スニーキングみっしょん

この前の日曜日(2/19)の日記です・
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出遅れた

空を見上げて思ったのはその一言
こんな快晴の日に
地上でチンタラ所用なんてやってられっか

翔ぶぞ！

急ぎ暖気を始める

散髪 買い物 その他所用
すべてキャンセルしての
出来心ツーリングである

コウジさんがドラゴンに行っているようなので
合流を視野に入れて…

目的はカツ丼であるが
ドラゴンかみき寿司…
目標が定まっていない
とりあえずアッチへ走ろう

久々に通る444は相変わらず船舶(クルマ)が多い
おれ様は戦闘機乗り
時代遅れのファントムだが兵装１つで精密爆撃から対空戦闘、強行偵察までこなす
言わば初代マルチロール機

出発当初
速度カテゴリーAスロー等と気合いを入れ
久々にソロでかっ飛ぶつもりだったが
はなからスローペース
そんな気になれない

老いたな…

それでも充分に楽しい青空のツーリング

途中信号待ちで後ろに着けてくるバイク

ブルーラインのサンダーエース
こりゃヤベぇ
バトルするつもりは更々無いんでサッサと抜いて貰う。
だがこのサンダーエース…さほどカッ飛ぶ様子もなくする～っと少しずつスリ抜けしていく。おれ様は信号抜け程度だから徐々に差が開くが信号でまた追い付く。
そんなやりとりで鹿島を抜ける
オレンジ海道に入ろうか海沿いを走ろうか迷ったがオレンジに決定…右に曲がる決断をする

すると前を走るサンダーエースも…オレンジに曲がる。
悪いな兄ちゃん
おれ様はオレンジじゃ下と違う走りに切り替えるからよ…
一気にアクセルを握り込み
前を走るブルーラインを抜きにかかる…
…と…同時に「奴」も加速を始める。
抜刀していなかったのは向こうも同じであったか…

ニヤリ

メットの中で１人ほくそ笑む
おそらく…奴も…

マフラーは
ゴロアアア
から
ゴバアアアアアア！
こんこん
コアァァァン！

と唸り声に替わる

面白いじゃないか

性能的には雲泥の差である
奴はおれ様を振り切ろうと思えばいつでも出来たハズ…
加速にもコーナリングフォームにも
まだ余裕が見て取れた。

クルマに挟まれておれ様が出遅れても
次のコーナーや直線で追い付ける

待ってくれているのだ

「ヤバいこのサンダーエースの後ろ…走りやすい」
このサンダーエースは速度上限を「ぬゆわ」以上出さないと決めているらしい。
紳士だな…

しばらく排気音での会話が続く

だが堤防道路を走るおれ様は途中退場を余儀無くされる

２回パッシングしてウィンカーを左に…
挨拶代わりに手をあげる

気づいてくれたか？
また会おう久留米ナンバーの青い流れ星…

オレンジ海道から堤防道路に繋がる一番近い抜け道を調査して諫早湾を渡る

ふあわ

それでも長い…ZZRであったらいかほどのものか

さほど時間もない
寒いのを覚悟して雲仙越えに挑む
凍結の様子もなく、２時を回ってみき寿司到着
やはり準備中の看板
諦めて帰ろうとした時
今閉めたばっかりでまだ中に居ますからどうぞ…と声を掛けられる
ありがたい
最初は遠慮したが店の人に施され、部屋に入る。
当然「カツ丼」である。

美味い…

この前よりご飯がホクホクでカツもジューシーな気がする
今日のが美味い！

昨年のオープンカーツーリングの時のお礼も伝えて
店を出る
前回の逆走だが前回はロードスターでナビ頼りだった為、道はうろ覚えである。
だがそれも楽しみの１つである。
道は、間違っても良いのだ。
新たな開拓の工程に迷いを楽しむ。

ほどなく有明フェリーに到着。二輪の先着３ありと認む。
その中にCBRに迷彩ジャケット確認。コウジ氏である。

計算通り。合流してカモメと戯れ対岸の荒尾へ…
僅かな時間でも船を使うとツーリングに違った趣を与える。
そのまま帰路につく。

入院している知人のお見舞いに行き
カレーを食って帰る。

すっかり夜も深まった。
真冬のツーリングで夜まで走るのは稀だ。
走り仲間がいるとこうも変わるものか。
仲間が居ると言う事は実にありがたい事だ。


バイク万歳


充実したツーリングだった。
トラブルもなく。素晴らしい旅だった。
カレーを食べて満足感に浸りながら店をでる
コウジ氏に手をあげ
「お疲れ！また！」

ヴォンヴォン！ボン！
プスンプスン・ストン・
「あらぁ～！忞」

ヘルメットの中で叫ぶおれ様の悲鳴がコウジ氏に聞こえたかどうかは定かではない…・




○本日のエンスト実績

何気に２回…(-言-;)