イムジン河臨津江 朝: 림진강(リムジンガン) 韓: 임진강(イムジンガン)は朝鮮民主主義人民共和国
「北朝鮮」の楽曲。
朝鮮民主主義人民共和国では「リムジンガン」と発音するが、
日本では韓国語の発音に由来する「イムジン河」の表記を用いることが一般的である。
臨津江
韓国語ハングル表記:임진강 〔イムジンガン〕
朝鮮語チョソングル表記:림진강〔リムジンガン〕
朝鮮半島中部の山岳部に源を発して黄海に注ぐ川。
全長273km、流域面積8,138㎢
ザ・フォーク・クルセダーズ「イムジン河」
日本語詞のついた「イムジン河」のうち、最もよく知られているのが
1968年前後にザ・フォーク・クルセダーズが歌ったものである。
臨津江 (リムジン江) で分断された朝鮮半島についての曲
主人公は臨津江を渡って南に飛んでいく鳥を見ながら
なぜ南の故郷へ帰れないのか
誰が祖国を分断したのかを鳥に問いかけ
故郷への想いを募らせる内容である。
もともとは、のちにフォーク・クルセダーズやサディスティック・ミカ・バンドの作詞を担当することになる松山猛が、
京都での中学時代に、松山の中学との喧嘩に明け暮れていた
京都朝鮮中高級学校の学生たちにサッカーの試合を申し込もうと
朝鮮学校を訪れたとき、この曲を耳にしたことがきっかけだった。
松山はトランペットの練習を九条大橋でよく行っており、
同じ場所にサックスの練習に来ていた朝鮮学校の文光珠と親しくなり、
メロディと歌詞を教わり、松山は彼から、歌の1番の歌詞と日本語訳が書かれた
彼の姉が書いてくれたものと 朝日辞典を渡された。
後年、松山はフォーク・クルセダーズ(当時はまだアマチュア)
メンバーと知り合いになり、加藤和彦に口頭でメロディを伝えた。
それを加藤が採譜したものがこの曲であり
原曲の「臨津江」とは全く成り立ちが異なる。
教わった1番だけでは歌うのに短すぎるため
松山は2番と3番の歌詞を付け加えた。
それまでコミカルな曲を持ち味としてきたフォーク・クルセダーズだが、初演では聴衆から大きな拍手が沸いたという。
服装が時代を感じさせて懐かしい( ^ω^)・・・
Posted at 2022/01/30 18:37:36 | |
フォークソング系 | 日記