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ギジェの愛車 [スバル インプレッサスポーツワゴン]

整備手帳

作業日:2011年4月10日

本牛革製 スポーティハンドルカバー

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 6時間以内
1
この商品は、ハンドルカバーのステッチに糸を引っ掛けて編み上げていくのが特徴です。


GG2インプ1.5iのハンドル径はほとんど38cm。
ギリ、SサイズでOKかなぁと思ってSサイズを購入。


諸事情あって、ネット通販で購入してから1ヶ月くらい寝かしてからの取り付けです。
2
最初にハンドルに被せるとこんな感じになりました。

この状態に持っていくまでに結構力が要りました。

ハンドル外側はパッツンパッツンです。


一方、ハンドルの内側にあたる部分はダボダボ感満載です。


この時点で慎重に位置決めします。

左右どちらかに傾いてるな と思ったら、

一旦外してから着けなおします。
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3本スポークの場合、下方スポークのすぐ左側から時計回りに編み上げていきます。

最初から強く締め上げようとするとうまくいきません。

 1)スポーク部分を処理するにはある程度余裕がないと作業できません
 2)一気に引っ張ると付属の糸が切れる場合があります(私もやりました)
   →後でやる締め上げで少しずつ引っ張ります

写真、ちょっとピンボケになってたので、ちょっと書き込みましたが、

最初はこのくらいスキマを開けて作業しました。


もう少し緩めで作業しても問題ありません。



あと、針を通すときにステッチをくぐらさずに、

ステッチを貫通させてしまうことがあるので注意しましょう。

そんなバカな と思うかもしれませんが、

ステッチと革がほぼ密着しているのでよくやってしまいます。


特に、向こう側(ハンドルの裏側)のステッチに通す時が要注意です。
4
スポークに隣接しないところは、単純に糸を外側からひっかけていくだけなんですけど、

スポークの前後は相当手間がかかります。

写真のようにステッチの内側と外側に糸をかけなければなりません。

写真のような感じで、革をぐっと外側にひねって、無理やり針を通します。

先に締め上げてしまうと、

この「無理やり開く」ということができなくなってしまいます。


★この写真はこの位置で内側に通していますが、
  実際にはやりなおしてもう1つスポーク寄りで内側に通しました。

手前はまだなんとかなりますが、

スポークの向こう側(裏側)の処理がめちゃめちゃ大変です。

写真の撮りようがありませんでした...。
5
説明書には、半分くらい編み上げたら目打ちで締め上げるように書いてあります。

でも、私は1/4ずつくらいで締め上げました。

最初のスポーク処理が終わった辺りですね。


右利きの人が時計回りに作業する場合は、

常に糸を手前に引っ張るようにして締め上げると良いです。

両手で作業しているので写真撮れないのですが、

コツを伝えたくて絵を描いてみました。


締め上げが進んでいったら、

ハンドルを切って作業している部分がなるべく下になるようにします。


据え切り(クルマが静止した状態でハンドルを切ること)は、

パワステに負担がかかるのでやめましょう。
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で、締め上げるとこんな感じになりました。

GG2インプ1.5iの場合、結構締め上げてカバー幅103mmで隙間無くなる程度です。

ぴったり隙間が無くなる感じなので、糸のジグザグの距離が結構あります。
(少し重なるくらいだと、ジグザグの距離が短くなり、糸の消費も少なくて済みます)

うちのクルマの場合、

半分くらい縫い上げたときに、残りの糸がどう考えても足りないと思い、

断腸の思いで糸を全部とっぱらいました。(涙)


手芸用品屋さんに行って、代わりの糸を探しました。

引っ張りに強いものでないといけないので、

ポリエステル製のものを選びました。

元のシルバー糸よりは少し太く、且つちょっと腰がある感じのものです。

長さは、元の糸が約3.5mに対して、余裕もって5mにしました。

(説明書上は他の糸は使ってくれるな と。まぁ自己責任で)
7
最大の難関は、糸の最後の処理です。

最後の箇所は下方スポークの裏を通して出発点付近で結ぶ必要があるのですが、

これがやってみるとマジで大変です。


他のスポーク処理は糸が多少緩んだ状態で処理できるのですが、

最後の部分は全周の糸をきっちり締め上げた状態で、

尚且つスポークの裏を通す(内側ステッチをくぐらせる) という、

ほとんど職人技が必要になります。


「そんなん無理やし...」と途方にくれながら、

しばらく試行錯誤してなんとか縛り上げることができました。

スポーク裏から斜めに出てきているのが最後の部分です。


多少長めに糸を残してカットし、

残った糸を目打ちでハンドルカバーの内側に押し込んで完成です!


5mの糸は、1mくらい余りました。
8
■2011.4.16写真入れ替え、一部コメント差し替えました■

完成画像です。


スポーク部分の固定用に100円ショップで

両面テープも購入していたのですが、

使わないで済みました。

スポーク前後の内側ステッチを通す工程は、

非常に面倒でイライラしますが、

スポークに重なって編み上げない部分をスポークに密着させる効果があるように思います。

私としては、端折らないで内側ステッチに通すことをお勧めします。


100円ショップといえば、目打ちも100円ショップで購入したのですが、

力入れて作業していたらすぐに分解してしまいました。

で、糸買うのと合わせてちゃんとした(?)目打ちを買いました。

(糸よりも目打ちの方が高かったです...)


あと、ハンドルの2時、10時の方向にハンドル内側に膨らみがあるのですが、

そこだけはさすがに隙間ができました。

でも、思ったほど気になりません。



糸買いなおしてからざっと4時間の作業でした。

付属糸での作業も合わせると、

7時間くらい両手にマメ作りながら格闘しましたが、

結果的には納得のいく仕上がりになりました。

また、愛着が増しました。


革は全体的にパンチング加工されていて、

手触りも非常に満足です。


サバサバした性格の方なら、

もっとサクサク終わっちゃうかもしれません。


妥協を許さない方なら、

1日この作業に捧げるつもりでやった方が良いでしょう。


いずれにしても、時間にも気持ちにも余裕がある時に作業するようにしてください。

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この記事へのコメント

2011年4月12日 12:24
連絡ありがとうございました。
非常に丁寧に説明されていて、仕上がりもうまくいっていますね。
スポークの処理もちゃんとやられていて感心しました。
私は、時間はかかったのですが、右側スポークの所がうまくいかず、後日そこまでほどいてやり直しました。
スポーク部は糸を後ろでまわしただけです。
左側スポークがそれでうまくいったので、手を抜きました。
やり直したおかげで何とか満足いくレベルにはなりました。
革の感触があまりに良かったのでDで本革シフトノブを購入し、取り付けてもらいました。
手抜きです。
それでは、また、よろしくお願いします。
コメントへの返答
2011年4月12日 23:29
コメントありがとうございます。

右側スポーク部分、やり直されたのですね。

うまくいったようで良かったです。

この商品、説明書通りにスポーク部分を処理する人って、絶対少ないと思います。

ただ、私は説明書に書いてある通りにやりたい性分でして...。

作業途中は、そんな自分の性格を恨んだりしました。
(とにかく手が痛くて...)


私もレザーのシフトノブをネット通販で発注しちゃいました。

今度は自分で付けても痛い思いしなくてすむでしょう。

シフトノブ、つけたらまたアップしますね。

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