区間の下り。
無事スタートの吊り橋まで戻り、駐車場までは舗装林道をラストスパート。
3月以来の山歩き、どころかこの40日ほどほぼほぼ歩かない生活を送り、体重5キロ以上増えた状態、脚は攣るわ、EOS-M中心にiPhone、GoProとカメラをとっかえひっかえ撮影してたので、4時間想定のところを5時間かけてしまった。
ちょっとイマイチなお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べて、須玉から中央道で帰りを急ぎます。
勝沼からの登りであまりのペースの遅さにイラッときて誰も使ってない登坂車線を駆け上がる。
トンネル手前で右へ右へと車線を戻しトンネル入り口が見えた瞬間でした、
坂の下から上までの間に6-5-4-5-4-3とシフトチェンジをしてたらハイ、また左足が攣りました!
トンネル手前のバス停に直行です。
長い事クルマ停めてマッサージ。この時の痛みは歩いてた時よりも酷かった・・・。
クラッチ交換して軽くなってから初めて左脚攣った。
運動不足はホントいけませんなぁ・・・
そんなことしてるうちに先の渋滞はどんどん酷くなってきてて、上野原で降りて下道で帰りましたが、
その後脚は攣ることなく近所で洗車して無事帰りました。
10年くらい愛用した登山靴、Danner Light ll のアウターソールが剥がれ始めたので、
金は無いけど、三足目のDanner、Danner Mountain 600という靴を買いました。
欲しい色が国内正規で出てないので、国内正規モノよりも1万円弱高い金払って個人輸入です。
来週前半には届くようなので、楽しみ楽しみ♪
今週末は日曜にCobraで千葉県長柄町で行われる「アメ車ワールド・アメ車オーナーミーティング&A~Cars AmeJam」にエントリーします。
単独参加で暇そうなので、遊びに来たら声でもかけてやってください♪